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人獣共通感染症(ズーノーシス)とは? 種類・感染経路・予防策を徹底解説

発熱と赤い発疹、その正体を知るために

犬や猫、ハムスター、ウサギ、爬虫類など、ペットは家族の一員として私たちに癒やしと幸福をもたらしてくれる大切な存在です。しかしその一方で、動物から人間へと感染する病気(人獣共通感染症:ズーノーシス)や、ペットアレルギーのリスクも正しく知っておく必要があります。

「ペットと遊んだ後に急に赤みやかゆみが出た」「引っ掻かれた跡が腫れてきた」など、動物と接触した後に気になる皮膚の症状が現れた際は、自己判断せず、すぐに新宿駅・渋谷駅すぐの「れいわクリニック」へご相談ください。

本記事では、ペットから感染しやすい皮膚病の原因・症状から、アレルギーがあっても幸せに暮らすための対策まで、皮膚科医が詳しく解説します。

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当院の特徴

REASON

人獣共通感染症(ズーノーシス)の急な発疹でも安心な、土日祝も休まず診療していることを表すアイコン

土・日・祝も診療
年末年始も休まず対応

お仕事帰りの抗体検査や予防接種にも対応可能な、夜21時まで診療を表すアイコン

平日21時まで
仕事帰りに通いやすい

症状に合わせたお薬をその場でお渡しできる院内処方を表すアイコン

全院 駅チカ
院内処方お薬をその場で

人獣共通感染症(ズーノーシス)の検査や、小さなお子様連れの受診も安心であることを表すアイコン

小さなお子様や
敏感肌も安心



目次 [ 表示 ]

1. 人獣共通感染症(ズーノーシス)とは何か?を正しく知る重要性

人獣共通感染症(Zoonosis:ズーノーシス)とは、動物と人間の間で相互に感染する病気の総称です。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、人間の新興感染症の約60%は動物由来であるとされています。

代表的なものにはサルモネラ菌感染症、狂犬病、トキソプラズマ症などが挙げられますが、日常生活で最も接触頻度が高いペットからの感染として皮膚疾患は特に注目されます。

特に皮膚科では、「発疹(ほっしん)が出たからまずここに来た」という患者さまが多く、水痘(水ぼうそう)を中心に麻疹・風疹も日常的に診察しています。

発疹の形状・広がり方・他の症状との組み合わせ等を判断し、皮膚科医は正確にそれが感染症なのか、他の皮ふ疾患なのかの診断を行います。

【データ出典・参考文献】

2. ペットから感染する代表的な皮膚疾患(ズーノーシス)

人獣共通感染症(ズーノーシス)の伝播イメージ:犬、鳥、豚、鶏、蚊、ダニなどの動物や昆虫から人間へ病原体が移る様子

動物から人間へ感染する病気(人獣共通感染症)の伝播イメージ

皮膚糸状菌症(リングワーム)

皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう:Dermatophytosis)は、皮膚糸状菌と呼ばれる真菌(カビの一種)が皮膚・毛髪・爪に感染することで起こる疾患です。英語では「Ringworm(リングワーム)」とも呼ばれます。

原因と感染経路:
猫(特に子猫)は高確率で保菌しており、症状が軽く気が付かないまま感染が広がるケースがよく見られます。犬・ウサギ・モルモットなどからも、直接接触や抜け毛の付着した家具を介して感染します。

主な症状:
潜伏期間は10〜14日程度で、円形・楕円形の赤い発疹(リング状の縁取り)、かゆみ、フケ、脱毛などが現れます。

診断と治療:
皮膚科での顕微鏡検査や培養検査で診断します。治療は抗真菌薬の外用・内服が中心です。ペット自身も同時に動物病院で治療を受けることが再感染防止に不可欠です。


疥癬(かいせん):ヒゼンダニによる感染

疥癬(Scabies)は、ヒゼンダニという微細なダニが皮膚に寄生することで起こる疾患です。

動物疥癬(擬似疥癬)の特徴:
動物由来のダニが人間に一時的に感染するものを「擬似疥癬」と呼びます。人間の皮膚では繁殖できないため、感染源の動物から離れれば通常2〜3週間で自然に治り始めますが、それまでは激しいかゆみ(特に夜間)や赤い丘疹が現れます。

角化型疥癬(ノルウェーかいせん):
免疫力が著しく低下している方では、皮膚が厚く角質化し、大量のダニが寄生する「角化型疥癬」を発症することがあります。感染力が非常に強く、施設内での集団感染の原因になるため早期診断が必要です。

治療:
ペルメトリン5%クリームや内服薬のイベルメクチンが有効です。衣類・寝具の熱処理(60℃以上)も重要です。


主なペット由来の皮膚疾患の比較

疾患名 主な感染源 症状の特徴 主な治療薬
皮膚糸状菌症 猫・犬・ウサギ 円形の赤い発疹、脱毛 抗真菌薬
動物疥癬 犬・猫 激しいかゆみ、丘疹 ペルメトリン・イベルメクチン
皮膚幼虫移行症 砂浜の犬・猫の糞便 蛇行する赤い線状発疹 イベルメクチンなど
スポロトリコーシス 猫の引っかき傷 結節・潰瘍 イトラコナゾールなど
パスツレラ症 犬猫の噛み・引っかき傷 噛まれた部位の激しい腫れ 抗菌薬

3. 知っておきたいペット由来の特殊な症状とアレルギー

皮膚幼虫移行症(CLM)

日本国外での現状

皮膚幼虫移行症(Cutaneous Larva Migrans:CLM)は、犬・猫の鉤虫(Ancylostoma属)の幼虫が皮膚に侵入することで起こる疾患です。フロリダ・テキサス・ハワイなどの温暖な地域に多く見られ、砂浜や公園の砂場でペットの糞便に汚染された砂と素肌が接触することで感染します。

サンダルなどを履かずに砂浜を歩いた後や、砂場で遊んだ後に発症するケースがよく報告されています。症状は感染から数日後に現れ、皮膚表面を幼虫がランダムに移動することで、1日数ミリ〜1センチ程度進行する曲がりくねった赤い線状の発疹(匍行疹:ほこうしん)が現れます。強いかゆみを伴い、足・臀部・手などに多く見られます。治療はイベルメクチンの内服が最も有効です。

日本国内での現状

現在の日本に関しては、CLMの原因として、主に魚介類に寄生した幼虫の経口摂取による感染が知られており、犬・猫の鉤虫由来のCLMはアメリカに比べて報告が非常に少ない状況です。

しかし、タイのリゾートの海岸を訪れた後に右足底に爬行様線状疹を発症したケースなど、海外渡航後の輸入感染症としての報告が相次いでいます。

※CLMは世界中でみられますが熱帯環境で最もよく見られ、かつて影響を受けていなかった地域(日本などがそうですね)でもこの病気が見られるようになって来ています。そのため、これは気候変動による影響と考えられています。


ペットアレルギーと皮膚症状

毎年多くの患者さまがペットアレルギーのために来院されます。ここでは実際に、ペットアレルギーとはどのようなものなのか、その症状やどのような検査を受けたほうがいいのかなどご紹介いたします。

ペットアレルギーとは

ペットアレルギーは、動物の皮膚片(ふけ)・唾液・尿に含まれるアレルゲンタンパク質に対する免疫過剰反応です。感染症とは異なり、ウイルスや菌が原因ではなく、免疫系の誤認識によって起こります。アメリカでは約3,000万人がペットアレルギーを持つとされています。

日本におけるペットアレルギーの患者数・割合

東京大学の研究グループによると、世界人口の10〜20%が犬や猫に対してアレルギーを持つと推定されています。日本もこの範囲内にあると考えられます。猫アレルギーの頻度は一般人口で5〜20%とされており、特に喘息などの呼吸器疾患を持つ人では20〜30%程度に見られます。

東京都福祉保健局の調査では、アレルギー患者の発症原因として花粉が71.9%、ハウスダストが37.9%、ダニが15.2%で、猫を含むペットは10.4%という統計が出ています。1,337名のアレルギー患者を対象にした調査では、約43%が現在ペットを飼育しており、11.2%が過去に飼育していたとされています。また、ペットにより症状の悪化を自覚している患者は10%でした。

犬アレルギーと猫アレルギーを比較すると、圧倒的に猫アレルギーが多いとされています。これは飼育頭数の差だけでなく、猫の毛が非常に細く少しの風で舞い上がる性質があるため、猫を飼っていない家庭でも猫アレルゲンが検出されることが関係しています。

ただし、日本では「ペットアレルギー」単独の全国規模の公式統計は存在しておらず、花粉症・ダニ・ハウスダストなど他のアレルゲンとまとめて調査されているケースがほとんどです。そのほか、日本のアレルギー患者の大半は花粉やハウスダストが占めていますので、ペットアレルギーの比率は世界的に比較してもかなり低い値となっています。

ペットとの接触後に現れた皮膚の盛り上がり(蕁麻疹):引っ掻いたような跡に沿って赤く腫れている様子

ペットとの接触や引っ掻き傷の後に現れる蕁麻疹の例

4. ペットアレルギーの症状と検査について

ペットアレルギーの皮膚に現れる症状

ペットアレルギーによる皮膚症状は以下のようなものがあります。

  • 接触性蕁麻疹(せっしょくせいじんましん):ペットが触れた皮膚に赤みや膨らみが出る
  • アトピー性皮膚炎の悪化:もともとアトピーがある方で症状がさらに酷くなる
  • 目のまわりや口まわりのかゆみ・腫れ
  • アナフィラキシー(まれ):重篤(じゅうとく)な全身アレルギー反応

アレルギー検査の種類と選び方

ペットアレルギーが疑われる場合、皮膚科またはアレルギー科での検査が有用です。患者さまによってその検査方法は異なりますので、医師の指示に従って検査を受けるようにしてください。

検査名 方法 わかること 特徴
皮膚プリックテスト 皮膚にアレルゲン液を刺して反応を見る 即時型アレルギーの有無 即日結果・感度が高い
特異的IgE血液検査 採血による血液検査 特定アレルゲンへの抗体量 皮膚症状なしでも可
パッチテスト パッチを皮膚に貼付して48〜72時間後判定 遅延型接触アレルギー 金属・化学物質に有効
食物経口負荷試験 実際に少量摂取して反応を確認 食物アレルギーの確定診断 専門施設で実施

なお、血液検査でIgE抗体が検出されても必ずしも臨床症状が出るわけではなく、逆に症状があっても検査が陰性になることもあります。検査結果だけで診断を確定させず、必ず医師による総合的な評価が必要です。

※注意:「ペットを飼い始めてから湿疹やかゆみが出た」「ペットに触れると目や鼻の症状も出る」という場合は、感染症とアレルギーの両方を念頭に皮膚科を受診することが大切です。

5. 特に注意が必要な方と感染予防策

以下に該当する方は、ペット由来の皮膚感染症にかかりやすく、また重症化しやすいため、特に注意が必要です。

  • 乳幼児・子ども:皮膚バリアが未熟、免疫系が未発達
  • 高齢者:皮膚バリア機能の低下、免疫の衰え
  • 妊娠中の方:※トキソプラズマ症など胎児への影響が懸念される感染症に注意
  • 免疫抑制状態の方:HIV感染者・臓器移植後・抗がん剤治療中など
  • 糖尿病患者:皮膚の感染防御機能が低下
  • 既存の皮膚疾患がある方:アトピー性皮膚炎など

これらの方がペットを飼育する場合は、定期的な動物病院でのペット健診、手洗いの徹底、ペットと同じ寝具を共有しないなどの対策が推奨されます。

※トキソプラズマ症に関しては、猫を飼っていたかたは95%以上のかたに抗体ができており、重症化はしません。そのため、猫を飼ったことがない、また全く触ったことがないかたのみ、妊娠前に抗体検査をおススメします。

6. ペット由来の皮膚病を防ぐための日常的なケア

ペットと幸せに暮らす方法はいくらでもあります。ここでは、日常的に気を付けたいケアに関してお伝えしていきます。

ペット側のケア

  • 定期的な動物病院での健康診断と寄生虫・真菌の検査
  • ノミ・ダニ・フィラリアの予防薬의 定期使用(獣医師の指示に従う)
  • グルーミング(ブラッシング・シャンプー)を定期的に行い、皮膚状態を確認する
  • 新しいペットを迎えた際は、必ず動物病院で感染症スクリーニングを受ける

人間側の習慣

  • ペットに触れた後は必ず手洗い・アルコール消毒を行う
  • ペットの排泄物はすぐに片付け、処理後は手洗いを徹底する
  • ペットとの過度なキス・顔を近づけるスキンシップは控える
  • 砂浜・公園では裸足での歩行を避ける(皮膚幼虫移行症の予防)
  • ペットの寝床・ソファカバー・毛布は定期的に洗濯する
  • ペットに偶発的に噛まれた、または引っ掻かれ腫れが酷い場合にはすぐに最寄りの病院へ行く

環境を整える

  • 室内を定期的に掃除機がけし、ペットのフケ・毛を除去する
  • 高性能フィルター(HEPAフィルター)付き空気清浄機の使用はアレルゲン低減に効果的
  • ペットが入る区域とそうでない区域を分けることも有効

7. ペットアレルギーがあってもペットと暮らすための対策

ペットは物ではありません。そのため、飼う前には十分なアレルギー対策を行い、お子さまや持病のあるかたがいらっしゃる場合には、家族で十分に話し合ってから飼うようにしましょう。

また、アレルギーが発症したからといって、すぐにペットを手放すのは止めてください。

ペットアレルギーのある方が、ペットと幸せに暮らすための完全な解決策は現在ではまだありません。
しかし、「アレルゲンを減らす」「体の反応を抑える」「両方を組み合わせる」という3つのアプローチを怠らなければ、かなり快適な暮らしができることは確かです。

環境・住居側の対策

  • HEPAフィルター付き空気清浄機の使用(猫アレルゲンFel d1は非常に軽く長時間浮遊するため特に有効)
  • ペットが入る部屋を制限する(特にお子さまがアレルギーの場合、寝室への立ち入り禁止が重要です)
  • カーペットをフローリングに替える(アレルゲンが蓄積しにくい)
  • 週2回以上のペットのシャンプー(犬は効果あり、猫はストレスとの兼ね合いで拭き取り型の製品を使用するのもおススメ)
  • 高性能掃除機での定期的な清掃
  • カーテンやカーペットの定期的な洗濯
  • アレルゲンを抑える動物用のフードを購入※

※猫アレルギーを抑えるキャットフード
ピュリナ プロプラン キャットフード ドライ リブクリア 成猫用 サーモン 1.5kg

医療的な対策

・抗ヒスタミン薬・点鼻薬
症状を一時的に抑えることはできますが、根本治療ではありません。

・アレルゲン免疫療法(減感作療法)
最も重要な選択肢です。少量のアレルゲンを定期的に投与し、体をアレルゲンに慣らしていく治療法で、根本的な体質改善が期待できます。

皮下注射法と舌下投与法があります。ただし犬・猫アレルギーへの保険適用は現時点では日本では限定的で、自由診療になるケースが多いです。

ペット選びの工夫

「低アレルゲン犬種」として知られるプードル・マルチーズ・シュナウザーなどは、毛が抜けにくく比較的アレルゲン量が少ないとされています。ただし完全にアレルゲンがゼロの犬種・猫種は存在しない点は注意が必要です。

迎える前に必ずやること

アレルギーがある方はペットを迎える前に、アレルギー科でアレルゲン特異的IgE検査を受け、その動物への感作(アレルギーが起こりやすいかどうか)の強さを確認することを強くおススメします。

感作が強い場合は免疫療法を先に始めてからペットを迎えるという選択肢もあります。

8. こんな症状が出たられいわクリニックへ

以下のような症状が現れた場合は、自己判断せず皮膚科を受診してください。

受診を急ぐべきサイン

  • ペットに触れた後から発疹・かゆみが始まった
  • 円形の赤い発疹で中央が薄く縁が盛り上がっている
  • 皮膚に細い蛇行する線が現れた
  • 噛み傷・引っかき傷の周囲が急に腫れてきた
  • 発疹に加えて発熱・倦怠感がある
  • 市販薬を1〜2週間使用しても改善しない

特に「発熱を伴う皮膚症状」や「傷の周囲の急速な腫脹・熱感・赤み」は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの細菌感染が広がっているサインである可能性があり、緊急性が高いため速やかに受診してください。

まとめ:ペットと安全に暮らすために

ペットから感染する皮膚病は、適切な知識と予防策があれば多くのケースで防ぐことができます。
大切なのは「ペットも定期的に診てもらう」「人間側の衛生習慣を守る」「気になる症状は早めに皮膚科を受診する」という3点です。

感染症とアレルギーは症状が似ていることも多く、自己判断は誤った対処につながることがあります。
皮膚科では問診・皮膚検査・血液検査などを組み合わせ、患者さまの症状の根本の原因を特定したうえで、最適な治療計画を立てます。

ペットとの生活を安心して続けるために、まずはかかりつけの皮膚科医に相談することをおススメします。

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10. よくある質問(FAQ)

Q1. ペットの真菌(リングワーム)が人間にうつったら、自然に治りますか?

軽症であれば自然に治ることもありますが、放置すると患部が広がったり、家族や他の部位に感染が拡大したりする恐れがあります。特に頭皮や爪に感染するとセルフケアでは治りにくいため、早めに皮膚科で抗真菌薬(塗り薬や飲み薬)による適切な治療を受けることをおススメします。

Q2. 犬のダニ(疥癬)が人間にうつった場合、人から人へうつりますか?

動物由来のヒゼンダニによる「擬似疥癬」の場合、ダニは人間の皮膚で繁殖できないため、人から人へ感染が広がることは基本的にはありません。ただし、感染源となっているペットの治療を行わない限り、ペットから人間への再感染が繰り返されるため、ペットの治療が不可欠です。

Q3. ペットアレルギーがあるか、飼う前に調べることはできますか?

はい、皮膚科やアレルギー科で血液検査(特異的IgE抗体検査)を受けることで、特定の動物(犬・猫など)に対するアレルギーの可能性を調べることができます。特に家族に喘息やアトピーがある場合は、事前に感作の有無を確認しておくことを強くおススメします。

Q4. 猫アレルギーですが、どうしても猫を飼いたいです。方法はありますか?

「アレルゲンを抑えるキャットフード(リブクリアなど)」の使用、HEPAフィルター付き空気清浄機の設置、寝室への立ち入り制限、こまめな掃除などを組み合わせることで、症状を抑えて暮らしている方は多くいらっしゃいます。また、根本的な体質改善を目指す「アレルゲン免疫療法」について医師に相談するのも一つの手段です。

Q5. 砂場で遊んだ後に足に赤い線状の発疹が出ました。何ですか?

「皮膚幼虫移行症(CLM)」の可能性があります。砂場に混じった犬や猫の糞便に含まれる幼虫が皮膚に侵入し、移動することで線状の跡が残ります。強いかゆみを伴うことが多いため、かき壊して細菌感染を起こす前に皮膚科を受診してください。

Q6. ペットに噛まれた傷が小さくても受診すべきですか?

はい。特に猫の牙は細く深く刺さるため、表面がすぐ塞がっても奥で細菌(パスツレラ菌など)が繁殖し、数時間後に激しく腫れ上がる「パスツレラ症」を起こすことがあります。赤みや熱感が出てきたら、すぐに受診してください。

11. この記事の監修・執筆医

麻疹・風疹・水痘治療の監修・執筆:医療法人社団涼美会 理事長 関口知秀医師

医療法人社団涼美会理事長

関口 知秀

炎症性粉瘤や脂肪腫などの日帰り手術まで幅広く診療を行っています。 大切にしているのは、その場の処置だけでなく「再発させない根本治療」と、日々の生活に無理なく取り入れられるスキンケア指導です。 新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日や夜間も、不安を抱える患者さまがいつでも安心して相談できる場所でありたいと考えています。

 

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