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C型肝炎はうつる?感染経路・症状・検査・治療について
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C型肝炎とは?症状・感染経路・検査・治療について解説

新宿・渋谷周辺でC型肝炎の診断・検査・治療をご検討の方へ

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)が肝臓に感染することで起こる病気です。感染しても自覚症状がほとんどないことが多く、健康診断で肝機能の異常を指摘されたことをきっかけに感染がわかるケースもあります。感染が長期間続くと慢性肝炎となり、徐々に肝臓の線維化が進んで肝硬変や肝がんにつながる可能性があります。「健康診断で肝機能の数値が高いと言われた」「過去に輸血や手術を受けたことがある」「C型肝炎への感染が心配」などの場合は、自己判断で放置せず、医療機関で検査を受けることが大切です。現在は飲み薬による治療でウイルスの排除が期待できるため、早期に感染を確認し、適切な治療につなげることが重要です。この記事では、C型肝炎の症状・感染経路・検査・治療・予防について、医師が詳しく解説します。

この記事の要点

  • 症状と特徴:C型肝炎は感染しても自覚症状がほとんどないことが多く、気づかないまま感染が続く場合があります。慢性化すると肝臓の線維化が徐々に進み、肝硬変や肝がんにつながる可能性があります。
  • 感染経路・検査・治療:主に感染者の血液を介して感染し、感染の有無は血液検査で確認します。現在は直接作用型抗ウイルス薬(DAA)による飲み薬で治療でき、ウイルスの排除が高い確率で期待できます。
  • 当院の対応:当院では、C型肝炎への感染が心配な方や健康診断などで肝機能異常を指摘された方に対して、症状や経過を確認し、必要な検査・診療を行っています。感染の可能性が気になる方もお気軽にご相談ください。

当院の特徴

REASON

土日祝診療

土・日・祝も診療
年末年始も休まず対応

平日夜21時まで対応可能な診療体制

平日夜21時まで
仕事帰りに通いやすい

医師によるC型肝炎の診察・検査

全院 駅チカ
院内処方お薬をその場で

目次 [ 表示 ]

C型肝炎とは?

  • 健康診断で「肝機能の数値が高い」と指摘された
  • 特に無理をしていないのに、だるさが抜けない日が続く
  • 昔受けた輸血や手術のことが、ふと頭をよぎる

こうした心当たりから「C型肝炎」という言葉を調べ始めた方も多いはずです。名前は知っていても、自分に関係のある病気だとは思っていなかった、という声もよく聞かれます。
C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)が肝臓の細胞に感染し、炎症が続く病気です。肝臓の炎症が6か月以内におさまるものを急性肝炎、6か月を超えて続くものを慢性肝炎と呼びます。
C型肝炎ウイルスは1989年に発見され、世界で5,800万人が感染しているとされる、血液を介して広がる代表的な病原体です。

やっかいなのは、感染しても自覚症状がほとんど出ないまま経過する点にあります。急性感染を起こした人の80〜85%はウイルスを自力で排除できず、慢性感染へ移行します。
慢性化した場合、約20%が20年ほどのうちに肝硬変へ進み、さらに1〜5%が30年のうちに肝がんを発症すると報告されています。気づかないうちに肝臓のダメージが積み重なっていく。
これがC型肝炎の本当の怖さと言われる理由です。

ただし、この10年ほどで治療は大きく様変わりしました。かつては「治りにくい病気」でしたが、現在は飲み薬でウイルスを体から排除できる時代になっています。

【データ出典・参考文献】

C型肝炎の症状

C型肝炎ウイルスに感染してから体に変化が現れるまでの潜伏期間は、およそ8週間とされています。
ただし急性期に症状が出る人は少数で、多くは何事もなかったかのように過ごします。症状が出た場合に見られるのは、次のようなものです。

  • 食欲がわかない
  • 体がだるい、疲れやすい
  • 吐き気がする
  • 右のわき腹(肋骨の下あたり)が重い、痛む
  • 尿の色が濃くなる
  • 皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)

もっとも、急性期に感染した人の約80%は無症状のまま経過し、黄疸も現れません。そのため「風邪をひいたかな」で済んでしまい、感染に気づく機会を逃しやすいのです。
慢性肝炎に移行してからの症状も、はっきりしたものではありません。疲労感やだるさ、右上腹部の鈍い痛み、関節の痛みなど、日常のちょっとした不調と区別がつきにくい訴えが中心になります。
肝硬変まで進行して初めて、腹水やむくみ、黄疸、意識がぼんやりするといった症状で受診に至るケースも珍しくありません。

また、C型肝炎は肝臓以外にも影響することがあります。クリオグロブリン血症による発疹や血管炎、腎臓の炎症(糸球体腎炎)、皮膚の扁平苔癬、晩発性皮膚ポルフィリン症、
非ホジキンリンパ腫などとの関連が知られています。皮膚科や腎臓内科での検査をきっかけに、C型肝炎が見つかることもあります。

C型肝炎の感染経路

C型肝炎ウイルスは、感染した人の血液が体内に入ることで広がります。ウイルスが感染できる細胞に到達しなければ感染は成立しないため、日常の何気ない接触で伝わる病気ではありません。
感染経路として知られているのは、主に次の3つです。

  • 血液を介した経路(注射器の共用、消毒が不十分な医療行為、輸血や臓器移植など)
  • 母子感染(出産時に母親から赤ちゃんへ)
  • 性行為による経路

このうち最も多いのが血液を介した感染で、注射器を共用する薬物使用や、医療体制が十分に整っていない地域での処置が代表例とされています。
輸血や血液製剤による感染は、献血血液のスクリーニング検査とウイルス除去技術の普及によって大きく減りました。
頻回の輸血を必要とする血友病の患者さんや、長期に透析を受けている方も、かつては感染リスクの高い集団でした。

母子感染と性行為による感染は、決してゼロではないものの頻度は高くありません。規模の大きな研究では、母子感染の頻度は0〜4%と報告されています。
なお、C型肝炎ウイルスの遺伝子は血液のほか、唾液や涙、精液、腹水、脳脊髄液からも検出されます。歯ブラシやカミソリなど血液が付着しうるものの共用は避けるよう、医療現場でも指導されています。

C型肝炎の検査

C型肝炎の検査は、二段階で進むのが基本です。

  • 第一段階:HCV抗体検査(血液中の抗体を調べる)
  • 第二段階:HCV-RNA検査(ウイルスそのものの遺伝子を調べる)

まず行うのがHCV抗体検査です。感染から4〜10週ほどで抗体が検出できるようになり、いったん現れると生涯にわたって残ります。
ただしこの検査は「今感染しているか」「過去に感染したことがあるか」を区別できません。抗体が陽性でも、すでにウイルスが排除されている場合があるからです。
そこで必要になるのがHCV-RNA検査です。ウイルスの遺伝子を直接検出する最も特異度の高い方法で、抗体ができる前の急性感染も捉えられます。偽陽性や判定保留の結果を切り分けるうえでも欠かせません。
この検査でウイルスが確認されて、初めて「現在感染している」と診断が確定します。

診断がついたら、次は肝臓がどれくらい傷んでいるかを評価します。線維化の程度は治療の内容や期間を決める材料になるため、AST/ALT比やAPRI、FIB-4といった血液検査から算出する指標や、
超音波を用いたエラストグラフィで調べます。かつて標準とされた肝生検は、出血や感染のリスクと費用の問題から、他の病気の可能性を慎重に見極めたい場合などに限って行われるようになりました。
米国CDCは2020年、18歳以上のすべての成人と、妊娠のたびに1回ずつC型肝炎の検査を受けることを推奨する方針を示しています。症状で見つけるのが難しい病気だからこそ、一度は調べておく価値があります。

【データ出典・参考文献】

C型肝炎の治療

治療の目標は、体からC型肝炎ウイルスを取り除くことです。治療終了から12週間たった時点で血液中にウイルスが検出されない状態を「持続的ウイルス学的著効(SVR)」と呼び、
これが達成できれば治癒とみなされます。SVRに到達した人が再びウイルスを検出される確率はごくわずかで、その大半は再感染によるものと考えられています。
かつての治療の主役は、注射薬のペグインターフェロンとリバビリンでした。インフルエンザのような発熱や倦怠感、白血球や血小板の減少、貧血、抑うつなど負担の大きい副作用があり、
治療期間も48週間と長く、治癒率は40〜60%にとどまっていました。治療を受けたくても受けられない人が少なくなかったのです。

状況を変えたのが、2013〜2014年に登場した第二世代の直接作用型抗ウイルス薬(DAA)です。すべて飲み薬で完結し、副作用も格段に軽くなりました。
現在、肝硬変のない初回治療の患者さんに対しては、グレカプレビル/ピブレンタスビルを8週間、またはソホスブビル/ベルパタスビルを12週間内服する方法が中心となっています。
どちらもSVR率は95%を超え、忍容性も良好と報告されています。実際の診療現場を対象としたメタ解析でも、DAA治療のSVR率は95%と示されました。
ウイルスを排除できると、肝臓の炎症や線維化、門脈圧亢進に伴う変化が改善します。肝がんの発症リスクや全体の死亡率が下がることも複数の研究で確認されており、
倦怠感などの体調面の改善を実感する人も多くいます。

一方で、他の薬との相互作用には注意が必要です。処方の前には必ず飲み合わせの確認が行われます。また、非代償性肝硬変がある方、以前の治療でウイルスを排除できなかった方、
HIVとの重複感染がある方、臓器移植を受けた方などは、専門的な判断が必要になるため肝臓専門医のもとで治療を進めます。

【データ出典・参考文献】

C型肝炎は予防できる?

現時点で、C型肝炎を防ぐワクチンはありません。免疫グロブリンの投与も、感染予防に有効とは証明されていません。A型肝炎やB型肝炎にはワクチンがあるだけに、意外に思われるかもしれません。
理由はウイルスの性質にあります。C型肝炎ウイルスは遺伝子の変異が非常に起こりやすく、少なくとも6つの主要な遺伝子型と80を超えるサブタイプが存在します。
この多様さが、ワクチン開発を難しくしているのです。
ワクチンがない以上、予防の柱は「感染した血液に触れない」ことに絞られます。

  • 注射器や針を他人と共用しない
  • 歯ブラシやカミソリなど、血液が付着しうる日用品を共用しない
  • 血液や臓器、精液が汚染されないよう、医療現場での感染対策を徹底する

もう一点、覚えておきたいことがあります。C型肝炎の抗体は、B型肝炎の抗体とは違って感染を防ぐ力を持ちません。一度治った人でも、再びウイルスにさらされれば感染します。
治療で治癒した後も、感染につながる行動を避ける意識は持ち続けてください。

なお、妊娠中にC型肝炎が判明した場合、治療は出産後に行うのが一般的です。母親が感染していた赤ちゃんは、生後2か月と18か月の時点で検査を受けることがすすめられています。

C型肝炎が心配な場合は医療機関へ

C型肝炎は、症状で気づける病気ではありません。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるとおり、かなり傷んでからでないと悲鳴を上げないためです。
次のような心当たりがあれば、一度検査を受けておくと安心できます。

  • 健康診断で肝機能の数値(AST・ALTなど)を指摘された
  • 過去に輸血や血液製剤の投与、臓器移植を受けたことがある
  • 長期にわたって血液透析を受けている
  • 注射器や針を共用した経験がある
  • 原因のはっきりしない倦怠感が続いている

受診先は、消化器内科または肝臓内科が基本です。検査そのものは採血で済み、特別な準備も要りません。自治体や職場の健診でも、肝炎ウイルス検査を受けられる場合があります。
仮に感染が見つかっても、必要以上に落ち込む必要はありません。かつてのような長く苦しい治療ではなく、多くの場合は8〜12週間の内服で治癒が目指せます。
むしろ怖いのは、感染に気づかないまま肝硬変や肝がんまで進んでしまうことのほうです。

健康保険適用

当院ではC型肝炎の検査・診療を行っています

健康診断などで「C型肝炎ウイルス(HCV)陽性」と指摘された方や、C型肝炎の感染が心配な方はご相談ください。C型肝炎は自覚症状がないまま進行することもありますが、適切な検査と治療によってウイルスを排除できる可能性があります。感染が心配な場合や検査結果が気になる場合は、自己判断せず早めにご相談ください。

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C型肝炎に関するよくある質問

Q. 症状がなければ、治療しなくてもよいのでしょうか。

C型肝炎は、症状がなくても治療が必要になることがあります。急性期の約80%は無症状で経過するとされ、慢性化してからも症状がほとんどない、または疲れやすいなどの漠然とした症状にとどまることがあります。その間も肝臓の線維化が徐々に進行し、肝硬変や肝がんにつながる可能性があります。症状がないことだけを理由に治療を見送らず、検査結果に応じて医師に相談することが大切です。

Q. 一度治れば、もう感染しませんか。

いいえ。一度C型肝炎が治癒しても、再感染する可能性があります。C型肝炎ウイルス(HCV)に対する抗体は、感染を防ぐ免疫として十分に働かないため、治療によってウイルスが排除された後でも、再びHCVに感染する可能性があります。治療後も血液を介した感染を避けるなど、感染予防を続けることが大切です。

Q. 家族にうつしてしまわないか心配です。

C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染するため、握手や食器の共用、入浴などの日常生活で感染することは基本的にありません。ただし、血液が付着する可能性のある歯ブラシやカミソリなどを家族と共用することは避けてください。性行為による感染も起こる可能性がありますが、一般的には頻度は高くないとされています。感染について心配な場合は、医療機関で検査について相談しましょう。

Q. 治療が終わったら、通院は必要なくなりますか。

C型肝炎の治療によってウイルスが排除された後も、肝臓の状態によっては定期的な経過観察が必要です。特に肝硬変まで進行している場合は、ウイルスが排除された後も肝がんが発生するリスクが残るため、定期的な画像検査などによるフォローが重要です。治療後の通院や検査が必要かどうかは、肝臓の状態によって異なるため、主治医の指示に従ってください。

まとめ

C型肝炎は、感染しても症状がほとんど出ないまま慢性化し、長い年月をかけて肝硬変や肝がんへ進むことのある病気です。
急性感染の80〜85%が慢性化するにもかかわらず、多くの人が自分の感染に気づいていません。

一方で、治療の状況はこの10年で一変しました。飲み薬だけで8〜12週間、95%を超える確率でウイルスを排除できるところまで来ています。
ワクチンがない以上、早く見つけて早く治すことが、肝臓を守る最も確実な方法です。

健診で肝機能を指摘された方は、HCV抗体検査を受けてみてください。採血ひとつで、これから先の肝臓の運命が大きく変わることがあります。
心当たりがある方は、お気軽にれいわクリニックまでご相談ください。

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この記事の監修・執筆医

膀胱癌治療の監修・執筆:医療法人社団涼美会 理事長 関口知秀医師


医療法人社団涼美会 理事長

関口 知秀

過活動膀胱や頻尿などの一般泌尿器科診療をはじめ、性感染症(性病)検査・治療、前立腺疾患や泌尿器がんの早期発見まで幅広く対応。
患者様一人ひとりの症状や生活背景に寄り添い、丁寧な診察とわかりやすい説明を大切にしています。
新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日や夜間診療にも対応し、お忙しい方でも受診しやすい体制で質の高い医療を提供しています。

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※本ページはれいわクリニックの医師が監修しています。

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