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医療法人社団涼美会 理事長
新宿・渋谷の泌尿器科 | れいわクリニック
Care & Treatment治療について
新宿・渋谷周辺で小児の頻尿・おもらしについてご相談の方へ
子どもの頻尿やおもらしは決して珍しいものではありません。何度もトイレに行く、少量の尿を繰り返す、日中におもらしをするなど、さまざまな症状があります。便秘やトイレを我慢する習慣、環境の変化などが原因となることが多い一方、膀胱炎などの尿路感染症や過活動膀胱、糖尿病などの病気が隠れている場合もあります。また、日中のおもらしと眠っている間のおねしょ(夜尿症)では、原因や対応が異なります。
ここでは、小児の頻尿・おもらしの原因や考えられる病気、昼間のおもらしと夜尿症の違い、検査・治療、家庭でできる対策、受診の目安についてわかりやすく解説します。
この記事の要点
REASON
土・日・祝も診療
年末年始も休まず対応
平日夜21時まで
仕事帰りに通いやすい
全院 駅チカ
院内処方お薬をその場で
こうした状態が何日も続くと、腎臓や膀胱に病気が隠れているのではないかと不安になります。ただ、子どもの排尿トラブルの多くは体の構造そのものではなく、膀胱の使い方や毎日の生活習慣に原因があります。
排尿回数は年齢によって変わりますが、1日に8回を超え、しかも1回ごとの尿量がごく少ないときは頻尿と考えます。なかには5分から1時間おきという極端な間隔でトイレに通う子もいます。
おもらしは、日中に起きるものと眠っている間に起きるものを分けて考える必要があります。
日中の排尿コントロールはおおむね4歳前後で完成し、夜間のコントロールはそれより数か月から数年遅れて追いついてきます。
昼は平気なのに夜だけ漏れるという状態は、発達の順序としてはめずらしいものではありません。
一方で、それまで何ともなかった子が、ある日を境に昼間だけ頻尿になることもあります。学童期前後に多く、尿検査も超音波検査も正常で、排尿時の痛みや尿漏れをともないません。
この状態は良性で、特別な治療をしなくても自然に落ち着いていきます。
最も多い原因は、意外に思われるかもしれませんが便秘です。直腸に便がたまると膀胱を後ろから押す形になり、ためられる尿の量が減ります。
加えて骨盤底の筋肉に伝わる神経の信号が乱れ、膀胱が勝手に縮むようになります。その結果、急に強い尿意が来る、間に合わずに漏れるという症状につながります。
次に多いのが、遊びやゲームに夢中でトイレを後回しにする癖です。我慢が習慣になると膀胱が過敏になり、逆にぎりぎりまで尿意を感じにくくなることもあります。
時間を決めて排尿させるだけで、日中の尿漏れの頻度が改善する子は少なくありません。
心理的なきっかけが引き金になる場合もあります。入園や進級、転校、弟や妹の誕生、家族の入院といった環境の変化が重なった時期に、昼間の頻尿が始まるケースはよく経験されます。
ジュースやお茶の飲みすぎ、カフェインを含む飲料の習慣も見逃せません。
排尿トラブルで泌尿器科を受診する子どもを調べると、6割ほどに何らかの心理社会的な要因が見つかったという報告もあります。
また、注意欠如・多動症や自閉スペクトラム症のある子どもでは排尿の症状が強く出やすく、治療にも時間がかかる傾向が知られています。この場合、排尿の問題だけを切り離して扱っても前に進みません。
なお、便秘や我慢グセを背景とするタイプは女児に多い一方、突然始まる昼間だけの頻尿は幼い男児に集中するという違いもあります。
頻尿やおもらしの裏に、治療が必要な病気が隠れていることもあります。主なものは次のとおりです。
尿路感染症では排尿時の痛みや尿の濁り、発熱をともないます。糖尿病では尿量そのものが増え、水を大量に飲み、食欲があるのに体重が減っていきます。
異所性尿管は尿管の出口が本来の位置からずれている状態で、常に下着が湿っているという訴え方をします。後部尿道弁がある男児は、尿の勢いが弱い、いきまないと出ないといった症状を示します。
歩き方の異常や背中の下部のくぼみ、あざのような皮膚の変化があるときは、脊髄の異常も念頭に置いて診察を進めます。
見過ごせないのは、膀胱と腸の問題を放置した先に起こることです。尿がうまく出しきれない状態が続くと、尿路感染症をくり返しやすくなります。
さらに尿が腎臓側へ逆流する膀胱尿管逆流がある子では、熱の出る尿路感染の再発率が高く、腎臓に傷が残る危険もあります。
逆流そのものも、膀胱と腸の状態が悪いままだと自然に治りにくくなることが知られています。頻尿やおもらしを「そのうち治るもの」とだけ捉えないほうがよい理由が、ここにあります。
夜尿症は、5歳以上の子どもで週2回以上のおねしょが3か月以上続く状態を指します。5歳児のおよそ15%に見られ、8歳では4%程度まで減り、その後も1年に約15%ずつ自然に治っていきます。
膀胱にためられる量と夜間につくられる尿量のバランスが崩れ、なおかつ尿がたまっても目が覚めないことが重なって起こります。
一方、昼間のおもらしは膀胱の働きそのものと関わりが深く、便秘や我慢グセ、過活動膀胱が背景にあることがほとんどです。
おねしょだけの子と、昼間にも尿意切迫や尿漏れがある子では、必要な検査も治療の順序も変わります。
昼と夜の両方に症状がある場合は、まず昼間の症状から治療を始めるのが原則です。
夜間だけの症状にくらべて評価に時間がかかるため、早めに泌尿器科の医師に相談したほうが遠回りになりません。
医学的には、おねしょ以外の症状がないものを単一症候性、昼間の尿漏れや尿意切迫、いきみなどをともなうものを非単一症候性と呼び分けます。
後者は原因を探るための評価をより丁寧に行う必要があります。
体質の影響が大きい点も知っておくと安心です。両親のどちらかにおねしょの経験があると子どもに起こる確率は44%、両親ともに経験があると77%にのぼる一方、家族に経験がない場合は15%と報告されています。
しつけや育て方の結果ではないことは、ここからも読み取れます。
最初に行うのは問診と診察、そして排尿日誌と尿検査です。排尿日誌は、いつ・どれくらいの量を排尿したか、水分をどれだけとったか、便の回数や形はどうかを2〜3日分記録するもので、
診断のうえで最も情報量の多い資料になります。
尿検査では、細菌や白血球の有無で尿路感染症を確認し、尿糖や尿の濃さから糖尿病や尿を濃縮する機能の異常を調べます。ここで異常がなければ、膀胱と腸の働きの問題である可能性が高くなります。
超音波検査は必ずしも初回から必要ではありませんが、残っている尿の量を測ったり、直腸の太さから便のたまり具合を推定したりできます。
尿の勢いを測る検査や膀胱造影、脊髄のMRIは、治療に反応しない場合や神経の異常が疑われる場合に限って行います。子どもに負担の大きい検査を最初から並べる必要はありません。
排尿日誌は1〜2週間分をすすめる資料もありますが、長期間つけ続けるのは負担が大きく、2〜3日でも正確に書かれた記録のほうが役立ちます。
1回分の尿量がわかると、その子の膀胱がどれくらいためられるのかを推定でき、年齢相応かどうかの判断材料になります。
便については、形状を段階で示した図表を使って記録すると、便秘の有無と治療の効果が把握しやすくなります。
超音波検査では、直腸の太さがおよそ3cm以上あると、直腸に便がたまっている状態を裏づける所見と考えます。また、朝いちばんの尿の濃さが十分であれば、尿を濃縮できない病気は考えにくくなります。
治療の柱になるのは、薬ではなく生活と排尿習慣の立て直しです。排尿の仕組みを本人と家族が理解し、十分な水分をとり、時間を決めて排尿し、便秘をきちんと治す。
この組み合わせだけで、半数以上の子どもが改善していきます。
便秘の治療は特に重要で、便を軟らかくする薬を使いながら、食物繊維と水分をとり、トイレに座る時間を毎日確保します。膀胱の症状だけを追いかけても、腸の問題が残っていれば堂々巡りになります。
生活の見直しを半年ほど続けても改善しないときに、はじめて薬物療法を検討します。過活動膀胱には膀胱の収縮を抑える薬を使い、尿を出しきれないタイプには尿道の緊張をゆるめる薬を併用することもあります。
夜尿症については、濡れると鳴るアラームを使う方法と、夜間の尿量を減らす薬を使う方法があり、アラーム療法はおよそ3人に2人で効果が得られると報告されています。
どちらを選ぶかは家庭の事情によります。効果そのものは大きく変わりませんが、アラームは治ったあとに再発しにくい一方、毎晩3〜5か月使い続ける必要があります。
薬は飲んだその日から効きますが、やめると戻りやすい面があります。宿泊行事の前だけ薬を使うといった使い方も可能なので、目標を医師と共有しておくとよいでしょう。
薬にも限界があります。過活動膀胱の子どものうち、膀胱の収縮を抑える薬が効かない例は最大で4割に達すると報告されており、その場合は別の作用の薬に変えたり、
骨盤底の使い方を練習する訓練を組み合わせたりします。行動療法をとばして薬から始めても、期待した結果になりにくいのはこのためです。
次のような症状があるときは、様子を見ずに受診してください。
最後の項目は見落とされがちですが、大切な受診理由です。おねしょや尿漏れのある子どもは自己評価が下がりやすく、宿泊行事を避けたり、友達との関わりを減らしたりします。
治療を受けた子どもは半年ほどで自己評価が同年代と変わらない水準まで回復すると報告されており、早めに相談する意味は十分にあります。
また、いったん半年以上おねしょがなくなっていたのに再び始まった場合は、便秘や睡眠時のいびき、心理的な出来事など、新しく加わった要因を探す必要があります。
家庭での取り組みは、治療そのものと言えるほど効果があります。
そして最も大切なのは、叱らないことです。おもらしは本人の意思や努力の不足によるものではありません。
実際、夜尿症の子どもの4分の1から3分の1が保護者から罰を受けているという報告があり、罰は症状を減らすどころか、恥ずかしさや不安を強めるだけに終わります。
うまくいった日を一緒に確認し、記録に残していくほうが、はるかに近道です。
もう一点、おむつや吸水パンツの扱いにも触れておきます。外泊など特別な場面で使うのは差し支えありませんが、毎晩あてる状態が続くと、尿意で起きてトイレに行こうという気持ちが育ちにくくなります。
防水シーツで寝具を守りつつ、下着で眠る日をつくっていくほうが前に進みます。
小児科でまず相談するのが一般的ですが、次のような場合は泌尿器科での評価をおすすめします。
昼間の尿漏れが続いている、生活の見直しと便秘治療を数か月続けても変化がない、発熱をともなう尿路感染をくり返している、尿の勢いや残尿が気になる、といったケースです。
泌尿器科では、排尿日誌や超音波検査をもとに、膀胱がどのように働いているかを具体的に確認します。
骨盤底の筋肉の使い方を練習する方法や、必要に応じた薬物療法など、選択肢も広がります。恥ずかしさから受診をためらう家庭は多いのですが、同じ悩みで通院している子どもは決してめずらしくありません。
おねしょについても、アラームや薬を3か月ほど試して手応えがないときが、専門医に相談するタイミングです。
背景に気づかれていない便秘や睡眠時の呼吸の問題が隠れていることがあり、そこを整えると急に改善するケースもあります。
当院では小児の頻尿・おもらしの検査・診療を行っています
「何度もトイレに行く」「日中におもらしをする」「一度おむつが外れたのに、また漏らすようになった」など、お子さんの排尿に関する症状でお悩みの場合はご相談ください。便秘やトイレを我慢する習慣が原因のこともありますが、膀胱炎や過活動膀胱などの病気が隠れている場合もあります。気になる症状が続く場合は、自己判断で様子を見続けず、早めにご相談ください。
子どもの排尿回数は年齢や水分摂取量によって異なりますが、一般的に1日に8回を超え、1回あたりの尿量が少ない場合は頻尿が疑われます。10分おき、30分おきなど極端に短い間隔でトイレに行く状態が続く場合は、頻尿として原因を確認することが大切です。
短い間隔で何度もトイレに行く場合でも、必ずしも病気とは限りません。便秘やトイレを我慢する習慣、環境の変化などが原因となることがあります。学童期前後の子どもでは、尿検査などに異常がなく、痛みや尿漏れを伴わない良性の昼間頻尿がみられることもあります。ただし、症状が長く続く場合や、排尿時の痛み・発熱・血尿などを伴う場合は受診をおすすめします。
子どもの頻尿には、便秘、トイレを我慢する習慣、膀胱が過敏になる過活動膀胱、尿路感染症などさまざまな原因があります。ジュースやお茶などの飲みすぎ、カフェインを含む飲料、入園・進級・転校などの環境変化がきっかけになることもあります。まれに糖尿病や尿路の構造異常などが隠れている場合もあります。
原因によって男女差がみられることがあります。便秘やトイレを我慢する習慣を背景とした排尿トラブルは女児に多い一方、突然始まる昼間だけの頻尿は幼い男児に多いとされています。ただし、性別だけで原因を判断することはできないため、症状の経過や排尿の状態を確認することが大切です。
子どもの排尿機能は成長とともに発達するため、3歳・4歳頃と5歳以降では排尿回数やおもらしの捉え方が異なります。特に幼児期は排尿機能が発達途中であるため個人差があります。5歳を過ぎても頻尿やおもらしが続く場合や、いったん改善した後に症状が再び始まった場合は、原因を確認するため医療機関に相談すると安心です。
痛みがない頻尿でも、症状が続いている場合は一度相談することをおすすめします。特に、短い間隔で何度もトイレに行く状態が続く場合や、日常生活や学校生活に支障がある場合は受診を検討しましょう。一方、急に始まった昼間だけの頻尿で、尿検査に異常がなく、尿漏れや痛みなどを伴わない場合は、良性の昼間頻尿のこともあります。
排尿時の痛みを伴う頻尿では、膀胱炎などの尿路感染症が考えられます。尿の濁りや血尿、発熱を伴う場合は特に注意が必要です。痛みが続いている場合は、尿検査などで原因を確認するため、早めに小児科や泌尿器科を受診しましょう。
尿意があるのに尿が出ない、尿の勢いが弱い、いきまないと出ないといった症状がある場合は、排尿機能の異常や尿路の問題が隠れている可能性があります。特に急に尿が出なくなった場合や、下腹部の強い痛みを伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。
まずは小児科に相談するのが一般的です。昼間の尿漏れが続いている、尿の勢いが弱い、残尿感がある、尿路感染症を繰り返しているなどの場合は、泌尿器科や小児泌尿器科での診察も適しています。排尿日誌や尿検査、必要に応じて超音波検査などを行い、原因を確認します。
排尿時の痛み、発熱、血尿、尿の濁り、尿が出にくい、尿漏れ、強い口渇や尿量の増加などがある場合は、医療機関を受診してください。また、症状が長く続いている、学校生活に支障がある、本人が悩んでいる場合も受診をおすすめします。
原因によって治療方法は異なりますが、まずは時間を決めてトイレに行く、十分な水分をとる、トイレを我慢しない、便秘を改善するなど、排尿習慣と生活習慣を整えることが基本です。過活動膀胱などが原因の場合は、必要に応じて薬物療法などを行います。
子どもの頻尿に対して漢方薬が検討されることもありますが、すべての子どもに適しているわけではありません。頻尿の原因によって必要な治療は異なるため、自己判断で漢方薬を使用するのではなく、まず原因を確認したうえで医師に相談しましょう。
成長とともに自然に改善するケースもありますが、便秘や過活動膀胱、尿路感染症など治療が必要な原因が隠れていることもあります。特に、一度おむつが外れた後に再びおもらしが始まった場合や、昼間の尿漏れが続いている場合は、医療機関に相談することをおすすめします。
子どもの頻尿やおもらしは、成長の途中で起こる一時的な現象であることも、治療が必要な病気のサインであることもあります。
見分けるために特別なことは必要なく、排尿日誌と尿検査という基本的な評価から始められます。
原因として頻度が高いのは便秘とトイレを我慢する癖で、どちらも家庭での取り組みで改善が期待できる問題です。
時間を決めた排尿、十分な水分、便秘の解消という三つを続けることが、遠回りに見えて最も確実な道すじになります。
そして、子どもを責めないでください。おもらしは本人にもコントロールできないところで起きています。困っていること、心配なことを一度専門の医師に話してみると、家族全体の気持ちが軽くなるはずです。
お気軽にれいわクリニックまでご相談ください。