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医療法人社団涼美会 理事長
新宿・渋谷の皮膚科|駅徒歩30秒・平日21時/土日祝20時まで診療
Care & Treatment治療について
粉瘤(アテローム)の治療をご検討の方へ
粉瘤(アテローム)は、皮膚の下に袋状の組織ができ、その中に角質や皮脂が溜まることで発生する良性腫瘍です。放置すると炎症や感染を起こし、徐々に大きくなることがあります。
当院(新宿・渋谷・渋谷東口)では、2025年度に3院合計1,581件の皮膚・皮下腫瘍摘出手術を実施しており
豊富な症例経験に基づき、痛みに配慮した精密な日帰り手術を全院で提供していますので、粉瘤でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下にできる良性腫瘍の一種で、正式には「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」または「アテローム」と呼ばれます。腫瘍と聞くと不安になる方もいらっしゃいますが、良性のため命に関わることはほとんどありません。しかし、自然に治ることはなく、放置すると徐々に大きくなるのが特徴です。
本来、皮膚から剥がれ落ちるはずの角質(垢)や皮脂が、皮膚の下に形成された袋状の組織(嚢胞:のうほう)の中に閉じ込められることで形成されます。
この袋は「皮脂腺(※)」や毛包から発生し、皮膚の表面に丸く隆起したしこりとして現れます。体中のどこにでもできますが、特に顔、首、背中などの皮脂腺が多い部位に多く見られます。
※皮脂腺:真皮層にあり、肌の潤いを守る皮脂を分泌する器官。
世界的な統計データに基づいた発生傾向を解説します。人種による有意な差はなく、世界共通で見られる皮膚の形成異常です。
粉瘤が発生する直接的な理由は、皮膚の下に「袋(嚢腫)」ができ、そこに本来剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が溜まってしまうことです。しかし、患者様が最も気になるのは「なぜ、自分のこの場所にできたのか?」という点ではないでしょうか。
粉瘤ができる明確な理由は解明されていない部分も多いですが、当院の外来では以下のような「物理的な刺激」がきっかけとなっているケースが多く見られます。
これらは決して「不潔にしていたから」ではありません。体質や生活習慣による皮膚の「バグ(構造上のエラー)」のようなものですので、ご自身を責める必要は全くありません。
粉瘤が気になり、ニキビのように「自分で潰して中身を出そう」とする方がいらっしゃいますが、これは最も避けていただきたい行為です。
無理に圧迫すると、皮膚の下で袋が破裂し、中身の垢が周囲の組織に漏れ出します。これが激しい異物反応(炎症)を招き、細菌感染がなくても真っ赤に腫れ上がり、激痛を伴う「炎症性粉瘤」へと悪化してしまいます。
「炎症前の今」受診するメリット
炎症が起きてからでは、袋が周囲と癒着してしまい、手術の傷跡を小さく抑えることが難しくなります。「痛みがない今のうち」にご相談いただければ、数ミリの小切開で、短時間かつ綺麗に摘出することが可能です。
市販薬では根本的な原因である「袋」を消すことはできません。新宿・渋谷周辺で「何度も繰り返すしこり」にお悩みなら、悪化して激痛に変わる前に、当院へお気軽にご相談ください。
粉瘤の症状は、初期段階では無痛のしこりとして現れることが一般的です。しかし、時間の経過とともにさまざまな変化が生じます。まず、見た目や触り心地に関する主な特徴を確認しておきましょう。
具体的には、皮膚の下に滑らかな丸いしこりとして現れます。体中のどこにでも発生しますが、特に皮脂腺が多い顔、首、背中などに多く見られるのが特徴です。また、サイズは数ミリから数センチメートルまで幅広く、放置しておけば徐々に大きくなることが多いため注意が必要です。
通常、粉瘤そのものに痛みはありません。ところが、雑菌が入り込んで炎症や感染が起こると、赤く腫れて痛みやかゆみを伴うようになります。その結果、腫れがひどくなると服の繊維が触れただけでも刺激を感じるほど敏感になることがあります。さらに症状が悪化すると、中に溜まった垢や分泌物がにじみ出たり、袋が破裂したりする場合もあります。
粉瘤には、他の腫瘍にはあまり見られない特有の臭いという特徴があります。なぜなら、袋の中には皮脂腺からの分泌物や垢が溜まっているからです。そのため、袋が自然に破けたり無理に絞り出したりすると、チーズと汗が混じったような強烈な臭いを発します。その際、中からは白色のクリーム状の液体や、カッテージチーズのようなボロボロとした物質が出てきます。
参考文献・出典
【解説】小さい粉瘤(しこり)は取ったほうがいい?
「小さいからまだ大丈夫」と放置されがちな粉瘤。実は、炎症を起こす前であれば傷跡も最小限に抑えられ、手術時間も短縮できます。迷われている方は、判断基準としてぜひこの動画を参考にしてください。
粉瘤は薬では袋を消せないため、外科的手術が根本治療となります。日帰り手術であり、保険適用のため患者様の負担も軽減されています。
良性腫瘍のため、自覚症状がない場合は「経過観察」とすることもありますが、将来的な炎症や再発のリスクを考えると、袋(嚢胞)を根本から取り除く外科的治療が推奨されます。当院では巨大なものを除き、局所麻酔による迅速な日帰り手術が可能です。
炎症がある場合はまず「切開排膿」で膿を出し、炎症を鎮めます。その後、あるいは炎症がない場合には、粉瘤を周囲組織ごと慎重に取り除く「完全切除手術」を行います。手術は30分前後で終了し、術後は消毒や抗生物質の投与、経過観察を丁寧に行います。
専用のメスで小さな穴を開けて内容物と袋を取り出す方法です。施術時間は短いですが、当院では再発防止を重視し「完全切除手術」を主にお勧めしています。手のひら・足の裏などの感染リスクが高い部位や、強い炎症・癒着がある場合には適用できません。
手術当日は飲酒や激しい運動を控え、安静にしてください。麻酔の影響があるため、手術後2時間は運転を控えましょう。洗顔やシャワーは翌日から可能ですが、抜糸(約1週間後)までは湯船に浸からないようにしてください。仕事での重い荷物運びなども、1週間程度は避けるのが望ましいです。
手術翌日から処方された軟膏とガーゼで患部を保護していただきます。通常、1週間後に抜糸を行い、2週間後に完治状態の確認と組織検査の結果説明を行います。炎症で緊急切開した場合は翌日にも受診が必要です。
原因が不明なため、確実に防ぐ方法は存在しません。清潔を保つことも大切ですが、体質に左右される面も大きいです。大切なのは、大きくなる前に受診することです。早期治療ができれば、傷口も小さく済み、炎症のリスクも抑えられます。
粉瘤と間違えやすい疾患には、脂肪腫や石灰化上皮腫などがあります。まず、これらの疾患を正しく見極めることは、適切な治療計画を立てる上で非常に重要です。なぜなら、粉瘤でないからといって放置して良いわけではなく、どの皮膚疾患も早期発見・早期治療が患者様が快適に暮らすカギとなるからです。そのため、皮膚に少しでもおかしいと感じるしこりがある場合は、早めの受診をお勧めいたします。
具体的には、脂肪腫は脂肪細胞からなる良性腫瘍で、粉瘤と比べると非常に柔らかく、指で押すと動かしやすいのが特徴です。見た目では区別が難しいこともありますが、エコー検査を行えば発生している層の違いから明確に区別が可能です。また、皮膚の深い部分でゆっくりと成長するため痛みはほとんどありませんが、粉瘤に見られるような開口部(黒点)も存在しません。しかし、自然に消失することはほぼなく、大きくなると切除後の傷跡も大きくなってしまうため、早めの外科的治療が推奨されます。
次に、お子様の顔や腕、首などに多く見られるのが石灰化上皮腫です。これは成人期に多い粉瘤とは異なり、毛根にある毛母細胞を起源とする良性腫瘍で、触ると石のように非常に硬い感触があるのが最大の特徴です。さらに、診断の際にはレントゲン撮影で石灰化の有無を確認しますが、進行具合によってはCTやMRIで周辺組織との位置関係を詳しく調べることもあります。こちらも転移や生命を脅かす心配はありませんが、自然治癒は期待できないため、やはり外科的治療が望ましいでしょう。
一方で、手首などの関節周辺にできるのがガングリオンです。内部にはゼリー状の液体が詰まった袋が形成されており、特に神経のそばにできると痛みやしびれを伴うことがあります。もし無症状であれば放置しても問題ありませんが、手を使いすぎることで大きくなったり、痛みが強くなったりする場合は治療が必要になります。治療方法としては、注射針による内容物の吸引や、繰り返し溜まる場合には手術による摘出を検討します。
「これって粉瘤?」と思ったら触らずにご相談ください
絶対におやめください。なぜなら、無理に潰すと袋が中で破れてしまい、激しい炎症を引き起こす恐れがあるからです。その結果、周囲の組織までダメージを受け、手術跡が大きくなるリスクが高まってしまいます。
はい、可能です。そもそも陰部は皮脂腺が多く存在し、加えて下着の摩擦などの刺激も多いため、非常に粉瘤ができやすい部位と言えます。そのため、違和感がある場合は恥ずかしがらずにご相談ください。
自然に治ることはありません。放置すると徐々に大きくなり、場合によっては野球のボールほどのサイズになることもあります。大きくなるほど手術の傷跡も長くなるため、具体的には小さいうちに治療を受けることをお勧めします。
体(顔以外)の粉瘤については、1.6cm以上のサイズを一つの手術推奨基準としています。ただし、ケロイドができやすい部位では状態によって経過観察を選択することもあります。その一方で、将来的な炎症リスクを抑えるには完全切除手術が最も確実な方法です。
はい、基本的には当日切除可能です。しかしながら、腫瘍の大きさや発生部位により異なる場合もございます。そのため、まずは診察の際にご相談をお願いいたします。
初診の場合、受付から検査、手術、処方まで全てを含めて1時間から1時間半程度が目安となります。具体的には、手術そのものにかかる時間は30分前後ですが、事前の説明や術後のケアも丁寧に行います。
どちらの手法にも一長一短があります。くり抜き方は小さな穴から内容物を出す方法ですが、一方で切開方はメスで確実に袋を取り除く方法です。ただし、再発防止の観点からは、袋を取り残さない全摘出が望ましいと言えます。
はい、ございます。具体的には、切開部位を皮膚の中(真皮)と外(皮下)の両側で縫い合わせる真皮縫合という手法を用います。その結果、傷跡を限りなく細い線状に仕上げることができ、より綺麗な治癒が期待できます。
3割負担の場合、初診料や検査、手術、お薬代を全て含めて1万円前後となります。また、腫瘍が特に大きい場合などは、追加で5千円程度かかることもあります。
はい、必要です。体質や部位によっては溶ける糸を使うこともありますが、基本的には手術から約1週間程度を目安に抜糸のための来院をお願いしております。
まず、数日間は飲酒や激しい運動を避けてください。次に、入浴は控えてシャワーのみに留め、傷口を清潔に保つことが大切です。さらに、処方された軟膏の塗布やテープ保護を適切に行うよう心がけてください。
医療法人社団涼美会 理事長
※本ページはれいわクリニックの医師が監修しています。
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【2026年3月2日(月)~3月29日(日)の診療時間】
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【解説】粉瘤の基本と治療
【重要】炎症した粉瘤の対処法