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医療法人社団涼美会 理事長・形成外科医
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Care & Treatment治療について
新宿・渋谷周辺でヘルペスの治療をご検討の方へ
ヘルペスウイルスは、多くの人が一度は感染する可能性のあるウイルスで、口唇や性器に痛みを伴う水ぶくれを引き起こします。体内に潜伏し、ストレスや疲労で再発することもあります。本記事では、ヘルペスウイルスの種類や症状、治療方法、再発予防のポイントをわかりやすく解説します。正しい知識を身につけ、適切な対処法を知ることで、日常生活への影響を最小限に抑えましょう。
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出典:CDC/ Dr. Fred Murphy (PHIL ID#10235)
電子顕微鏡で捉えられた単純ヘルペスウイルスの粒子
ヘルペスウイルスは、ヒトに感染するウイルスの一群であり、単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)などが含まれます。
感染後は神経細胞に潜伏し、ストレスや免疫低下によって再活性化し、口唇ヘルペスや帯状疱疹を引き起こします。そのため、激しい痛みを症状に伴うことが多い感染症です。
多くの人が幼少期に感染し、生涯にわたり体内に潜みます。そのため、風邪などの他の感染症の後や疲労、ストレスなどにより極端に身体の免疫力が低下すると、発症する可能性が高い感染です。
ワクチンや抗ウイルス薬による治療が可能ですが、根本的な除去は困難です。そのため、早期発見・早期治療がカギとなる病気です。
ヘルペスは早期の適切な治療が重要です。
ヘルペスと言っても、さまざまな種類のヘルペスがあります。ここでは、主要なヘルペスを紹介していきます。症状に心当たりのある方は当院までお早めに連絡をお願いいたします。
(1) HSV-1(単純ヘルペスウイルス1型):口唇ヘルペス
(2) HSV-2(単純ヘルペスウイルス2型):性器ヘルペス
【図解】口唇ヘルペスの主な特徴:独特のピリピリ感や水ぶくれは、体内のウイルスが再活性化したサインです。
(1) 口唇ヘルペス(HSV-1)
【主な症状】
【発症の特徴】
(2) 性器ヘルペス(HSV-2)
【主な症状】
【発症の特徴】
(3) 水ぼうそう(VZV)
【主な症状】
【発症の特徴】
・感染するヘルペスウイルス:HSV-1(口唇ヘルペス)、HSV-2(性器ヘルペス)、VZV(水痘・帯状疱疹)
【感染の仕組み】
【日常生活での感染リスク】
・感染するヘルペスウイルス:VZV(水痘・帯状疱疹)
【感染の仕組み】
【日常生活での感染リスク】
・感染するヘルペスウイルス:HSV-2(性器ヘルペス)、VZV(水痘・帯状疱疹)
【感染の仕組み】
【日常生活での感染リスク】
ヘルペスウイルスは一度感染すると体内に潜伏し、免疫が低下した際に再活性化して発症します。発症のメカニズムは「初感染」と「再発」の2段階に分けられます。
ヘルペスウイルスは、主に接触感染や飛沫感染によって体内に侵入します。
①ウイルスの侵入
②感染細胞の増殖
③神経細胞への潜伏
潜伏していたウイルスは、ストレスや免疫低下によって再活性化し、症状を引き起こします。
①ウイルスの再活性化
②再発時の症状
初感染時より症状が軽いことが多いのが特徴です。
日本におけるヘルペスウイルス感染症は、性別や年齢層によって異なる傾向が見られます。特に性器ヘルペスは若年層から中高年層まで幅広い年齢層で報告されており、口唇ヘルペスは年齢とともに感染率が高まる傾向があります。
感染症発生動向調査によると、性器ヘルペスウイルス感染症の定点当たりの報告数は、男性では2006年をピークに減少し、その後2010年以降は横ばい傾向にあります。女性では2005年をピークに減少し、2010年以降は微増傾向が見られます。
年齢別の傾向に関しては、2019年のデータでは、男性は30代前半で報告数が最も多く、40代から50代前半で増加傾向が見られました。女性は2010年以降、20代後半で報告数が最も多く、30代後半から50代前半でも増加傾向が確認されています。
日本人のHSV-1感染率は、年齢とともに高まる傾向があります。20代から30代では約半数が感染しており、60代以上ではほとんどの人が感染しているとされています。
全体では、日本人の約10人に1人がヘルペスに感染していると推測され、かなり多くの日本人が口唇ヘルペスに罹患していると報告されています。
単純ヘルペス脳炎は、単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染や再活性化によって引き起こされる急性脳炎です。
重症化することが多く、死亡することもあります。単純ヘルペスウイルスによる脳炎は、日本で年間約400人が発症しているとされています。
これらのデータから、日本におけるヘルペスウイルス感染症は、性器ヘルペスが若年層から中高年層まで幅広い年齢層で報告されており、口唇ヘルペスは年齢とともに感染率が高まる傾向があるという結果になっています。
ヘルペスウイルス感染症の診断は、症状の確認と検査によって行われます。特に、再発性のある単純ヘルペス(HSV)や帯状疱疹(VZV)は視診で診断されることが多いですが、症状や医師の判断によっては、検査が必要になる場合もあります。
(1) 視診(目視による診断)
※自己判断は危険ですので、必ず医師の診断を受けてください。
(2) 問診
視診だけでは確定できない場合や、症状が軽く判断が難しい場合は、以下のような検査が行われます。
(1) PCR検査
(2) ウイルス培養検査
(3) 直接検鏡法(Tzanck試験)
上記のいずれの場合にも、早期発見・早期治療が症状や進行も抑えられ、速く回復できます。そのため、少しでも違和感や症状がある場合には当院までご連絡ください。
ヘルペスウイルスの治療は、抗ウイルス薬による治療が基本となります。治療の目的は、症状の緩和、発症期間の短縮、再発予防です。ウイルス自体を完全に体外から排除することはできませんが、適切な治療で管理することができます。
※患者さまの症状やヘルペスの種類により、治療方法は異なります。当院では一人ひとりの患者さまに合わせた治療を行っています。
ヘルペスウイルスの治療には、アシクロビル(ACV)系の抗ウイルス薬が用いられます。これらの薬は、ウイルスの増殖を抑える働きを持っています。
(1) 内服薬(経口薬)
(2) 外用薬(塗り薬)
(1) 痛みや炎症を抑える治療
(2) 皮膚や粘膜の保護
当院では、形成外科・皮膚科の専門医がその場で診断を行い、最短ルートで回復できるよう、その場でお薬(抗ウイルス薬)をお渡しする「院内処方」にも対応しています(※在庫状況等による)。「唇がピリピリする」といった初期症状の段階で内服を開始することで、水ぶくれを最小限に抑え、治療期間を大幅に短縮できます。
(1) 再発を防ぐための生活習慣
(2) 感染予防
再発を繰り返す性器ヘルペスなどの場合、保険診療にて「再発抑制療法」が可能です。毎日少量の抗ウイルス薬を継続して服用することで、再発の頻度を抑えるだけでなく、他者への感染伝播を防ぐ効果(無症候性ウイルス排泄の抑制)も期待できます。
また、この長期の予防内服によって、内服終了後も再発頻度が減少するケースや、HIV感染リスクの低減に繋がることも示唆されています。
ヘルペスは一度感染すると体内に潜伏し、免疫低下やストレスで再発する可能性があります。早期に発見し、適切な治療を行うことにより、症状の軽減や回復期間の短縮が可能です。
特に性器ヘルペスや帯状疱疹は、早期治療が合併症予防につながります。違和感や初期症状を感じたら、すぐに当院までご連絡ください。
ここでは、患者さまからよくいただくご質問に回答いたします。
軽症であれば1〜2週間ほどで自然に治ることもありますが、放置すると水ぶくれが広がったり、跡が残ったりすることがあります。特に初感染の場合は症状が重くなりやすいため、早めに抗ウイルス薬を使用することをおすすめします。
市販のヘルペス軟膏は「再発」の場合にのみ使用が認められています。初めての発症(初感染)や症状が強い場合には市販薬では対応しきれないため、医師の診察による内服薬(飲み薬)の処方が効果的です。
水ぶくれの中身(浸出液)には大量のウイルスが含まれています。触れた手で目をこすったり、他の部位を触ったりしないよう注意し、すぐに石鹸で手を洗ってください。患部は清潔に保ち、早めに医療機関を受診しましょう。
通常は発症時のみ5日間程度の服用で終了します。ただし、年に6回以上など頻繁に再発を繰り返す方の場合は、再発を未然に防ぐために少量の薬を毎日飲み続ける「再発抑制療法」を行うことも可能です。
症状が出ている間はタオル、コップ、食器などの共用を避けましょう。また、ウイルスが付着しやすいため、キスや患部への接触も控える必要があります。小さなお子様がいる場合は特に注意してあげてください。
医療法人社団涼美会 理事長・形成外科医
※本ページはれいわクリニックの医師が監修しています。
平日21時まで・土日祝も診療中
「唇がピリピリする」「早く治したい」とお悩みの方へ。
当院では形成外科・皮膚科の視点から、最適な抗ウイルス薬の処方と再発予防の指導を行っています。
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◯ 10:00-14:00 16:00-20:00
※当院は完全予約制ではございません。初診の方もご予約なしでの診察可能です。
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【感染率60%以上⁉︎】「口唇ヘルペス」について医師が解説します