院長による疾患解説

【ほくろ除去】見ないと損!?一番キレイにほくろを取る方法を形成外科医が徹底解説!

【ほくろ除去】見ないと損!?一番キレイにほくろを取る方法を形成外科医が徹底解説!

傷跡をできるだけ残さずキレイに仕上げるためには、ほくろの大きさや深さに合わせた適切な除去法を選ぶことが大切です。

1. ほくろをきれいに取る方法は一つではありません

ほくろを取りたい理由は患者さんによって異なります。以前からある顔のほくろを美容目的で取りたい方もいれば、徐々に大きくなった、衣服に引っかかる、痛みや出血があるなど、症状を理由に受診する方もいます。目的や状態が違えば、適した治療方法も変わります。

美容目的の場合は、ほくろを取り切れるか、くぼみや傷跡をどこまで抑えられるか、再発の可能性、必要な治療回数、費用などを総合的に検討します。一方、短期間で形や色が変化したり、繰り返し出血したりする場合は、先に診断を行うことが重要です。見た目だけで良性と決めつけて、最初から美容施術として削ることが適切とは限りません。

ほくろの切除について概要を説明している関口院長

2. 美容目的のほくろ除去で使われる主な方法

小さなほくろの除去では、皮膚を削る方法や色素に働きかける方法が選択肢になります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

炭酸ガスレーザーは、皮膚に含まれる水分へ反応するエネルギーを利用し、ほくろの組織を蒸散させる方法です。小さなほくろや盛り上がりのあるできものなどに用いられます。ただし、レーザーという名称だけで仕上がりが決まるわけではありません。照射する範囲や深さの調整が重要で、浅すぎれば一部が残って再発する可能性があり、深すぎればくぼみや傷跡が目立つ可能性があります。

色素に反応するレーザー

色素に反応するレーザーでは、黒や茶色の色調を少しずつ薄くしていく考え方があります。ほくろの種類や深さによっては、複数回の治療が必要になる場合があります。すべてのほくろを一度で除去できる方法ではないため、治療前に回数や再発の可能性を確認することが大切です。

電気メスによる削除

電気メスは、細い先端を使ってほくろの組織を少しずつ削る方法です。動画内で関口院長は、細かな操作がしやすく、ほくろの輪郭に沿って範囲と深さを調整しやすい点を利点として挙げています。当院では、診察で適応を確認したうえで、小さなほくろの美容目的の除去に電気メスを用いることがあります。

ほくろ除去に用いる炭酸ガスレーザーと色素レーザーと電気メスの違いを説明する形成外科医

3. 関口院長が電気メスを選択する理由

ほくろをできるだけきれいに取るには、必要な部分を見極め、周囲の正常な皮膚を必要以上に傷つけないことが重要です。動画内では、電気メスの細い先端であれば、ほくろの大きさに合わせて細かく動かしやすく、削る深さも調整しやすいと説明しています。

ただし、電気メスであれば必ずきれいになるという意味ではありません。炭酸ガスレーザーを得意とする医師もおり、同じ機器でも医師の経験や操作によって結果は変わります。大切なのは、機器名だけで決めるのではなく、そのほくろにどの方法が適しているのか、取り切ることと傷跡を抑えることのバランスを医師が判断できるかという点です。

細い電気メスでほくろを除去すると必要な範囲だけ削ることができる利点を説明する関口院長

4. 大きなほくろは切除して縫う方法も選択肢です

大きく盛り上がったほくろや、皮膚の深い部分まで組織があると考えられるほくろでは、メスで切除して縫合する方法が適している場合があります。切除縫合では、ほくろを紡錘形に切り取り、皮膚の内側と表面を丁寧に縫い合わせます。形成外科では、皮膚の張力やしわの方向を考え、できるだけ細い線状の傷に落ち着くよう縫合します。

また、急に大きくなった、形が左右非対称になった、色が不均一になった、境界が不明瞭になった、出血を繰り返すといった変化がある場合は、美容目的の除去方法を選ぶ前に診察を受けてください。必要に応じて切除した組織を病理検査に提出し、良性かどうかを確認します。保険適用の可否は、症状や診断、治療目的によって異なります。

大きなほくろを切除して内側と表面を縫い細い線状の傷に整える方法

5. 高額な機器や治療だから仕上がりが良いとは限りません

ほくろ除去の費用は、ほくろの大きさや個数、治療方法、麻酔、診察料、アフターケアなどによって異なります。しかし、料金が高いことや高額な機器を使用することが、そのまま仕上がりの良さを保証するわけではありません。

医療機関を選ぶ際は、表示価格だけでなく、誰が診察・施術を担当するのか、ほくろ除去の経験があるか、想定される傷跡や再発について説明があるか、術後の相談ができるかを確認しましょう。「傷跡が絶対に残らない」「必ず一回で取れる」と断定する説明にも注意が必要です。どの方法でも、赤み、色素沈着、くぼみ、盛り上がった傷、再発などが生じる可能性があります。

施術代金が高いから上手など料金では変わらないことを解説

6. ほくろ除去を受ける前に確認したいポイント

カウンセリングや診察では、次の点を確認しておくと安心です。

● 自分のほくろには、どの除去方法が適しているか
● 一度で取り切る方針か、傷跡を抑えるため複数回に分ける可能性があるか
● 赤みや傷跡が落ち着くまでの目安と、術後に必要なケア
● 再発した場合の診察や再治療の扱い
● 診察料・麻酔代・薬代を含む費用の総額
● 病理検査が必要となる可能性があるか

ほくろ除去後の傷は、すぐに完成するわけではありません。一時的な赤みや色素沈着が生じることがあり、時間をかけて徐々に落ち着いていきます。治療方法だけでなく、処置後の保護や紫外線対策など、医師から案内されたケアを続けることも大切です。

ほくろ除去を受ける前に施術を担当する医師と治療経験を確認するポイントを解説

7. 新宿でほくろ除去を検討している方へ

ほくろを一番きれいに取る方法は、すべての方に共通しているわけではありません。小さなほくろには削る方法が適することがある一方、大きさや深さ、症状によっては切除縫合や病理検査を検討します。まずはほくろの状態を診察し、治療後の傷跡と再発の可能性を含めて方法を選ぶことが重要です。

新宿新南口れいわクリニックでは、形成外科医の院長がほくろの状態を確認し、治療方法をご提案しています。JR新宿駅新南口から徒歩30秒、平日は21時まで、土日祝日は20時まで診療しています。新宿駅周辺で皮膚科・形成外科をお探しの方や、ほくろをできるだけきれいに取りたい方は、お気軽にご相談ください。

新宿でほくろ除去を検討している方へ相談を案内する関口院長