毛嚢炎
毛嚢炎は、毛穴に細菌が入り込んで炎症を起こしたものです。
原因菌の多くは黄色ブドウ球菌で、ムダ毛の処理を頻繁に行う人、糖尿病のある人、肥満の人、免疫の働きが落ちている人に起こりやすいと報告されています。
カミソリや毛抜きで処理したあとの細かい傷、汗や蒸れも引き金になります。1つずつは小さく、数日で自然に落ち着くこともあります。
粉瘤
粉瘤は、皮膚の表面をつくる細胞が内側に袋をつくり、そこに垢(ケラチン)がたまったものです。顔や首、背中に加えて、陰嚢や外陰部にもよくできます。
女性より男性に約2倍多く、20〜40代で目立ちます。皮脂のかたまりと説明されることがありますが、実際にたまっているのは垢であり、脂ではありません。
ニキビのあとや、けがで皮膚の一部が内側に入り込んだあとにできることもあります。
接触性皮膚炎
接触性皮膚炎は、生理用ナプキンやおむつ、下着の素材、石けん、除毛クリームなどの刺激やアレルギーで起こります。境界のはっきりしない赤みとかゆみが広がり、小さなブツブツが混じるのが典型的です。
性器ヘルペスは、ヘルペスウイルスの感染によって、小さな水ぶくれや浅い潰瘍ができます。痛みが強く、初めての感染では症状が重く出やすい一方、再発時は軽く短くすむ傾向があります。
疲れや発熱、ストレスがきっかけになることも知られています。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因のイボです。原因の約9割は6型と11型で、この2つは悪性化する危険性が低いタイプに分類されています。
痛みやかゆみが乏しいため、増えてから気づく人も多くいます。感染は皮膚と皮膚の接触で起こるため、コンドームを使っていても完全には防げません。
原因となる6型と11型は、HPVワクチンが対象としているタイプでもあります。
梅毒
梅毒では、細菌が入った場所に硬いしこりができ、やがて中央が崩れて潰瘍になります。痛みがないため気づかれにくく、女性では見えない位置にできることもあります。
このほか、女性ではバルトリン腺のう胞、男性では脂肪のかたまりやリンパ節の腫れなども、しこりとして触れることがあります。