院長による疾患解説

【ほくろ除去後のケア】消毒・洗浄・テープの注意点を形成外科医が解説

【ほくろ除去】意外と多い!?よくある間違い|キレイに治すために知っておきたいこと(れいわクリニック)

ほくろ除去後は傷の状態に合わせた適切なケアが大切です。

1. ほくろ除去後のケアでよくある3つの間違い

ほくろ除去後の傷の洗い方やテープによるケアを解説

ほくろ除去後は、「消毒する」「濡らさない」「乾かす」というケアが必ずしも適切とは限りません。
特に次の3点は、術後ケアで誤解されやすいポイントです。

● 傷は消毒液で消毒しなければならない
● 傷をシャワーなどで濡らしてはいけない
● 傷は乾燥させた方がよい

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

2. 間違い1|ほくろ除去後は消毒液を使った方がいい?

消毒液を使うことよりも、傷を洗浄して清潔に保つことが大切です。
消毒液の種類や使い方によっては、傷の治癒に必要な細胞に影響し、治癒を妨げる可能性があります。そのため、医師から特別な指示がない場合は、傷をやさしく洗浄し、清潔な状態を保つことが基本となります。

「傷を濡らすと感染するのでは」と心配になる方もいるでしょう。しかし、シャワーの水やお湯で傷を洗うこと自体が、直ちに感染の原因になるわけではありません。
施術後の状態や医師の指示に従いながら、石けんなどを使用してやさしく洗い、その後きれいに洗い流して傷を清潔に保ちましょう。

ほくろ除去後の傷を石けんとシャワーでやさしく洗浄する方法を解説

3. 間違い2|傷は濡らさず、乾燥させた方がいい?

ほくろ除去後の傷を意図的に乾燥させることは、一般的にはおすすめしません。
傷の状態によっては、洗浄後に医師から指示された軟膏を塗り、テープなどで覆って適度な「湿潤環境」を保つ方法があります。

ここでいう湿潤環境とは、傷を汚れたまま放置したり、膿や汚れが付着した状態を保ったりすることではありません。
まず傷をきれいに洗い、そのうえで必要に応じて軟膏を使用し、テープなどで保護します。実際のケア方法や期間は、施術方法や傷の状態によって異なるため、施術を受けた医療機関の指示に従いましょう。

洗浄したほくろ除去後の傷に軟膏を塗りテープで覆う湿潤ケアを解説

4. レーザーと切開では術後ケアが違う?

ほくろの除去方法には、レーザーや電気メスなどで削る方法のほか、切開して縫合する方法などがあります。
基本的な術後ケアでは、傷を清潔に保ち、必要に応じて軟膏やテープなどで保護することが大切です。

一方で、傷の状態やダウンタイム、必要となるケアは施術方法によって異なります。また、どの方法が適しているかは、ほくろの大きさや深さ、できている場所などによっても変わります。

「切ると必ず治るまで長くかかる」「レーザーなら必ず短期間で済む」といったイメージだけで治療方法を決めるのではなく、ほくろの状態を診察したうえで適切な方法を検討することが大切です。

ほくろ除去のレーザー治療と切開による治療方法の違いを解説

5. ほくろ除去後の化粧はどうする?

傷が治っていない間は、患部へ直接化粧をすることは避けましょう。
傷の部分にファンデーションなどの化粧品が付着すると、刺激になったり、傷の状態によってはトラブルにつながったりする可能性があります。

傷がまだ治っていない段階では、患部へ直接ファンデーションなどを塗るのではなく、医師の指示に従ってテープなどで保護することがポイントです。
化粧を再開できる時期については、施術方法や傷の治り方によって異なるため、診察時に確認してください。

6. 運動やマッサージにも注意が必要です

ほくろ除去後は、傷を強く引っ張るような動きにも注意が必要です。
傷に強い力や「テンション」、つまり皮膚を引っ張る力が加わると、傷あとが目立ちやすくなる可能性があります。

患部に強い負担がかかる運動については、施術方法や傷の部位・状態に応じて一定期間控えることがあります。必要な期間には個人差があるため、施術後の状態に合わせて医師の指示に従ってください。

また、傷の周囲を自己判断で強くマッサージしたり、揉んだりすることも避けましょう。
かさぶたができても無理に剥がさず、医師から洗浄の許可が出ている場合は、ぬるま湯や石けんなどでやさしく洗い、清潔な状態を保ちます。

ほくろ除去後の患部を引っ張る運動やマッサージを避けることを解説

7. ほくろ除去後のテープは貼りっぱなしでいい?

傷を保護するテープなどの扱い方は、施術方法や使用する製品によって異なります。
軟膏とガーゼなどで傷を保護している場合には、傷を清潔に保つため、医師の指示に従って定期的に交換します。

一方で、傷の種類や施術方法によっては、一定期間貼ったまま使用するタイプのテープや被覆材が使われることもあります。
そのため、「必ず毎日交換する」「必ず貼りっぱなしにする」と自己判断せず、施術を受けた医療機関から説明された方法でケアすることが重要です。

また、傷に強く貼り付くものを使用すると、剥がす際に皮膚へ負担がかかる場合があります。テープやガーゼの種類についても、傷の状態に合ったものを使用しましょう。

ほくろ除去後の傷をガーゼやテープで保護するケアを解説

8. 夏にほくろを取ると感染しやすい?

季節だけを理由に、ほくろ除去の可否を判断する必要はありません。
大切なのは季節にかかわらず、施術後の傷を清潔に保ち、医師から指示されたケアを続けることです。

「夏だからほくろ除去はできない」「冬なら術後ケアをしなくても大丈夫」ということではありません。
ただし、施術後は紫外線対策も重要になります。患部の状態に応じてテープなどで保護し、傷が治った後も医師の指示に従って紫外線対策を行いましょう。

季節を問わずほくろ除去後の傷を適切にケアすることを解説

9. ほくろ除去後のケアで迷ったら

ほくろ除去は、施術を受けて終わりではなく、その後に傷が治っていく期間のケアも大切です。

● 自己判断で消毒液を使い続けない
● 医師の指示に従って傷をやさしく洗浄する
● 傷を意図的に乾燥させない
● 必要に応じて軟膏を塗り、テープなどで保護する
● 傷へ直接化粧をしない
● 患部を強く引っ張る運動やマッサージを避ける
● かさぶたを無理に剥がさない
● テープや被覆材は医師から指示された方法で使用する

ほくろを除去する方法によって、傷の状態や必要なケアは異なります。また、ほくろの大きさや部位によっても適した治療方法が変わります。
術後の傷の扱い方について迷う場合は、自己判断だけでケア方法を変更せず、施術を受けた医療機関で傷の状態やケア方法を確認してください。

10. れいわクリニックからほくろ除去後のケアが気になる方へ

新宿新南口れいわクリニックでは、ほくろ除去だけでなく、施術後の傷の状態についても診察を行っています。
ほくろ除去後は、「濡らさない」「乾かす」といったイメージだけで判断せず、傷を清潔に保ちながら、施術方法や傷の状態に応じたケアを行うことが大切です。

傷の洗浄方法や軟膏・テープの使い方、化粧や運動を再開する時期など、術後のケアについて分からないことがある場合は医療機関へご相談ください。

ほくろ除去後の傷のケアについて医療機関へ相談するイメージ

11. 新宿でほくろ除去をご検討の方へ

新宿新南口れいわクリニックは、JR新宿駅新南口から徒歩30秒の場所にあり、ほくろをはじめ、ニキビ・粉瘤、湿疹、蕁麻疹、帯状疱疹、水虫など、さまざまな皮膚症状について診療しています。

「以前からあるほくろが気になる」
「ほくろを除去したいけれど、治療方法や術後のケアが分からない」

といったお悩みについてもご相談いただけます。
ほくろの大きさや状態、できている場所などを確認し、それぞれの状態に応じた除去方法を検討することが大切です。

新宿駅周辺でほくろ除去をご検討の方や、気になるほくろについて相談したい方は、お気軽にご相談ください。