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アトピー性皮膚炎とは?原因・症状・治療法|効果的な予防対策まで医師が詳しく解説
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アトピー性皮膚炎とは?原因・症状から検査・治療法まで医師が解説

新宿・渋谷周辺でアトピー性皮膚炎の治療をご検討の方へ

アトピー性皮膚炎は乳幼児から成人まで幅広い年代に見られる慢性皮膚疾患であり、生活の質(QOL)に大きく影響する疾患として知られています。ここでは、アトピー性皮膚炎とはどのようなものなのか、そのメカニズムや症状、診断、治療の方法、日常生活で工夫できることなどを紹介いたします。お悩みの方や皮膚に違和感を感じた方は、早めに当院までご連絡ください。

当院の特徴

REASON

年末年始も休まず
急な肌トラブルも対応

21時まで
仕事帰りに通いやすい

全院 駅チカ
院内処方お薬をその場で

小さなお子様や
敏感肌も安心



目次 [ 表示 ]

アトピー性皮膚炎の定義と特徴

アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚の病気です。医学的には、「皮膚バリア機能の低下」「アレルギー性炎症」が組み合わさることで発症すると定義されています。

アトピー性皮膚炎の統計データ

最新のデータによれば、日本におけるアトピー性皮膚炎(atopic dermatitis)の患者数は、厚生労働省の定点調査によると約 45 万人と推測されています。

  • 1. 有病率:厚生労働省の調査では、4ヶ月児で12.8%、小学1年生で11.8%と、約10人に1人以上が罹患しています。
  • 2. 年齢:20代で約10.2%、30代で約8.3%と成人でも高い割合が見られます。近年は大人になってからの再発や発症も増えています。
  • 3. 経過:乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上の期間症状が続くものを慢性と診断します。
  • 4. 悪性化:直接的にがん化することはありませんが、放置して炎症が続くと「苔癬化(皮膚が厚くなる)」など治りにくい状態になります。
【データ出典・参考文献】

原因|なぜ起こるのか?(発症メカニズム)

アトピー性皮膚炎は、遺伝的な体質(バリア機能の弱さ)に、環境要因(刺激物質)が加わることで、免疫系が暴走して炎症が起こります。

免疫学的要因と発症メカニズム

私たちの体を守るはずの免疫が、なぜかゆみを引き起こしてしまうのでしょうか。体内の免疫チーム(Th1・Th2)のバランスが崩れ、かゆみが発生するまでのメカニズムを解説します。

本来はTh1(細菌担当)Th2(アレルゲン担当)のバランスが大事ですが、アトピー患者さまではTh2チームが強く働きすぎる(=Th2優位)状態になっています。
これにより「IgE」という抗体が増え、ダニや花粉などに過剰に反応して炎症とかゆみを引き起こします。

かゆみが発生する3ステップの仕組み:①免疫細胞(マスト細胞)からヒスタミンが放出 ②ヒスタミンが知覚神経を刺激 ③脳にかゆみの信号が伝わり認識する図解

かゆみが脳へ伝わるまでのメカニズム(ヒスタミンと神経の反応)

症状|初期症状から進行後の変化

アトピー性皮膚炎の症状は、年齢によって現れる場所や見た目の特徴が変わるのが大きなポイントです。また、湿疹の状態も「急性」か「慢性」かによって、その見た目は大きく変化します。

アトピー性皮膚炎の年齢別・部位別の特徴:乳児期の顔面湿疹、学童期の肘や膝の裏、成人のデニーモーガン線やヘルトゲ兆候の図解

見た目や体感の変化(湿疹の形態)

アトピー性皮膚炎の湿疹は、紅斑(赤み)や丘疹(ブツブツ)など、段階に応じてさまざまな形態をとります。最初はカサカサした乾燥から始まり、次第に強いかゆみを伴う症状へと進行します。

  • 急性の湿疹: 赤み(紅斑)、盛り上がり(丘疹)、小さな水ぶくれ(水疱)、掻き壊したあとのジュクジュク(浸出液)、かさぶた(結痂)。
  • 慢性の湿疹: 皮膚がカサカサして剥がれ落ちる(鱗屑)、皮膚が茶褐色に沈着する、ゴワゴワと厚く硬くなる(苔癬化)。

アトピー性皮膚炎の症状が出やすい部位

アトピー性皮膚炎は、年齢ステージごとに以下のような「皮膚が柔らかい部位」や「関節」に症状が集中する特徴があります。

  • 乳児期: 頬や口の周り、頭部などの顔面に始まり、次第に体や手足へと広がります。ジュクジュクとした浸出液が出やすいのが特徴です。
  • 小児期: 首、肘の内側、膝の裏側といった「関節の曲がる部分」、耳の付け根(耳切れ)などに定着しやすくなります。
  • 成人期: 顔(特に目や口の周囲)、首、胸、背中など「上半身」に赤みが強く出る傾向があります。長年の炎症により、皮膚が厚く硬くなる苔癬化(たいせんか)が顕著になります。

診断|アトピー性皮膚炎の診断ガイドライン

アトピー性皮膚炎の診断は、日本皮膚科学会と厚生労働省が定める最新の治療ガイドラインに基づき、問診と視診を組み合わせて総合的に行われます。

※参照:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024(日本皮膚科学会)

診断基準の3大要素

単なる一時的な湿疹ではなく、以下の要素が揃うことで「アトピー性皮膚炎」と診断されます。

  • 1. かゆみ(Pruritus):
    耐えがたいほど強いかゆみを伴います。特に入浴後や夜間の就寝時に悪化しやすく、無意識に掻き壊してしまうことが症状の悪化を招きます。
  • 2. 特徴的な皮疹と分布:
    赤み(紅斑)、ブツブツ(丘疹)、ジュクジュク(浸出液)などの皮疹が、年齢に応じた特徴的な部位(顔面、首、肘や膝の屈曲部など)に現れます。
  • 3. 慢性・再発性の経過:
    症状が良くなったり悪化したりを繰り返します。診断の目安として、乳児では2ヶ月以上、成人では6ヶ月以上症状が続いていることが基準となります。

家族歴・アトピー素因の確認

診断をより確実にするために、本人や家族の「アレルギー歴」を確認します。以下のような疾患を抱えている場合、アトピー素因があると判断され、診断の重要な手がかりとなります。

  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症含む)
  • アトピー性皮膚炎の既往
  • IgE抗体を産生しやすい体質(血液検査等で判明)

間違いやすい病気(鑑別疾患)

アトピー性皮膚炎と似た見た目でも、原因や治療法が全く異なる病気が多く存在します。これらを見極め(鑑別)、正しい治療を選択することが完治への近道です。

● 接触皮膚炎(かぶれ)

特定の金属、化粧品、植物、洗剤などの外部刺激が原因で起こる炎症です。原因物質を特定し、避けることが治療の第一歩となります。

● 脂漏性(しろうせい)皮膚炎

頭皮や顔など、皮脂の分泌が多い部位にフケ状の付着物を伴う紅斑が見られます。カビ(マラセチア菌)が関与しており、アトピーとは治療薬が異なります。

● 乾癬(かんせん)

皮膚が盛り上がり、銀白色のフケのようなカサブタ(鱗屑)を伴うのが特徴です。境界がはっきりしており、アトピーよりも「カサつき」が強い傾向にあります。

● 皮膚リンパ腫など

非常に稀ですが、湿疹に似た見た目から始まる皮膚の悪性腫瘍です。自己判断で市販薬を使い続け、診断が遅れるのを避けるためにも、専門医による早期の診断が不可欠です。

当院では皮膚科専門医が一人ひとりの皮疹を丁寧に診察し、必要に応じて血液検査等を行いながら、確実な診断を行っております。気になる湿疹が長引く場合は、お早めにご相談ください。

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治療法|当院でのアプローチ

アトピー性皮膚炎の治療は、炎症を抑える「薬物療法」と、バリアを補う「スキンケア」の2本柱で行います。

薬物療法(処方薬の種類と効果)

  • ステロイド外用薬: 炎症を素早く抑える基本の薬です。
  • 最新の全身療法: デュピクセント等、新しい治療選択肢もご提案可能です。
健康保険適用

当院は保険診療を主軸とした皮膚科クリニックです

当院の皮膚科診療実績:2025年度 年間延べ来院者数 19,763名
(集計期間:2025年1月〜12月 当院レセコンデータに基づく)

なかなか治らないアトピー性皮膚炎は継続的な通院と適切な処方が大切です。

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日常生活での注意点と予防

自宅でのセルフケア

毎日の入浴と保湿が、症状安定の鍵となります。入浴時は熱すぎるお湯を避け、石鹸をよく泡立てて手で優しく洗ってください。タオルで押さえるように水分を拭き取った後、5分以内に全身を保湿することが理想的です。

予防に効果的な習慣

  • 食事: 特定のアレルギーがない限り制限は不要です。バランスの良い食事を心がけましょう。
  • 環境: 室内のこまめな掃除、加湿器による湿度の維持(40〜60%)が有効です。
  • 衣類: 肌に直接触れるものは、低刺激な綿100%素材が推奨されます。
アトピー性皮膚炎の生活指導イメージ:適切な湿度を保つための加湿器と、乾燥や刺激から肌を守るためのスキンケア・衣類選びの重要性

肌への刺激を最小限に抑える「衣類選び」と「加湿器」

似た症状を持つ他の疾患との違い

接触皮膚炎(かぶれ)との見分け方

特定の物質が触れた場所だけに現れるのが「かぶれ」です。アトピーは体質的な要因が強く、触れていない場所や関節の内側など左右対称に広がることが多いため、分布の違いで見分けます。

脂漏性皮膚炎との見分け方

脂漏性皮膚炎は、鼻の横や頭皮など「皮脂が多い場所」に赤みやフケのようなカサつきが出ます。アトピーは乾燥が主体であり、かゆみの強さもアトピーの方が激しい傾向にあります。

アトピー性皮膚炎に関するよくある質問(Q&A)

Q. アトピー性皮膚炎の薬(ステロイド)は副作用が怖いですが、塗り続けて大丈夫ですか?

医師の指示通りに、強さと量を守って使用すれば安全な塗り薬です。むしろ「怖がって少量しか塗らない」ことが治りを遅らせ、結果的に使用期間を長くしてしまいます。当院では見た目がきれいになった後も、肌の奥の炎症を鎮めるために少しずつの回数や種類を調整し、副作用を抑えながら健やかな肌を維持する治し方をご提案しています。

Q. アトピー性皮膚炎は市販薬で治りますか?

アトピー性皮膚炎の市販薬だけで根本的に治すことは非常に困難です。市販の保湿剤は予防に有効ですが、強い炎症がある場合に自己判断で不適切な強さの市販薬を塗り続けると、皮膚が厚く硬くなる(苔癬化)などの悪化を招く危険があります。正しい診断なしに塗り薬を選ぶことは避け、まずは皮膚科を受診してください。

Q. 大人になってから突然アトピーになることはありますか?原因は何ですか?

はい、ございます。仕事のストレスや環境変化、不規則な生活が引き金となり、大人になってから発症・再発するケースは近年増えています。アトピー性皮膚炎の原因は、もともとの体質にこれらの外的要因が加わることで免疫が暴走することにあります。適切なコントロールで寛解(落ち着いた状態)を目指せますので、早めにご相談ください。

Q. アトピー性皮膚炎の根本的な原因は何ですか?食べ物やストレスも関係しますか?

アトピー性皮膚炎の原因は、一つだけではありません。主に「皮膚のバリア機能が低下しやすい体質」に、ダニ・ハウスダストなどのアレルゲンや、乾燥、汗、ストレスなどの「外部刺激」が加わることで発症します。
大人の場合は仕事のストレスや寝不足、赤ちゃんや子供の場合は食物や環境因子が引き金になることもありますが、特定の食べ物だけが原因であることは稀です。自己判断で過度な食事制限を行うと栄養不足のリスクがあるため、まずは検査で「何が刺激になっているか」を正しく見極めることが大切です。

Q. お風呂でナイロンタオルを使ってもいいですか?

お勧めしません。ナイロンタオルなどの強い刺激は、皮膚のバリア機能をさらに壊し、炎症を悪化させる直接の原因になります。たっぷりの泡を作り、素手でなでるように洗うのが最も肌に優しい方法です。

9. 当院からアトピー治療についてお伝えすること

1. ステロイド外用薬への誤解を解く

「ステロイドは強い薬だから怖い」というイメージを持たれている方も多いですが、最新のガイドラインに基づき、医師の指示通りに正しく使えば、その安全性はむしろ非常に高いものです。アトピー性皮膚炎の塗り薬として、かゆみや腫れを素早く抑えるためには不可欠なです。

最も危険なのは、怖がって「中途半端な量」を使うことです。これが再発や副作用を招く最大の原因となりますので、自己判断での使用制限は絶対に止めてください。

2. 治療中断のリスク

見た目の赤みが消え、一見「治った」ように見えても、皮膚の奥にはまだ炎症が残っています。この段階で自己判断で治療を中止すると、すぐに症状がぶり返してしまいます。医師の指導のもと、肌の状態を確認しながら、徐々に使用回数やの種類を調整していくことが、健康な肌を長く維持するための唯一の治し方です。

3. 再発時の対応

アトピー性皮膚炎は、季節の変わり目やストレスで再発することもあります。もし症状が出てしまったら、市販薬に頼る前に、早めに再診してください。初期段階でを正しく再開すれば、重症化を未然に防ぐことができます。

お忙しい中とは思いますが、大人赤ちゃんも、ひどくなってから悩む時間を減らすために、早めのご来院をお願いいたします。

この記事の監修・執筆医

アトピー性皮膚炎治療の監修・執筆:医療法人社団涼美会 理事長 関口知秀医師

医療法人社団涼美会 理事長

関口 知秀

アトピー性皮膚炎やニキビ等の一般皮膚科から、日帰り手術まで幅広く診療。
「再発させない根本治療」と、患者様のライフスタイルに寄り添ったスキンケア指導を重視。
新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日や夜間も、不安を抱える患者さまがいつでも安心して相談できる場所でありたいと考えています。

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