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医療法人社団涼美会 理事長
新宿・渋谷の泌尿器科 | れいわクリニック
Care & Treatment治療について
夜間頻尿でお悩みの方へ
「夜中に何度もトイレで目が覚める」「一度起きると眠れない」とお悩みではありませんか。夜間頻尿は加齢だけでなく、前立腺肥大症や過活動膀胱、睡眠時無呼吸症候群などが原因となることがあります。原因に応じた治療や生活習慣の見直しによって改善が期待できますので、お気軽にご相談ください。
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夜間頻尿とは、夜間に排尿のために1回以上、目が覚めてしまう状態のことをいいます。国際禁制学会(ICS)の定義では、「睡眠中に排尿のために1回以上起きる」ことを夜間頻尿と定めています。
「1回くらいなら普通では?」と思うかもしれませんが、年齢によっても評価は異なります。
夜間頻尿は下部尿路症状のなかで男女を問わず最も頻度が高い症状のひとつとされており(日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会「夜間頻尿診療ガイドライン第2版」)、2回以上になると日常生活への支障が明確になってくる方が多いとされています。
加齢とともに腎臓が夜間に尿を濃縮する機能が低下したり、膀胱の容量が減少したりすることで、夜のトイレ回数は増えやすくなります。「年のせい」と片付けずに、背景にある原因を探ることが大切です。
頻尿というと昼夜を問わず「トイレが近い」というイメージがありますが、夜間頻尿は昼間の頻尿とは性質が異なります。
昼間の頻尿は、過活動膀胱や膀胱炎などで膀胱が刺激されやすくなっている場合に多く見られます。一方、夜間頻尿の主な原因は「夜間の尿量が多すぎる(夜間多尿)」であることが大きな特徴です。
夜間多尿とは、24時間の総尿量のうち、夜間(就寝中)の尿量が33%以上を占める状態です(高齢者の基準)。
体内で水分を調節するホルモン(抗利尿ホルモン:ADH)の分泌が加齢とともに低下することで、夜間に尿が多く作られるようになります。
日本人の夜間頻尿患者を対象にした多施設研究では、夜間多尿の有病率は67.4%にのぼることが報告されており、夜間頻尿の主因として無視できません。
このため夜間頻尿の治療では、単に「膀胱の問題」だけでなく「尿の産生量」にも目を向ける必要があります。
夜間頻尿の中心的な症状は「夜中に排尿のために目が覚めること」ですが、それに伴うさまざまなつらさも見逃せません。
夜間頻尿の原因は大きく3つに分けられます。複数が重なっているケースも少なくありません。
最も多い原因です。抗利尿ホルモン(ADH)の分泌低下、心不全や腎機能低下による体内への水分貯留、夕方以降の過剰な水分・塩分摂取、足のむくみ(夕方にたまった水分が就寝後に尿になる)などが関係します。
高血圧や糖尿病なども夜間多尿を引き起こす要因として知られています。
膀胱が少量の尿でも「満杯」と感じてしまう状態です。過活動膀胱、膀胱炎、間質性膀胱炎、前立腺肥大症(男性)、骨盤臓器脱(女性)などが原因となります。
睡眠が浅いために、わずかな尿意でも目が覚めてしまうケースがあります。不眠症や睡眠時無呼吸症候群(SAS)が背景にある場合があり、
特にSASでは睡眠中の低酸素状態が心臓に負担をかけ、夜間の尿産生を増加させることも知られています。「夜間頻尿があるのに昼間もよく眠い」という方は、SASの可能性も念頭に置いてみてください。
夜間頻尿は男女ともに起こりますが、その背景には性差があります。
男性では、50代以降から前立腺肥大症が関係することが多くなります。前立腺が大きくなると尿道が圧迫され、膀胱が完全に空になりにくくなります(残尿)。
その結果、少量の尿でも尿意を感じやすくなり、夜間頻尿につながります。加齢とともに有病率は高まり、高齢男性に非常に多く見られます。
女性では、出産・加齢・閉経による骨盤底筋の衰えや、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が膀胱や尿道に影響を与えます。
過活動膀胱や腹圧性尿失禁(咳・くしゃみで漏れる)と合わさって現れることも多く、40〜50代の更年期以降に症状を訴える方が増えます。また、骨盤臓器脱(子宮・膀胱が下がってくる状態)が夜間頻尿の一因となるケースもあります。
「どこに行けばいいかわからない」という方も多いですが、まずは泌尿器科の受診をおすすめします。夜間頻尿の診断・治療の多くは泌尿器科が担います。
かかりつけの内科・総合診療科でも相談できます。高血圧・糖尿病・心疾患など全身疾患が関係している場合は、内科と泌尿器科が連携して治療が進められることもあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合は、睡眠専門外来や呼吸器内科に紹介されることもあります。「どの科に行くか迷う」という場合は、まずかかりつけ医に相談するだけでも一歩です。症状を放置せず、気軽に声に出してみましょう。
医療機関では、主に以下のような検査が行われます。
必要に応じて、睡眠ポリグラフ検査(SAS評価)など専門的な検査が追加されることもあります。
夜間頻尿の治療は、原因に応じて選択されます。
抗利尿ホルモン薬(デスモプレシン)が使われることがあります。夜間の尿産生を抑える効果があり、特に男性の夜間多尿型の夜間頻尿に対して有効性が示されています。ただし低ナトリウム血症などの副作用があるため、定期的な血液検査が必要です。
抗コリン薬やβ3作動薬(ミラベグロン、ビベグロンなど)が用いられます。膀胱の過剰な収縮を抑え、尿意の切迫感や頻尿の改善が期待できます。
α1遮断薬(タムスロシンなど)が尿道を広げて排尿を楽にします。5α還元酵素阻害薬(デュタステリドなど)は前立腺自体を縮小させる効果があります。
CPAP(持続陽圧呼吸療法)による治療が行われます。SASが改善されると夜間頻尿も軽快することが多く、睡眠の質が一気に上がったと感じる方も少なくありません。
当院では夜間頻尿の原因を調べる診察・検査を行っています
夜中に何度もトイレで目が覚める、睡眠不足で日中に疲れを感じる、トイレが近くて外出が不安などの症状がある場合は、お早めにご相談ください。
夜間頻尿は加齢だけでなく、前立腺肥大症、過活動膀胱、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病などが関係していることがあります。原因を調べ、適切な治療や生活習慣の見直しを行うことで改善が期待できます。
医療機関での治療と並行して、日常生活の見直しも夜間頻尿の改善に有効です。
「たかが夜のトイレ」と思って放置していると、思わぬリスクが積み重なります。
夜間に1回以上、排尿のために目が覚める状態を夜間頻尿といいます。ただし、2回以上起きる場合は睡眠や日常生活への影響が大きくなり、治療の対象となることが多くあります。
加齢によって起こりやすくなることは事実ですが、前立腺肥大症、過活動膀胱、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れていることもあります。「年のせい」と決めつけず、原因を確認することが大切です。
まずは泌尿器科の受診をおすすめします。高血圧や糖尿病など全身の病気が関係している場合は、内科と連携して診療を行うこともあります。
一時的な生活習慣の影響で改善することもありますが、症状が続く場合は病気が隠れている可能性があります。数週間以上続く場合や日常生活に支障がある場合は受診を検討しましょう。
夕方以降の過剰な水分摂取を控えることや、塩分・アルコール・カフェインを摂りすぎないことが大切です。また、適度な運動や足のむくみ対策も夜間頻尿の改善につながることがあります。
夜間頻尿は、加齢に伴う自然な変化でありながら、放置すると生活の質や健康に大きく影響する症状です。原因は夜間多尿・膀胱容量の低下・睡眠障害の3つに大別され、男女や年齢によって異なります。
「歳のせいだから」と諦めるのではなく、まずはれいわクリニックに相談ください。
受診前に排尿日誌をつけておくと診察がスムーズになります。生活習慣の見直しや適切な治療によって、夜ぐっすり眠れる状態を取り戻せる可能性は十分あります。夜間頻尿は、正しく向き合えば改善できる症状です。
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※当院は完全予約制ではございません。初診の方もご予約なしでの診察可能です。
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