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アレルギー検査|View39の特徴・種類・保険適用・費用をわかりやすく解説

アレルギー検査をご検討の方へ

「特定の季節や場所で目のかゆみ・鼻水・肌荒れが出る」とお困りではありませんか?
血液検査(特異的IgE抗体検査)では、花粉・ダニ・ハウスダスト・食物など、アレルギー症状を引き起こしやすい物質を幅広く調べることができます。
※検査結果(陽性)が必ずしも直接の原因とは限らないため、症状とあわせた医師の診断が重要です。

この記事の要点

  • 検査の種類: 血液検査(View39など)や皮膚テスト(パッチテスト・プリックテスト)などがあり、症状や疑われる物質に合わせて使い分けます。
  • View39の特徴: 1度の採血で花粉・ダニなどの「吸入系・その他20項目」と、卵・小麦などの「食物系19項目」の主要39項目を網羅的に調べられるスクリーニング検査です。
  • 保険適用と費用: 医師が診察のうえで医学的に必要と判断した場合は保険適用(3割負担で数千円程度)となります。

当院の特徴

REASON

アレルギー検査の土日祝日診療

土・日・祝も診療
年末年始も休まず対応

夜間21時までアレルギー検査対応

平日21時まで
仕事帰りに通いやすい

院内処方対応

全院 駅チカ
院内処方お薬をその場で

お子様のアレルギー検査対応

小さなお子様や
敏感肌も安心

目次 [ 表示 ]

1. アレルギー検査の種類

アレルギー検査結果

アレルギー反応を調べる検査にはいくつかの方法があります。代表的なものが、血液検査と皮膚を使った検査です。

・血液検査

血液検査では、採血により、血液中の特異的IgE抗体を測定します。この検査は特定のアレルゲンを1項目ずつ選んで調べることもできますし、複数のアレルゲンをまとめて調べる検査もあります。血液検査のメリットとしては、皮膚に直接的にアレルゲンを接触させる必要がなく、比較的簡便に多くの項目を調べられることです。代表的な検査の一つに「Viewアレルギー39」があります

・皮膚テスト(プリックテスト・パッチテスト)

皮膚を使ってアレルギー反応を確認する検査です。この検査は、皮膚に少量のアレルゲンを接触させ、一定時間後の皮膚に起きる反応を確認します。血液検査とは異なり、直接的に反応を見るため、経皮感作のリスクがあるため、症状や疑われるアレルゲンなどにより、血液検査と使い分けが必要になります。また、日常に使用する化粧品やシャンプーなどによる接触皮膚炎や、金属や歯科金属などによる接触皮膚炎を疑う場合には、別の検査が必要です。疑われる品目によりますが、直接被疑薬(疑わしいもの)を薄めたり、同じ濃度で検査を行うオープンパッチテストや、金属などを一連で調べるパッチテストや個別に調べるパッチテストなどがあります。つまり、アレルギー検査と一言でいっても、血液検査で全てがわかるということにはならないことが注意点です。

・その他の検査

先に示した検査以外にも、アレルギーとなるものの特定方法には、特定の食品を実際に摂取して症状を確認する「食物経口負荷試験」などが専門的な機関で行われることもあります。特に食物アレルギーや運動誘発性食物アナフィラキシーなどでは、必要に応じて専門医療機関でこうした検査が検討されます。実際にどのような症状が、いつ、何を食べた後に起こったのかという病歴と、検査結果を合わせて判断することが大切です。

2. View39アレルギー検査とは?

Viewアレルギー39の項目
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Viewアレルギー39は、1回の採血で39種類のアレルゲンに対する特異的IgE抗体を調べることができる血液検査です。39項目の内訳は、吸入系・その他のアレルゲン19項目、食物系アレルゲン20項目から構成されています。

<吸入系・その他>

ヤケヒョウヒダニ
ハウスダスト
ネコ皮屑
イヌ皮屑

ゴキブリ
スギ
ヒノキ
ハンノキ
シラカンバ
カモガヤ
オオアワガエリ
ブタクサ
ヨモギ
アルテルナリア
アスペルギルス
カンジダ
マラセチア
ラテックス

<食物系>

卵白
オボムコイド
牛乳
小麦
ピーナッツ
大豆

ゴマ
ソバ
エビ
カニ
キウイ
リンゴ
バナナ
マグロ
サケ
サバ
牛肉
鶏肉
豚肉

などがあります。

このように、花粉やダニなど、鼻や口から吸いこんで体内に入る「吸入系」と、卵・牛乳・小麦・魚・肉・果物など「食物系」をまとめて確認できることがView39の特徴になります。

具体的にこの検査に使い方としては、「春になると目がかゆくなるけれど、スギなのかヒノキなのかわからない」という場合はもちろん有効です。それだけでなく、「季節の花粉症があるような気もするがそれだけでなく、食べ物を食べた後に口の中がかゆくなることもある」という場合に口腔アレルギー症候群(OAS)を疑い、複数のアレルゲンを一度に確認することができます。このように、原因がはっきりしないアレルギー症状について、まず広く確認する「スクリーニング検査」として使うという認識が大切です。この検査の弱点としては39項目には含まれていないアレルゲンは検査できておらず、世の中には39項目に含まれていないアレルゲンももちろん存在することです。そのため、検査結果や症状によっては、特定のアレルゲンを別で追加検査が必要になることがあります。

3. アレルギー検査は何科で受けられる?

アレルギー検査は、症状に応じてさまざまな診療科で行われています。

・皮膚科

皮膚科においては、原因不明の湿疹や持続するアトピー性皮膚炎の悪化原因検査、接触皮膚炎、食物摂取後の皮膚症状など、皮膚症状を中心としたアレルギーについて相談できます。検査内容も様々対応可能なことがあります。

・内科

内科では、アレルギー性鼻炎や喘息など、全身的な症状について相談できます。採血によるものが中心であるかと思います。

・耳鼻咽喉科

鼻水・くしゃみ・鼻づまりなどが主な場合は、耳鼻咽喉科で相談することもできます。花粉症やアレルギー性鼻炎では、原因となる花粉などを調べるために血液検査を行うことがあります。

・小児科

子どもの食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などについては、小児科で相談できます。ただし、検査できる項目や検査方法は医療機関によって異なります。

アレルギーについては様々な科で対応される分野であるため、何科に行けばいいかわからないという場合は、一番気になっている症状を専門とする診療科を選ぶとよいでしょう。皮膚症状が中心なら、皮膚科への相談がおすすめです。

次のような症状や経験がある方は、アレルギー検査について医師に相談してみてもよいでしょう。

  • 毎年、特定の季節になると鼻水・くしゃみ・目のかゆみが出る
  • 掃除や布団の手入れをすると鼻や目の症状が出る
  • 犬や猫に触れると鼻水や目のかゆみが出る
  • 特定の食べ物を食べた後にじんましんが出る
  • 食後に口の中や喉がかゆくなる
  • 原因のはっきりしない湿疹を繰り返している
  • アトピー性皮膚炎があり、悪化するきっかけを知りたい
  • 花粉症の原因を知りたい

ただ、一方で、湿疹やじんましんなどの皮膚症状があるからといって、必ずしもアレルギーが原因とは限りません。検査が必要な状態であるのかどうか、相談をされたうえで必要に応じて検査を受けられることをおすすめします。

4. アレルギー検査は保険適用になる?

「アレルギー検査は保険が使えるの?」という質問はよくあります。結論として、医師が診察のうえで医学的に必要と判断して行うアレルギー検査は、保険診療として行うことが出来るかと思います。たとえば、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、喘息などの症状があり、原因となるアレルゲンを調べる必要があると医師が判断した場合などです。診療報酬上、特異的IgE検査はアレルゲンごとに算定されますが、同一採血で実施した場合には検査料に上限が設けられています。一方で、症状は特にないけれど、とりあえず全部調べたいといった健診目的の場合には、医療機関の方針によって自費検査となる場合があります。保険診療になるか自費になるかは、症状や診察内容、検査の必要性によって判断されますので、受診時にご確認ください。

5. アレルギー検査の費用

費用は、保険診療か自費診療か、また検査項目数によっても異なります。

・保険診療の場合

保険診療でView39を行う場合、自己負担割合が3割の方では、検査費用として数千円程度が一つの目安となります。ただし、実際には検査料だけではなく、初診料・再診料、血液検査に関連する費用やその他に行った検査や処方についても費用がかかってきます。そのため、会計時の自己負担額は患者さんによって異なります。

・自費の場合

自費でView39を受ける場合の料金は、医療機関によって異なります。実際に自費検査を9,900円(税込)としている医療機関もあれば、別の料金設定をしている医療機関もあります。

6. 子どももアレルギー検査は受けられる?

子どもでもアレルギー検査を受けることはもちろん可能です。ただし、年齢や症状、採血の可否などを考慮して、検査の必要性や方法を判断します。たとえば、食べ物を食べた後にじんましんが出ただけではアレルギーの原因に食べ物が関与していると断定できるかは問診次第になります。また、特定の食品を食べると口の中がかゆくなることについてはよくある種類の訴えであるかなども参考になります。花粉症のような症状があったり、犬や猫などの動物に触れると症状が出てくる場合などについては場所や頻度の確認が大切です。ただ、検査で結果が出たからといって、アレルギー症状がなくなるかというと、そうではなく、その後につなげることが大切になります。特に食物アレルギーについては、血液検査の結果だけで診断を確定することはできず、血液検査だけを気軽に行うことはおすすめできません。
小さなお子さんの場合は採血そのものが負担になることもありますので、検査をするメリットと負担を考えながらすすめられるとよいかと思います。

7. アレルギー検査についてよくある質問

Q1.結果はいつわかりますか?
検査を行う医療機関や検査会社によって異なりますが、一般的には2週間程度かかることがあります。当院での結果が出るまでの日数については、受診時にご案内します。
Q2.当日検査できますか?
診察のうえで医師が必要と判断した場合、当日に採血を行えることがあります。ただし、検査の内容や診療状況などによって異なります。
Q3.空腹で受ける必要がありますか?
一般的な特異的IgEの血液検査は、食事による影響を受けない項目がほとんどかと思います。ただし、同時に別の血液検査を行う場合などには、食事制限が必要になることがあります。
Q4.花粉症も調べられますか?
花粉症についても検査は可能です。項目などについてはご相談ください。View39には、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギなど、代表的な花粉アレルゲンが含まれています。「春だけ症状が出る」「夏から秋に鼻水がひどくなる」など、症状が出る季節と検査結果を照らし合わせることで、原因を考える手がかりになります。
Q5.View39で陽性だったら、その物質を避ければいいですか?
必ずしもそうとは限りません。血液検査で特異的IgEが陽性であることは、実際に症状を起こすアレルギーがあることと同一ではありません。特に食物については、医師とともに実際に食べたときの症状や摂取量、症状が出るまでの時間などを含め総合的に判断する必要があります。
Q6.View39で陰性ならアレルギーではないですか?
こちらについても陰性だから絶対にアレルギーではない、とは言い切れるわけではありません。View39で調べられるアレルゲンは39種類です。39項目に含まれていないアレルゲンもありますし、採血より侵襲的検査であるプリックテストにて確定するまで真の陰性とは言えないこともあります。特に運動誘発性食物アナフィラキシーなどについては特定の状況を再現しないとアレルギー症状を見つけ出すことが難しいものになります。症状が続いている場合は、検査結果が陰性でも医師に相談してください。

8. 当院のView39アレルギー検査・まとめ

当院ではView39によるアレルギー検査を行っています。View39では、吸入系・その他19項目と食物系20項目、合計39種類のアレルゲンについて、一度の採血で調べることができます。そのため、アレルギーの原因がはっきりしない場合に、まず広く可能性を探る検査として利用できます。症状やこれまでの経過などから原因となるアレルゲンを想定し、検査を行い血液検査などの結果から総合的に判断していきます。検査結果が陽性だった場合は、適切な指導により生活しやすくなるようアドバイスを行いますので安心してご来院ください。必要に応じては、専門機関への紹介なども行います。反対に、検査で異常がなかった場合でも、症状が続く場合には別の原因を考える必要がありますので、ご相談ください。原因を知ることが、治療・対策の第一歩となります。「これってアレルギーなのかな?」、「何が原因なのかわからない」、「子どもの湿疹やじんましんがアレルギーと関係しているか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

【参考文献】

  • あたらしい皮膚科学 第3版 清水宏
  • 食物アレルギーの診療の手引き2023
  • Viewアレルギー39 39種類のアレルゲンを一度に検査できるアレルギー血液検査
健康保険適用

当院は保険診療を中心とした皮膚科クリニックです

当院の診療実績:2025年度 年間延べ来院者数 19,763名
(集計期間:2025年1月〜12月 当院レセコンデータに基づく)

「原因のわからないかゆみや肌荒れが続く」「花粉や食べ物のアレルギーを一度に調べたい」など、気になる症状はお気軽にご相談ください。

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9. この記事の監修・執筆医

アレルギー検査の監修・執筆:医療法人社団涼美会 理事長 関口知秀医師

医療法人社団涼美会理事長

関口 知秀

アトピー性皮膚炎やじんましん、花粉症をはじめとしたアレルギー疾患の診断・治療を幅広く行う。丁寧な問診とView39などの各種検査を通じて原因を特定し、一人ひとりのライフスタイルに寄り添った治療と生活指導を重視している。新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日も夜間まで、忙しい患者さまも通いやすい診療体制を整えている。

※本ページはれいわクリニックの医師が監修しています。

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