稗粒腫を完全に防ぐことは難しいですが、次のような生活習慣(せいかつしゅうかん)が予防につながります。
まず知っておいてほしいこと:完全に防ぐのは難しい
稗粒腫は、皮ふの浅いところにできる小さな角質の袋のようなもので、顔、とくに目のまわりにできやすいのが特徴です。
原因は1つに決まっているわけではなく、角質が皮ふの中にたまること、皮ふへの刺激、外傷のあとなどが関係すると考えられています。
予防はできますが、100%完全に防ぐ方法がはっきり確立しているわけではありません。
予防でいちばん大事なのは「こすらないこと」
稗粒腫の予防でまず大切なのは、皮ふに余計な刺激を与えないことです。
特に目のまわりは皮膚がとても薄いため、ちょっとした摩擦でもダメージになりやすいです。
爪で引っかく、ゴシゴシ洗う、タオルで強くこするといった行為は避けたほうがよいでしょう。
「刺激を減らすこと」が予防の基本です。
洗顔は「しっかり」より「やさしく」が大事
やさしい洗顔料で、こすらず洗うほうがお肌には向いています。洗顔のコツは次のイメージです。
- たっぷり泡立てる
- 指で直接こすらず、泡をのせるように洗う
- ぬるま湯でやさしく流す
- タオルは押さえるように使う
爪で触る・引っかくのは避ける
爪で触る、引っかく、つまむ、押すといった行為は、お肌に小さな傷をつくる原因になり、それがきっかけになって稗粒腫ができることもあります。
「気になっても触らない」が基本です。
重すぎるスキンケアを見直す
油分の多いスキンケアや重いメイク製品が関係することがあるとされています。
とくに見直したいのは次のようなものです。
- かなりこってりしたアイクリーム
- 油分が多い下地やコンシーラー
- 落ちにくい厚いメイク
- 肌に合っていないスキンケア製品
角質ケア・保湿・紫外線対策
古い角質がたまりやすい状態を整えるために、ご自分の肌に合った角質ケア成分配合の製品を使うことも選択肢の一つですが、「少しずつ、やさしく、肌に合う範囲で」が基本です。
また、肌が乾燥するとバリア機能が弱くなり刺激が増えやすくなるため、やさしい保湿も予防の土台になります。
さらに、紫外線によるダメージを避けるための日焼け止めなどの対策も再発予防になります。
気になるなら皮膚科で相談するのがいちばん確実です!
予防をしても、できるときはできてしまいます。
無理に自分で何とかしようとせず、見た目が気になってストレスになる、数が増えてきたと感じる場合には、皮膚科で相談することが一番の近道です。
健康保険適用
当院は保険診療を主軸とした皮膚科クリニックです
当院の皮膚科診療実績:2025年度 年間延べ来院者数 19,763名
(集計期間:2025年1月〜12月 当院レセコンデータに基づく)
目の周りの気になる白いポツポツ(稗粒腫)は、皮膚科で適切に処置することですぐに安全に取り除くことができます。「これって本当に稗粒腫?」とお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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