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医療法人社団涼美会理事長
関口 知秀
過活動膀胱や頻尿などの一般泌尿器科診療をはじめ、性感染症(性病)検査・治療、前立腺疾患や泌尿器がんの早期発見まで幅広く対応。
患者様一人ひとりの症状や生活背景に寄り添い、丁寧な診察とわかりやすい説明を大切にしています。
新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日や夜間診療にも対応し、お忙しい方でも受診しやすい体制で質の高い医療を提供しています。
新宿・渋谷の泌尿器科 | れいわクリニック
Care & Treatment治療について
淋菌・淋病の症状でお悩みの方へ
「排尿時に痛みがある」「尿道から膿のような分泌物が出る」「陰部に違和感がある」といった症状はありませんか。
淋病(淋菌感染症)は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)という細菌によって起こる性感染症の一つで、日本でもみられる感染症です。特に男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎を引き起こすことがあり、強い症状が出る場合もあれば、軽い症状や無症状のこともあります。
そのため気付かないうちに感染が広がることもあり、特にのど(咽頭)への感染では自覚症状がないケースも少なくありません。放置すると精巣上体炎や骨盤内炎症性疾患などにつながる可能性もあるため、早期の検査と治療が大切です。
当院では淋菌感染症の検査を行い、症状や状況に応じた適切な治療をご提案しています。気になる症状がある方や感染の可能性がある方は、お気軽にご相談ください。
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かつては「りん病」「花柳病」などと呼ばれることもあり、古くから知られた病気のひとつです。現在でも国内外で感染報告が続いており、決して過去の病気ではありません。

淋病の原因は、淋菌という細菌です。この菌は、感染している人の粘膜(性器・口・肛門など)に存在し、粘膜同士が接触することで感染します。
コンドームを使用しない性行為(膣性交)が最も一般的な感染経路です。感染者と一度性行為をしただけでも感染することがあります。
オーラルセックス(フェラチオ・クンニリングスなど)によって、口や喉に感染するケースが増えています。咽頭淋菌は無症状のことが多く、知らないうちに感染を広げてしまうことがあります。
アナルセックスによって肛門や直腸に感染することもあります。
感染した分泌物が眼に触れることで感染することがあります。また、産道感染(出産時に母から子へ)によって新生児の眼に感染が起こる「新生児淋菌性結膜炎」もあります。
なお、淋菌は乾燥に弱く、空気感染や接触感染(便座・タオルなど)による感染はほとんど起こりません。感染経路は粘膜の直接接触が主体です。
感染してから症状が現れるまでの期間(潜伏期間)は、一般的に2〜7日程度で、長い場合は14日ほどかかることもあります。
他の性感染症と比べると比較的短く、感染後1〜2週間以内に何らかのサインが出ることが多いです。
ただし、女性や咽頭(のど)への感染では症状が出にくいことがあり、数週間〜数ヶ月にわたって気づかないまま過ごしてしまうケースもあります。
また、症状がないからといって感染していないわけではない点は、特に注意が必要です。
男性では症状が比較的わかりやすく現れることが多いです。最も特徴的な症状は、尿道からの膿性(黄色〜黄緑色)のおりものです。また、排尿時に強い灼熱感や痛みを感じることがあり、「排尿痛がひどくてトイレが怖い」と感じる方もいます。
尿道口(おしっこの出口)が赤く腫れたり、下着に膿がついて気づくことも珍しくありません。これらの症状は感染後2〜5日ほどで出現することが多く、放置すると精巣上体炎(副睾丸炎)などの合併症に進展するリスクがあります。
女性では症状が出にくいことが多く、感染していても自覚がないまま過ごしてしまうケースが少なくありません。症状が出る場合には、おりものの増加や性状の変化(黄色・膿性)、排尿時の不快感・痛み、不正出血などがみられることがあります。
また、子宮頸管に感染することが多く、感染が上行して子宮内膜炎や卵管炎などを引き起こすこともあります。腹痛や発熱を伴う場合は、骨盤内炎症性疾患(PID)に進行している可能性があるため、早めの受診が大切です。
のど(咽頭)への感染では、多くの場合は無症状ですが、のどの痛みや違和感、軽い発熱が現れることもあります。風邪の症状と区別がつきにくいため、オーラルセックスの経験がある方でのどに不調を感じる場合は、淋菌の検査も視野に入れましょう。
眼に感染した場合(淋菌性結膜炎)は、大量の膿性眼脂(めやに)、充血、目の痛みや腫れが現れます。放置すると角膜に障害が及ぶ可能性があり、速やかな治療が必要です。
肛門・直腸への感染では、肛門周囲の違和感・かゆみ・排便時の痛み、粘液性または膿性の分泌物がみられることがあります。こちらも無症状のケースが多く、定期的な検査が重要です。
全身症状としては、淋菌が血流に乗って広がる「播種性淋菌感染症(DGI)」が起こることがあります。発熱、関節痛、皮膚の発疹などが現れ、より重篤な状態になることがあります。
淋菌の検査方法は、感染している部位によって異なります。
男性の場合、尿道炎の症状がある場合には初尿(排尿し始めの尿)を使ったPCR検査が行われます。感度・特異度ともに高く、現在の標準的な検査方法のひとつです。
のど(咽頭)への感染が疑われる場合は、生理食塩水などでうがいをしたうがい液を採取してPCR検査を行います。症状がなくてもオーラルセックスの経験がある方には適した検査です。
尿道や子宮頸管などから綿棒で分泌物を採取してPCR検査や培養検査を行う方法もあります。特に培養検査は薬剤耐性の確認にも用いられます。女性の場合は婦人科的診察が必要になることもあります。
性感染症は、検査が有効になるまで一定の時間が必要になる場合もありますが、淋菌の場合は感染機会から1日2日後からの検査でも検出が可能です。
ただし、性感染症の多くは症状が出る前でも感染を広げる可能性があります。「症状がないから大丈夫」と判断せず、心当たりがあれば早めにクリニックに相談するようにしましょう。
淋病の治療には抗菌薬(抗生物質)が使用されます。現在、国内外のガイドラインで第一選択とされているのは、セフェム系の点滴または筋肉注射です。
症状が軽い場合や、点滴が苦手な方は、内服でも治療が可能です。
適切な治療を受ければ比較的早期に回復が期待できます。ただし、治療完了後も再感染のリスクはあるため、性行為の際のコンドーム使用など予防対策を継続することが大切です。
近年、淋菌の薬剤耐性(抗菌薬が効きにくい菌)が世界的に問題となっています。自己判断で市販薬を使用したり、処方された薬を途中でやめたりすることは耐性菌を生み出すリスクがあるため、必ず医師の指示に従って治療を完遂してください。
淋病(淋菌感染症)の検査・診療対応
排尿時の痛みや違和感、性器からの分泌物、のどの痛みなどの症状がある場合は、
淋病の可能性があります。
少しでも気になる症状があれば、自己判断せずお気軽にご相談ください。
早期の診断と治療で、安心につながります。
淋病の治療で自分が完治しても、パートナーが感染したままでいると、性行為によって再び感染してしまう「ピンポン感染」が起こります。
これを防ぐためには、パートナーも同時に検査・治療を受けることが非常に重要です。
「症状がないから大丈夫」とパートナーが思っていても、無症状の感染者は少なくありません。特に女性では感染に気づきにくいため、カップルで一緒に受診・検査・治療を受けることが再感染防止の最善策です。
パートナーへの告知は心理的にハードルを感じる方も多いですが、お互いの健康を守るためにとても大切なステップです。伝え方に不安がある場合は、クリニックのスタッフに相談してみてください。
淋菌感染症とクラミジア感染症は、しばしば同時に感染していることがあります(混合感染)。淋病と診断された方のうち、10〜40%がクラミジアにも同時感染しているという報告があります。
クラミジアも淋病と同じく性行為で感染し、特に女性では無症状のことが多い性感染症です。
両者は感染経路が重なっているため、淋病が判明した場合はクラミジアの検査も同時に行うことが推奨されます。クリニックによっては、セットで検査を提供しているところもあります。
治療薬も異なるため、両方に感染している場合は、それぞれの菌に対応した薬を使う必要があります。淋病の治療薬だけではクラミジアは治らない点に注意が必要です。
男性が淋病を放置すると、尿道炎から精巣上体炎(副睾丸炎)に進展するリスクがあります。
精巣上体炎になると、陰嚢の強い痛みや腫れ、発熱が現れ、場合によっては精子の通り道が炎症によって詰まり、不妊の原因となることもあります。
さらに重症化すると前立腺炎を引き起こす可能性も否定できません。慢性化した場合は治療が長期化することがあり、早期対応が重要です。
女性が淋病を放置すると、感染が子宮から卵管・腹膜へと広がり、骨盤内炎症性疾患(PID)を引き起こすことがあります。
治療を受けていない女性では、10〜20%がPIDに進展するとされており、強い腹痛や発熱をともない、入院治療が必要になることもあります。
また、卵管に炎症や瘢痕(ひきつれ)が生じると、将来的な不妊や子宮外妊娠のリスクが高まります。症状がないからといって放置していると、知らないうちに生殖機能にダメージが蓄積されてしまうのです。
淋病の最も有効な予防方法は、性行為の際にコンドームを正しく使用することです。ただし、コンドームは完全に感染を防ぐわけではなく(特に口や肛門への感染は防ぎにくい場合があります)、使用方法も重要です。
具体的な予防のポイントとしては、以下のことが挙げられます。
ワクチンによる予防は現時点では確立されていないため、行動面での予防が重要となります。
以下に当てはまる方は、症状の有無にかかわらず、早めにクリニックへの受診をおすすめします。
「自分には関係ない」と思っていても、淋病は誰にでも感染しうる病気です。症状がなくても不安に感じたときは、気軽にご相談ください。当クリニックでは、プライバシーに配慮しながら丁寧に対応しています。
自然に治ることはほとんどありません。放置すると症状の悪化や合併症につながるため、早めの治療が必要です。
あります。特に女性やのど(咽頭)への感染では無症状のことも多く、気づかないまま感染が広がる可能性があります。
一般的には2〜7日程度で症状が出ることが多いですが、最大で約2週間程度かかる場合もあります。
あります。オーラルセックスによりのど(咽頭)のみに感染することもあり、風邪のような症状または無症状のこともあります。
性行為から1〜2日以上(目安として3日程度)経過していれば検査が可能です。症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
多くの場合、抗菌薬の注射1回で治療が完了します。ただし感染部位や状態によって追加検査が必要になることもあります。
必要です。片方だけ治療すると再感染(ピンポン感染)のリスクがあるため、同時に検査・治療を行うことが重要です。
感染リスクは下がりますが、完全に防ぐことはできません。オーラルセックスなどでも感染する可能性があります。
男性では精巣上体炎、女性では骨盤内炎症性疾患(PID)などを起こし、不妊の原因になる可能性があります。
淋病は、淋菌による性感染症で、性行為を介して感染します。男性では症状が出やすい一方、女性やのどへの感染では無症状のことも多く、気づかないうちに感染を広げてしまうことがあります。
潜伏期間は2〜7日(最長14日程度)と比較的短く、早期に治療を受ければ完治できる病気です。
しかし放置すると不妊や合併症など深刻な問題につながるリスクがあります。治療にはパートナーと一緒に取り組むことが再感染を防ぐ鍵です。
近年は薬剤耐性菌の問題もあり、自己判断での対応は避け、必ず医療機関で正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。「少し気になる」という段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。
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