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医療法人社団涼美会 理事長
新宿・渋谷の美容皮膚科|駅徒歩30秒・平日21時/土日祝20時まで診療
「なんとなく美容にいいらしい」「疲れたときに打つと楽になるらしい」―プラセンタ注射という言葉を一度は耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。しかし実際に詳しいことは分からない方も多いのがプラセンタ注射です。ここでは、プラセンタ注射の基本的な仕組みから期待できる効果、気になる副作用やリスク、保険適用の条件、献血との関係、およびサプリメントや美容液との違いまで、プラセンタについて知っておきたい情報をまとめて解説します。あわせて当院のプラセンタ注射のご案内もいたしますので、施術を検討されている方はぜひ参考にしてください。
この記事の要点
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プラセンタとは、日本語で「胎盤(たいばん)」を意味する言葉です。胎盤は、お腹の中で赤ちゃんを育てるための生命維持装置のような役割をしており、母体から赤ちゃんに酸素や栄養を送り届けています。
わずか十カ月程度で受精卵を新生児まで成長させるため、胎盤の中にはタンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、各種の成長因子など、細胞の働きを助ける栄養素が豊富に含まれています。医療やエステの現場で使われる「プラセンタ」とは、こうした胎盤から有効成分を抽出し、注射や内服薬、美容液といった形に加工したものを指します。
医療機関で行われるプラセンタ注射で使用されるのはヒトの胎盤由来の成分であり、サプリメントや化粧品で広く市販されている馬や豚由来のプラセンタとは「原料」が異なる点が大きな特徴です。プラセンタとは何かを調べる方の多くが、この原料の違いを知らずに利用を検討しているケースが見られますので、施術を選ぶ際の基礎知識として押さえておきたいポイントです。
日本でのプラセンタ注射の歴史は古く、戦後まもない時期から肝機能改善や更年期症状の緩和を目的に医療現場で使われてきました。長年の臨床使用の積み重ねがあることも、プラセンタ注射が美容医療の分野で広く受け入れられている理由のひとつです。
プラセンタに含まれる成分は多岐にわたり、タンパク質や脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、各種アミノ酸に加え、細胞の増殖や修復を助ける成長因子も含まれています。こうした成分が複合的に働くことで、お肌だけでなく全身の組織や臓器、ホルモンバランスにまでアプローチできるとされており、「一本で複数の悩みに同時にアプローチできる」点もプラセンタ注射の大きな特徴です。美容目的で通い始めた方が、肌の変化だけでなく「疲れにくくなった」「寝つきが良くなった」といった体調面の変化を実感されるケースも少なくありません。
プラセンタ注射には、美容面・体調面の両方でさまざまな効果が期待されています。
お肌に関しては、メラニンの生成を抑える働きやコラーゲンの生成を促す働きが報告されており、シミやくすみ、シワ、ハリ不足といったエイジングサインのケアに役立つと考えられています。そのため、紫外線や乾燥によるダメージが気になる方、年齢とともに肌の調子に変化を感じている方に選ばれている施術です。
また、プラセンタには新陳代謝を高める働きもあるとされ、慢性的な疲労感や倦怠感、寝起きのだるさ、二日酔いのつらさといった不調のケアにも活用されています。仕事や家事で忙しい毎日を送る方が、健康増進・リフレッシュの一環として定期的に利用するケースも少なくありません。
このように、プラセンタ注射の効果としては「美容」と「コンディショニング」の両面から同時にアプローチできる点が最大の強みです。一本の注射でこれだけ多角的な効果が期待できることが、長年支持されてきた理由といえるでしょう。
※効果の感じ方や持続期間には個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではないことはあらかじめご了承ください。
肌や疲労以外にも、プラセンタにはホルモンバランスを整える働きがあるとされ、更年期に伴う体調の変化が気になる方のケアや、月経に関するお悩みを抱える女性にとっても選択肢の一つとして広く知られています。
ただし、こうした症状に対する治療を目的とする場合は、条件によって保険適用の対象になることもあるため、目的によって診療の枠組みが異なります(詳細は後述します)。
プラセンタ注射には、投与する部位によっていくつかの種類があります。一般的なのは上腕などへの筋肉注射(または皮下注射)で、非常に細い針を使って薬剤を注入するため、痛みも比較的少なく済むよう配慮されています。
また、肌悩みがお顔に集中している方向けに、お顔の皮膚へ直接細かく注射する「顔プラセンタ」というメニューを用意しているクリニックも多くあります。お顔に直接アプローチすることで、気になる部分への効果をより実感しやすくなるとされ、シミやくすみ、ハリ不足が局所的に気になる方に選ばれています。
どちらの方法を選ぶべきかは、肌の悩みの種類や範囲、ご希望の効果によって異なりますので、カウンセリングの際に医師と相談しながら最適な方法を選ぶとよいでしょう。
プラセンタ注射は、上腕などへ薄い針で薬剤を注入する非常にシンプルな施術です。施術自体にかかる時間はごくわずかで、所要時間は10〜15分程度ですので、お仕事の休憩時間や通勤前、お買い物の合間など、ライフスタイルに合わせてちょっとした隙間時間にお気軽にご利用いただけます。
効果をより実感しやすくするためには、一度きりではなく継続的に注射を受けることが推奨されています。クリニックによって推奨される頻度には幅がありますが、最初は週に1回〜2回程度のペースで継続している方が多く見られます。ご自身の生活スタイルや体調に合わせて、医師と相談しながら通院頻度を決めていくとよいでしょう。
プラセンタ注射の副作用について不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。プラセンタ注射は医薬品を使用する医療行為である以上、一定のリスクが存在しますので詳しく説明します。
代表的なものとして、注射部位の発赤(赤み)や内出血、一時的な痛みやしびれが挙げられます。これらは多くの場合一時的なもので、数日のうちに自然に落ち着くことがほとんどです。また、頻度は高くないものの、体質によっては発疹や発熱、かゆみといった過敏症(アレルギー反応)が起こる可能性もあります。施術後に異常な体調の変化を感じた場合は、早めに医療機関へご相談ください。
また、プラセンタはヒトの組織(胎盤)由来の成分であるため、理論上、未知の感染症リスクを完全には否定できないという生物学的製剤特有の特性があります。そのため、製造過程では高圧蒸気滅菌や血液成分の徹底的な除去などの安全対策が厳格に行われています。実際にこれまで国内でプラセンタ注射による重大な感染症の報告例はないとされていますが、こうした背景から、プラセンタ注射を受けた方にはいくつかの注意点(次の章で解説する献血の制限など)が設けられています。
持病をお持ちの方、妊娠中・授乳中の方、アレルギー体質の方などは、施術前の問診や診察の際に必ず医師に相談するようにしましょう。当院でも、施術前にしっかりとカウンセリングを行い、お一人おひとりの体調や既往歴を確認した上で安全を最優先に施術を行っております。
プラセンタ注射を検討する際に、意外と知られていない最も重要な注意点が「献血」に関するルールです。
プラセンタ注射を一度でも受けると、その後は一生涯、献血ができなくなります。これは日本国内の厚生労働省および日本赤十字社が定める基準によるもので、プラセンタ注射に限らず、ヒト由来の組織を原料とする医薬品(生物学的製剤)を使用した場合に共通して課される恒久的な制限です。
理由としては、前述の通り「未知の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染症が将来的に発見される可能性」を万が一にも踏まえ、血液を介した感染リスクを限りなくゼロに近づけるための厳格な予防措置とされています。
これまでに国内で重大な感染症の報告例は1例もありませんが、輸血を受ける患者さまの安全性を最優先する観点からこの制限が設けられています。普段から献血に協力している方、将来的に献血の予定がある方は、この点をあらかじめ十分にご理解・ご納得された上で施術をご検討ください。
プラセンタの保険適用について調べると、「条件によっては保険が使える」という情報を見かけることがあります。これは事実であり、対象となる特定の疾患に限り保険診療として認められています。
これら特定の病気に対する治療を目的とする場合は、医師の診断のもとで保険の範囲内で注射を受けることが可能です。
一方で、しみやしわの改善、美肌・美白、アンチエイジング、健康増進や疲労回復といった目的でプラセンタ注射を受ける場合は、すべて保険適用外の自由診療(自費診療)となります。目的によって診療の仕組みや通院の枠組みが大きく異なる点を理解しておく必要があります。
当院では美容目的・コンディショニング目的でのプラセンタ注射を自由診療として提供しております。保険適用の可否についてご不明な点がある方は、診察の際に医師へお気軽にご相談ください。
プラセンタサプリやプラセンタ美容液も、ドラッグストア等で購入できる人気のアイテムです。「注射とサプリ、どちらが効果的なのか」という疑問を持つ方に向け、特性の違いを解説します。
プラセンタサプリメントは、毎日続けることによる緩やかな体調や肌質のサポートを目的とした食品です。口から摂取する(内服)ため消化吸収の過程を経る必要があり、注射に比べると吸収効率や効果の現れ方は穏やかになりますが、自宅で継続しやすくコストを抑えやすいメリットがあります。また、原料には豚や馬由来のものが多く、ヒト由来のプラセンタ注射とは成分の性質が異なります。
プラセンタ美容液は、肌の表面から直接有効成分を補う外用タイプのケアです。スキンケアの一環として、主に保湿やハリ、うるおいといった肌表面のコンディションを局所的に整える目的で使われます。
一方、プラセンタ注射は医療用医薬品(ヒト由来)をダイレクトに体内に投与するため、消化管を通らずに100%吸収されます。そのため、即効性や効果の実感という点でサプリメントや外用液とは全く異なる医療としてのアプローチになります。「すぐに効果を体感したい」「効率よく全身に栄養を補給したい」という方には注射が向いています。ご自身の目的や生活スタイルに合わせて選択するとよいでしょう。
これまでの内容を踏まえると、プラセンタ注射は次のような方に特に向いている施術といえます。
反対に、過去にプラセンタによる過敏症(アレルギー)の既往がある方や、献血制限などのリスク・注意点について十分に理解できていない状態での利用は避けるべきです。少しでも不安な点があれば、納得できるまで医師にご質問ください。
効果の実感には個人差がありますが、継続的に施術を受けることで、肌や体調の変化を維持しやすくなります。最初は週に1回〜2回程度から始め、ご自身の体調や肌の状態を見ながらペースを調整していくケースが一般的です。医師と相談しながら最適な通院ペースを決めていくとよいでしょう。
プラセンタの有効成分は体内で徐々に代謝されるため、効果の持続期間には個人差があります。一度の施術で数ヶ月〜数年も効果が持続するというものではなく、定期的な施術を重ねることによって良いコンディションを維持していくタイプの治療です。
使用する針は非常に細く、極力痛みを抑える工夫がされているため、過度に心配する必要はありません。ただし、体質によっては注射部位に一時的な赤み、内出血、軽いうずきやしこりができることがあります。これらは数日で自然消失しますが、気になる症状が続く場合はご相談ください。
妊娠中や授乳中の方へのプラセンタ注射の投与については、胎児や乳児への安全性を最優先とする観点から、当院では原則として施術を制限させていただく場合があります。必ず事前の診察時に医師へお伝えください。
基本的には注射とサプリメントの併用は可能なケースが多いですが、ご自身の体質や持病、サプリメントの具体的な含有成分によって判断が異なります。すでにサプリを利用されている場合は、診察時にお気軽にお申し出ください。
プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出した有効成分を活用し、しみ・しわ・たるみといった肌の老化現象の改善や、美肌・美白・アンチエイジング、疲労回復、二日酔いのケアまで、幅広い効果が期待できる美容医療です。
一方で、注射部位の発赤や内出血、過敏症といった副作用のリスク、そして施術後は一生涯にわたり献血ができなくなるという点も、施術を検討する上で知っておくべき極めて重要な情報です。保険適用については、更年期障害など特定の症状に対する治療を目的とする場合に限られ、美容目的や健康増進での利用は自由診療となります。サプリメントや美容液といった他の方法と比較しながら、自分に合った形でプラセンタを取り入れることが大切です。
当院では、厚生労働省認可の医薬品「ラエンネック」を使用した安全性の高いプラセンタ注射をご提供しております。お肌の悩みや日々の疲労感が気になる方は、まずはお気軽にカウンセリングからご相談ください。
プラセンタ注射をご希望の方は、どうぞお気軽にご相談ください
ラエンネック(医療用医薬品プラセンタ製剤)添付文書
あたらしい皮膚科学 第3版 清水宏
医療法人社団涼美会 理事長
【プラセンタ注射の料金(初診料・再診料込み)】
通常のプラセンタ注射(1本):770円(税込) / お顔へのプラセンタ注射:4,180円(税込)
※本ページはれいわクリニックの医師が監修しています。
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