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医療法人社団涼美会 理事長
新宿・渋谷の泌尿器科 | れいわクリニック
Care & Treatment治療について
新宿・渋谷周辺で精巣の急な痛みや腫れでお困りの方へ
突然、片側の精巣や陰のうに強い痛みが現れ、「様子を見ても大丈夫だろうか」と迷っていませんか。
精巣捻転は、精巣につながる精索がねじれて血流が途絶える救急疾患です。治療が遅れると精巣が壊死し、摘出が必要になることもあるため、発症後できるだけ早い診断と治療が重要になります。
特に思春期の男の子や若い男性に多くみられますが、新生児にも発症することがあり、腹痛や吐き気だけで発症するケースもあるため注意が必要です。
この記事では、精巣捻転の原因や症状、診断、治療、間違えやすい病気まで、泌尿器科医の立場からわかりやすく解説します。
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仕事帰りにも受診しやすい
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精巣捻転は、精巣につながる精索がねじれてしまい、精巣への血流が急激に途絶える病気です。
25歳以下の男性では約4,000人に1人が発症するとされ、新生児期と思春期に多くみられます。
発症の約3分の2は思春期である14~18歳に集中しており、泌尿器科では決して珍しい病気ではありません。
治療が遅れると精巣が壊死してしまう可能性があるため、泌尿器科の救急疾患の中でも特に緊急性の高い病気です。
将来の男性ホルモンの分泌や妊娠に必要な精子をつくる機能に影響することもあるため、迅速な診断と治療が非常に重要です。
精巣捻転は、生まれつきの体の構造が関係している場合があります。
思春期以降に多いタイプでは、ベルクラッパー変形(Bell-clapper deformity)と呼ばれる構造異常が代表的です。
通常、精巣は陰のうの中である程度固定されていますが、この構造では精巣が通常より自由に動きやすくなっており、ちょうど鐘の振り子のように回転しやすい状態になっています。
そのため、睡眠中や運動中、あるいは特別なきっかけがなくても精索がねじれてしまうことがあります。
ベルクラッパー変形は左右両方に存在することが多いため、精巣捻転の手術では再発予防を目的として反対側の精巣も固定することが一般的です。
ただし、この構造を持っている人すべてが精巣捻転を起こすわけではありません。
体質に加えて、思春期に精巣が急速に大きくなることや、まれに精巣腫瘍などで精巣が大きくなることも、精巣が回転しやすくなる一因と考えられています。
このように精巣捻転は、生まれつきの体質と成長による変化が重なって発症することが多い病気です。
精巣捻転は、生まれつきの体の構造が関係している場合があります。
思春期以降に多いタイプでは、ベルクラッパー変形(Bell-clapper deformity)と呼ばれる構造異常が代表的です。
通常、精巣は陰のうの中である程度固定されていますが、この構造では精巣が通常より自由に動きやすくなっており、ちょうど鐘の振り子のように回転しやすい状態になっています。
そのため、睡眠中や運動中、あるいは特別なきっかけがなくても精索がねじれてしまうことがあります。
ベルクラッパー変形は左右両方に存在することが多いため、精巣捻転の手術では再発予防を目的として反対側の精巣も固定することが一般的です。
ただし、この構造を持っている人すべてが精巣捻転を起こすわけではありません。体質に加えて、思春期に精巣が急速に大きくなることや、
まれに精巣腫瘍などで精巣が大きくなることも、精巣が回転しやすくなる一因と考えられています。
このように精巣捻転は、生まれつきの体質と成長による変化が重なって発症することが多い病気です。
精巣捻転は新生児にも発症することがあり、生まれる前に発症しているケースでは、すでに精巣が壊死してしまっていることも少なくありません。
思春期以降では、多くの場合、片側の精巣に突然強い痛みが現れ、短時間で陰のうが腫れてきます。 痛みは非常に強く、歩くことが困難になることもあります。
実は約3割の患者さんで、過去に同じような症状が出現した後、自然に痛みが無くなったという経験があると言われています。
これは精巣が一時的にねじれて自然に戻る間欠的精巣捻転が起きていた可能性があり、本格的な精巣捻転の前兆であることもあります。
このような症状を繰り返している場合には、一度泌尿器科で相談することが大切です。
発症は深夜から明け方にかけて多く、寒い季節に起こりやすいことも知られています。
また、痛みは精巣だけでなく下腹部や足の付け根まで広がることがあり、吐き気や嘔吐を伴う患者さんも少なくありません。
さらに、頻尿や排尿時の違和感、軽い発熱がみられることもあるため、ほかの病気と間違われることがあります。
特に注意が必要なのは、小さなお子さんでは精巣が痛むということをうまく伝えられず、お腹の痛みという表現をすることがある点です。
そのため、急性虫垂炎や胃腸炎と考えられてしまい、精巣の診察が行われないまま時間が経過してしまうことがあります。
しかし、精巣捻転では数時間の遅れが精巣を失うことにつながるため、男の子が突然強い下腹部痛を訴えた場合には、陰のうに異常がないか確認することも非常に重要です。
精巣捻転は、突然起こる激しい痛みが最大の特徴ですが、必ずしも典型的な症状ばかりではありません。
「以前にも同じような痛みがあった」「お腹だけが痛い」「夜中に急に痛みで目が覚めた」といった場合でも精巣捻転が隠れていることがあります。
陰のうや下腹部の急な痛みがあるときは、自己判断で様子を見るのは危険です。
発症から治療までの時間が精巣を残せるかどうかを大きく左右するため、診断はできるだけ迅速に行うことが重要です。
診察では、痛みのある側の精巣が腫れ、通常より高い位置に引き上がっていることが多くみられます。
また、太ももの内側を軽く触れたときに精巣が反射的に持ち上がる精巣挙筋反射が消失していることも、精巣捻転を疑う重要な所見です。
血液検査では白血球やCRPが上昇することがありますが、感染症ほど強い炎症反応を示さないことが多く、尿検査でも異常がみられない場合がほとんどです。
そのため、血液検査や尿検査だけで精巣捻転を診断することはできません。
最も重要な検査は超音波検査です。精巣の大きさや内部の状態に加え、カラードプラ法で血流を確認することで、精巣への血液が十分に流れているかを評価できます。
精巣捻転では血流が著しく低下、または途絶していることが多く、急性精巣上体炎など血流が増える病気との鑑別にも役立ちます。
また、ねじれた精索が渦を巻くように見えるwhirlpool sign(ワールプールサイン)という特徴的な所見が確認されることもあります。
ただし、小児では正常でも血流が確認しにくい場合や、軽度の捻転では血流が一部保たれていることもあるため、超音波だけで完全に否定できるわけではありません。
MRIや精巣シンチグラフィーも血流を評価できる検査ですが、実施できる施設が限られ、検査に時間がかかるため、緊急性の高い精巣捻転では一般的には第一選択とはなりません。
精巣捻転が少しでも疑われる場合は、検査結果だけに頼らず、症状や診察所見を総合的に判断し、必要であれば速やかに緊急手術を行います。
精巣を守るためには、診断を確実にしてから治療するよりも、疑ったらすぐに対応するという考え方が何より重要です。
精巣捻転と似た症状を起こす病気はいくつかありますが、最も重要なのが急性精巣上体炎です。
細菌などによる感染が原因で起こる病気で、思春期以降に多くみられます。
発熱や排尿時の痛み、頻尿などの尿路感染症状を伴うことが多く、尿検査や血液検査で炎症反応が認められることが特徴です。
ただし、精巣捻転でも同様の症状が現れることがあるため、症状だけで見分けることはできません。
精巣垂捻転も、急な陰のうの痛みを起こす代表的な病気です。精巣の近くにある小さな組織(精巣垂)がねじれることで起こり、10歳前後の男の子に多くみられます。
痛みはありますが、精巣そのものへの血流は保たれているため緊急手術が必要になることは少なく、診断がつけば痛み止めなどで経過をみることが一般的です。
皮膚の上から青紫色の小さな点(ブルードットサイン)が見えることもあります。
その他にも、鼠径ヘルニア嵌頓、陰のう水腫、精巣腫瘍、精巣の外傷、精索静脈瘤、IgA血管炎などでも陰のうの痛みや腫れが起こることがあります。
しかし、これらの病気と精巣捻転を自分で見分けることは困難です。
精巣捻転が疑われた場合は、できるだけ早く手術を行うことが基本です。手術では、ねじれた精索を元に戻して血流が再開するかを確認し、血流が回復すれば精巣を温存して再発しないよう陰のう内に固定します。一方、すでに精巣が壊死している場合は、痛みや将来の合併症を防ぐために精巣を摘出することがあります。一般的には、発症から4~8時間以内に治療できれば精巣を残せる可能性が高く、12時間を超えると摘出が必要になる割合が高くなります。ただし、ねじれの強さや自然に一時的に戻ることもあるため、時間だけで判断できるわけではありません。
精巣捻転は、既に説明した通り、生まれつき両側の精巣がねじれやすい構造を持っていることが多いため、手術では症状のない反対側の精巣も予防的に固定するのが一般的です。また、受診前であれば医師が手でねじれを戻す用手整復を行うこともありますが、再び捻転する可能性が高いため、最終的には手術による固定が必要になります。
近年では、血流が再開した後に起こる虚血再灌流障害や、精巣内の圧力上昇による組織障害を軽減するための治療法についても研究が進められています。現時点では補助的な治療ですが、将来的に精巣機能をより良く保つための新しい治療として期待されています。
予後は、何よりも治療開始までの時間に左右されます。早期に治療を受けることができれば、多くの場合で精巣を温存できます。一方で、受診が遅れると精巣を失う可能性が高くなります。実際には診断ミスよりも、痛みを我慢してしまったことや、様子見をしてしまったことによる受診の遅れが原因となるケースが少なくありません。
将来的な男性ホルモンの分泌や妊娠する力(妊孕性)への影響については、多くの方で大きな問題なく経過する一方、精子を作る機能が低下する可能性も指摘されています。しかし、その仕組みにはまだ不明な点も多く、早期に適切な治療を受けることが、将来の精巣機能を守るために最も重要と考えられています。
当院では精巣捻転が疑われる方の診察を行っています
突然、片側の精巣や陰のうに強い痛みや腫れが現れた場合は、精巣捻転の可能性があります。精巣捻転は時間との勝負となる救急疾患であり、治療が遅れると精巣を温存できなくなることがあります。
当院では迅速に診察を行い、精巣捻転が疑われる場合には、手術が可能な提携医療機関へ速やかにご紹介いたします。「急な痛みがある」「夜間から痛みが続いている」「以前にも同じような痛みがあった」という方は、自己判断で様子を見ず、できるだけ早くご相談ください。
一時的にねじれが自然に戻り、痛みがおさまることがあります。これは「間欠的精巣捻転」と呼ばれる状態で、本格的な精巣捻転の前兆である可能性があります。痛みが改善したからといって安心せず、一度泌尿器科を受診することが大切です。
多くは突然の強い痛みで発症しますが、軽い痛みから始まる場合や、一時的に痛みがおさまる場合もあります。痛みの強さだけでは判断できないため、陰のうや精巣に違和感や痛みがある場合は、早めに泌尿器科を受診してください。
陰のうが腫れたり赤くなったり、痛い側の精巣が通常より高い位置にあることがあります。しかし、初期には見た目の変化が目立たないこともあり、見た目だけで精巣捻転かどうかを判断することはできません。
はい。精巣捻転は思春期に多くみられますが、成人でも発症します。生まれつき精巣が回転しやすい構造を持っている場合には、30代以降でも起こることがあります。年齢にかかわらず突然の精巣痛では注意が必要です。
一般的には発症から4〜8時間以内に治療を開始できれば、精巣を温存できる可能性が高いとされています。時間が経過するほど壊死のリスクが高くなるため、突然の精巣や陰のうの痛みがある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。
精巣捻転は、生まれつきの体の構造が原因となることが多いため、日常生活で完全に予防する方法はありません。ただし、一時的に痛みがおさまる症状を繰り返している場合は、間欠的精巣捻転の可能性があるため、早めに泌尿器科を受診することが重要です。
繰り返しになりますが、陰のうや精巣に突然の強い痛みや腫れが現れた場合は、精巣捻転の可能性があるため、速やかに医療機関を受診することが何より大切です。
早期に適切な診断と治療を受けることが、精巣を守るための最も重要なポイントです。
れいわクリニックでは、症状の確認や診察を行い、手術など専門的な治療が必要と判断された場合には、速やかに提携先の医療機関へご紹介いたします。
「急な痛みが出たけれど、どこを受診すればよいかわからない」「この症状は放置して大丈夫なのか不安」といった場合も、れいわクリニックにお気軽にご相談ください。
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