院長による疾患解説

【目の周りの白いプツプツ】稗粒腫と粉瘤の違いを院長が解説

後悔する人続出!稗粒腫を取る前に確認すべき事項を医師が解説します(新宿新南口れいわクリニック)

目の周りの白いプツプツは自己処置せず、できものの種類を確認することが大切です。

1. 稗粒腫と粉瘤は何が違う?

目の周りにできる白いプツプツである稗粒腫について解説する新宿新南口れいわクリニック院長

稗粒腫と粉瘤は、見た目に似た部分があっても基本的には別のできものです。
白く丸い小さなプツプツは稗粒腫の特徴の一つですが、黒っぽい穴のような部分があり、つまめるようなしこりになっているものは粉瘤の可能性があります。
ただし、見た目だけで正確に判断できるとは限りません。気になるできものがある場合は、医療機関で確認してもらうことが大切です。

稗粒腫とは

稗粒腫は、皮膚の浅い部分に角質がたまってできる小さな嚢腫です。
小さなビーズのような大きさで、白く丸いプツッとした見た目が特徴です。
特に目の周りにできやすく、基本的には良性のできものです。人にうつるものではなく、通常は悪性化するものではありません。

でき方には個人差があります。自然にできる場合があるほか、皮膚への刺激などがきっかけとなって生じることもあります。
医療機関では、皮膚に小さな穴を開けて内容物を取り出す方法などがあります。小さすぎるものは処置が難しい場合があります。

皮膚の浅い部分に白い内容物がたまって稗粒腫ができる仕組みを解説

粉瘤とは

粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造ができ、その中に角質や皮脂などがたまる良性の皮膚腫瘍です。
稗粒腫とは別のできもので、見分ける際の一つの目安として、黒っぽい穴のような部分があり、しこりとして触れる、あるいはつまめるような状態が挙げられます。

白く丸い小さな稗粒腫とは、外見や触ったときの特徴が異なることがあります。ただし、自己判断で粉瘤や稗粒腫と決めつけず、判断に迷う場合は診察を受けてください。

2. 稗粒腫と粉瘤を見分けるポイント

特に確認したいのは、できものの色や大きさだけでなく、「穴のような部分があるか」「しこりとしてつまめるか」という点です。
ただし、以下はあくまで受診を考えるための目安です。症状だけで診断を確定することはできません。

● 白く丸い小さなプツプツに見える
● 小さなビーズ程度の大きさである
● 目の周りにできている
● 表面に白いものが見える
● 黒っぽい穴のような部分がある
● しこりとして触れる
● できものをつまめる

白く丸く、皮膚の表面近くに小さな粒があるように見える場合は稗粒腫の可能性があります。一方、黒っぽい穴があり、しこりとして触れたりつまめたりする場合には粉瘤の可能性があります。
鏡を見て「いつの間にか白いプツプツができている」と気づくこともあります。判断できない場合は、無理に触らず医療機関へ相談してください。

皮皮膚の浅い部分に角質がたまって稗粒腫ができる仕組み

3. 稗粒腫をそのままにするとどうなる?

稗粒腫は基本的には良性のできものなので、必ず取らなければならないものではありません。
見た目が気にならなければ、そのまま経過を見るという考え方もあります。
一方、非常に小さい稗粒腫は処置しにくい場合があります。そのような場合には、経過をみてから処置を検討することもあります。

気になるからといって頻繁に触ったり、無理に押し出そうとしたりするのは避けましょう。刺激によって炎症を起こし、腫れる可能性があります。

稗粒腫を無理に触ることで皮膚の炎症や腫れにつながる可能性を解説

4. 稗粒腫は自分で取っても大丈夫?

稗粒腫を自分で取ろうとすることはおすすめできません。
稗粒腫の内容物を取り出すには、皮膚に小さな穴を作る必要があります。自宅で針などを使って処置すると、必要以上に皮膚を傷つける可能性があります。

また、不衛生な器具などを使用すれば感染につながるおそれもあります。無理にいじることで炎症を起こして腫れたり、傷あとが残ったりする可能性もあるため注意が必要です。
「白い部分が見えているから簡単に取れそう」と感じても、自己処置は避け、取りたい場合は医療機関へ相談してください。

稗粒腫は自己処置せず医療機関での処置を検討することを解説

5. 稗粒腫と粉瘤では治療方法も異なります

できものの種類によって必要な対応は異なるため、まず診察で確認することが重要です。
稗粒腫では、皮膚に小さな穴を開け、内容物を取り出す処置などがあります。非常に小さいものについては処置できない場合もあります。

治療方法によっては自由診療となる場合がありますが、稗粒腫の処置は保険診療で対応できる場合があります。
費用や一度に処置できる数は、症状や処置内容などによって異なるため、受診時に確認してください。

また、粉瘤の場合は、袋状の構造を含めて取り除く手術などが検討されることがあります。
稗粒腫と粉瘤では治療方法が異なるため、見た目だけで判断して処置するのではなく、まずできものの種類を確認することが大切です。

稗粒腫の治療方法について状態に応じた処置を選ぶことを解説

6. 稗粒腫を増やさないために気をつけたいこと

皮膚への過度な刺激をなるべく避けることがポイントです。
稗粒腫にはさまざまなタイプがあり、完全に予防できるとは限りませんが、日常的に皮膚へ強い刺激を加えないことを意識しましょう。

● 肌を強くこすらない
● 紫外線対策を行う
● 肌に合わない化粧品の使用を避ける
● 目元を繰り返し強く触らない

肌に合わないものを無理に使用せず、摩擦などの刺激をできるだけ避けることが大切です。

7. 「稗粒腫だと思っていたけれど治らない」という場合は医療機関へ

白いプツプツが気になっている場合や、稗粒腫か別のできものか判断できない場合は、自己処置をする前に診察を受けることをおすすめします。
たとえば、次のような場合は一度相談してみてください。

● 目の周りの白いプツプツが気になっている
● 自分で取ろうとしてもうまく取れない
● 黒っぽい穴や、つまめるしこりがある
● 稗粒腫なのか粉瘤なのか分からない

特に、自分で針を刺したり、繰り返し強く押したりする処置には、傷あとや炎症、感染のリスクがあります。
見た目だけでは別のできものとの区別が難しいこともあるため、無理に処置せず診察を受けることが大切です。

稗粒腫を増やさないために摩擦や紫外線などの刺激を避けるポイント

8. 新宿で稗粒腫などの皮膚症状にお悩みの方へ

新宿新南口れいわクリニックは、JR新宿駅新南口から徒歩30秒の場所にあり、目元などにできる白いプツプツ「稗粒腫」の診療・処置を行っています。
稗粒腫は基本的に良性のできもので、特に目の周りにできやすいのが特徴です。

「白い小さなできものが気になる」「自分で取ろうとしてもうまく取れない」といったお悩みについても診察しています。
無理に自分で触ったり取ろうとすると、傷あとや炎症、感染につながることがあるため注意が必要です。

当院では、稗粒腫の状態を確認したうえで、皮膚に小さな穴を開けて内容物を取り出す処置など、保険診療で対応できる場合があります。
新宿駅周辺で皮膚科をお探しの方や、目元・顔まわりの白いプツプツが気になる方は、お気軽にご相談ください。

新宿で稗粒腫や目元の白いできものについて気軽に相談できる新宿新南口れいわクリニック