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稗粒腫の圧出は保険適用?治療の流れ・痛み・経過を解説|新宿れいわクリニック

目の周りや頬にできる、白くて小さなポツポツ。「ニキビかな?」と思って触ってみても変化せず、取れない場合は、稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)かもしれません。稗粒腫は、直径1~2mm程度の白く硬い脂肪のかたまりのようなできものです。特に目の周囲にできやすく、自然に消えることはあまりありません。日本皮膚科学会でも、細い針などで小さな穴を開け、内容物を押し出す方法(圧出法)が一般的な治療として紹介されています。

「自分で潰してもいいのか?」「針で刺す処置は痛いのではないか」「跡が残ったらどうしよう」など、様々な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、皮膚科で行う稗粒腫の圧出治療について、治療の流れや痛み、処置後の経過について詳しく解説します。

この記事の要点

  • 圧出治療の手順:極細の針などで微細な開口部を作り、専用の器具で内部の角質を優しく取り出します。処置は1個あたり数分程度で完了します。
  • 麻酔と痛み:一般的に局所麻酔は使用せず、非麻酔下で行われます。チクッとする程度の軽い刺激で済むケースが多いですが、痛みに不安がある場合は事前の相談が可能です。
  • 保険適用と費用:注射針等を用いた圧出摘除は健康保険が適用されます(3割負担で初再診料別・約1,000円前後〜)。無理に自分で潰さず皮膚科での安全な処置が推奨されます。

当院の特徴

REASON

稗粒腫の除去処置を土日祝日も受付

土・日・祝も診療
年末年始も休まず対応

短時間で完了する稗粒腫の摘出処置・夜間21時まで診療

平日21時まで
仕事帰りに通いやすい

稗粒腫の処置後の肌ケアや塗り薬の処方案内

全院 駅チカ
院内処方お薬をその場で

新生児や赤ちゃんの顔にできた稗粒腫の診察

小さなお子様や
敏感肌も安心

目次 [ 表示 ]

院長による疾患解説

【稗粒腫】目の周りの白いブツブツ〜全て簡単に取れます!〜

【稗粒腫】目の周りの白いブツブツ〜全て簡単に取れます!〜

稗粒腫は早期の適切な治療が重要です。

1. 稗粒腫とは?

目の周りや頬にできた稗粒腫(はいりゅうしゅ)の写真
目の周りにみられる稗粒腫(1〜2mm程度の白い角質の粒)

稗粒腫は、皮膚の中に角質などがたまってできる、白色から黄白色の小さな丘疹(きゅうしん:丘のようなぷつっとしたできもの)です。

特に、まぶたや目の下、目尻にできやすく、頬や顎などにも生じます。大きさとしては直径約1~2mm程度の硬い白い粒のように見えるのが特徴です。日本皮膚科学会では、表皮嚢腫(粉瘤)の小さなものと考えられていると説明されています。

見た目はニキビに似ていますが、一般的なニキビのように毛穴の炎症が主体ではありません。そのため、ニキビ用の薬を塗っていても改善しにくい場合があります。

2. 稗粒腫はどうやって取るの?(圧出法の手順)

皮膚科で行う稗粒腫の代表的な処置方法は、針などで小さな穴を開けて、中にたまっている内容物を取り出す方法です。一般に「圧出(あっしゅつ)」と呼ばれます。

具体的には、診察において稗粒腫であることを確認したうえで、皮膚を清潔に消毒してから、細い注射針などを使って表面に小さな開口部を作ります。その後、必要に応じて圧出器(コメドプッシャー)などを使い、内部にたまっている角質を外へ取り出します。

日本皮膚科学会のホームページでも、表面に細い注射針などで小さな穴を開け、内容物を押し出して治療すると説明されています。処置そのものは、比較的小さな傷で終了することができるのが特徴です。

3. 麻酔はする?痛みはどのくらい?

針を使用するため「痛みが強いのではないか」と不安になる方もいらっしゃいますが、実際のところ稗粒腫の摘除処置では、一般的に局所麻酔を使用せずに行われることが多い処置です。

日本皮膚科学会が厚生労働省に提出した医療技術評価提案書でも、稗粒腫摘除は「非麻酔下」で小切開して内容物を摘出する手技として説明されています。

実際に感じる痛みは、病変の大きさや場所、個人差などによって異なりますが、「針が触れたときにチクッとする」「押し出すときに少し刺激を感じる」程度で済むケースが一般的です。ただし、目の周囲は皮膚が薄く刺激に敏感なため、痛みの感じ方には個人差があります。痛みに不安がある場合は、事前に医師へ伝えておくと安心です。

4. 処置にはどのくらい時間がかかる?

稗粒腫圧出の写真
目の周りにみられる稗粒腫(1〜2mm程度の白い角質の粒)

稗粒腫は1個あたりの処置時間は短く、複数個ある場合でも診察と合わせて同日に処置できるケースがあります。

ただし、数が多い場合や、場所が広範囲にわたる場合、まぶたの縁など非常にデリケートな場所にある場合は、すべてを一度に処置せず、状態を確認しながら複数回に分けて進めることもあります。

5. 処置後は赤くなる?かさぶたはできる?

稗粒腫圧出前と後の写真
目の周りにみられる稗粒腫(1〜2mm程度の白い角質の粒)

針で小さな傷を作るため、処置した部分には一時的な赤みが出ることがあります。部位によっては出血を伴い、その後小さなかさぶたができることもあります。

通常は大きな傷になるような処置ではないため、傷が治っていくにつれて赤みやかさぶたも目立たなくなっていきます。治癒のスピードには個人差がありますので、処置後の状態については担当医の指示に従ってください。

6. 当日の洗顔やメイクはできる?

稗粒腫の処置は、小さな処置ではありますが、針を使って皮膚に傷をつけるものになります。そのため、処置当日の洗顔やスキンケアについては、クリニックから受けた指示を優先してください。

一般的には、傷を強くこすったり、処置部位を刺激したりしないことが大切です。メイクについても、処置部位に直接ファンデーションなどを重ねることで刺激になってしまう可能性があります。特に目の周りは皮膚が薄いため、傷が落ち着くまではできるだけ刺激を避けるのがおすすめです。

当日から洗顔できるかや、コンシーラー等で隠してもよいかなど、気になることがあれば処置の際に担当医へ確認しておくと安心です。

7. 稗粒腫の摘除は保険診療で受けられる?

稗粒腫の除去は美容治療のメニューにも掲載されているため「自費診療なのでは?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。自由診療のレーザー治療等を選択されるケースもありますが、注射針等を用いて開口し内容物を押し出す手技は、保険診療で対応が可能です。

日本皮膚科学会も、針などで開口して内容物を押し出す手技について「稗粒腫摘除」として保険適用で治療可能としています。現在の診療報酬点数表では、J057-4「稗粒腫摘除」として以下のように定められています。

  • 稗粒腫摘除(10個未満):74点
  • 稗粒腫摘除(10個以上):148点

※実際の自己負担額は、診察料・処方箋料などを含めた診療内容や、加入している健康保険の負担割合によって変わります。詳細は受診されるクリニックでご確認ください。

【注意】自分で針を刺して取るのは危険です

「これくらい小さいなら、自分で針を刺して潰せそう」と思われるかもしれません。しかし、特に目の周りなどは皮膚が薄いため、ご自身で皮膚を傷つけることで出血したり、雑菌による二次感染で炎症を起こしたり、目立つ傷跡が残ってしまう危険性があります。また、実際には稗粒腫ではない別の疾患である可能性もあります。小さな白いポツポツであっても、まずは皮膚科で診断を受けることをおすすめします。


稗粒腫の総合情報


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8. まとめ

稗粒腫は、目の周りなどにできる直径1~2mm程度の白く硬いポツポツです。成人にできた場合、自然に消えることはあまりなく、気になる場合には皮膚科で摘除することができます。

代表的な治療は、細い針などで小さな穴を開け、内部の角質を押し出すシンプルな処置です。局所麻酔を使わずに行われることが多く、痛みも比較的軽い処置ですが、感じ方には個人差があります。また、稗粒腫摘除は保険診療で対応可能です。

「目の周りだから自分で取るのは怖い」「痛みに弱いけれど大丈夫かな」「保険で取れるなら相談したい」という方は、無理に自分で処置せず、皮膚科へご相談ください。

※なお、まぶたのキワなど、特に眼球に近い場所にできた稗粒腫については、通常の部位とは注意点が異なる場合があります。診察時に医師の指示に従ってください。

【参考文献・情報出典】

  • 公益社団法人日本皮膚科学会 ホームページ・皮膚科Q&A
  • 厚生労働省 医療技術評価提案書(稗粒腫摘除)
  • 清水宏 著『あたらしい皮膚科学 第3版』

健康保険適用

当院は保険診療を主軸とした皮膚科クリニックです

当院の皮膚科診療実績:2025年度 年間延べ来院者数 19,763名
(集計期間:2025年1月〜12月 当院レセコンデータに基づく)

目の周りの気になる白いポツポツ(稗粒腫)は、皮膚科で適切に処置することですぐに安全に取り除くことができます。「これって本当に稗粒腫?」とお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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9. この記事の監修・執筆医

稗粒腫治療の監修・執筆:医療法人社団涼美会 理事長 関口知秀医師

医療法人社団涼美会理事長

関口 知秀

稗粒腫をはじめとする一般皮膚科から、粉瘤や脂肪腫などの日帰り手術まで幅広く診療。
「再発させない根本治療」と、患者様のライフスタイルに寄り添ったスキンケア指導、および低負担で安全な除去処置を重視。
新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日や夜間も、不安を抱える患者さまがいつでも安心して相談できる場所でありたいと考えています。

健康保険適用

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(集計期間:2025年1月〜12月 当院レセコンデータに基づく)

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