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医療法人社団涼美会 理事長
新宿・渋谷の皮膚科|駅徒歩30秒・平日21時/土日祝20時まで診療
Care & Treatment治療について
帯状疱疹の治療をご検討の方へ
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる皮膚疾患であり、体の左右どちらか一方にピリピリとした痛みや赤い発疹が現れるのが特徴です。「虫刺されかな?」「疲れているだけかも」と思って様子を見ているうちに、痛みがどんどん強くなってしまうことも少なくありません。特に中高年の方に多く、治療が遅れると発疹が治ったあとも長く痛みが続くことがあります。そのため、早く気づいて、早く治療を始めることがとても大切です。皮膚に違和感や痛みを感じた方は、症状が悪化する前に、早めに当院までご相談ください。
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ここでは、帯状疱疹とはどのような病気なのか、その原因となるウィルスや特徴などをお伝えします。
帯状疱疹の原因は、水ぼうそう(水痘)と同じウイルスです。
子どもの頃に水ぼうそうにかかると、そのウイルスは完全に消えるわけではなく、神経の中に静かに潜んだままになります。
そして何年、何十年も経ったあとに、免疫力が弱ったタイミングで再び活動を始めることで、帯状疱疹として発症します。

免疫力が低下する原因には、次のようなものがあります。
「特別なきっかけがないのに発症した」という方も多く、誰にでも起こり得る病気です。
神経の中に「眠ったウイルス」がいるから
子どもの頃に水ぼうそうにかかると、原因のウイルスは体から完全には消えず、治ったあとも、そのウイルスは神経の根元(神経節)に隠れて眠った状態で残ります。
イメージとしては「火事が消えたあとも、火種が神経の中に残っている」感じです。
普段は免疫の力で押さえつけられているので、何も起こりません。
しかし、多忙や疾患、またはストレスなどにより免疫力が落ちてくると、眠っていたウイルスが目を覚まし、神経に沿って皮膚へ移動して炎症を起こすようになります。
これが帯状疱疹です。だからこそ、以下のような方には帯状疱疹が起こりやすくなります。
帯状疱疹はウィルス感染です。そのため、帯状疱疹は他の人にもうつるのかどうか心配な方は多いと思います。ここでは、実際に人にうつる病気なのか、予防するにはどうしたらいいのかをお伝えします。
帯状疱疹は、体の中に元からいたウイルスが再び暴れ出した病気です。ただ、健康な方の方が一般的には強く、感染することはありません。
そのため
など、普通に生活していれば帯状疱疹が人にうつることはありません。
ただし「水ぼうそう」に注意が必要な人がいます
帯状疱疹の水ぶくれの中には、ウイルスがいます。また、睡眠不足や体調不良など、体の免疫力が弱っている方たちは一般の感染症と同じように注意が必要です。
そのため、
が水ぶくれに直接触れると、帯状疱疹ではなく「水ぼうそう」として感染することがあります。
そのため、患部に直接触れるということは絶対に止めましょう!!!
また、体調が優れない、大病や手術または退院したばかりの方たちは注意してください。
基本的に、帯状疱疹は他のウィルス性の病気と同じと考えてください。そのため、以下のことに注意して生活してください。
これで十分に予防できます。
帯状疱疹の症状は、いきなり発疹が出るわけではありません。多くの人は、次の順番で進みます。

見た目はまだ普通なのに、痛みだけが先に出るのが大きな特徴です。ピリピリした痒みにも錯覚する痛みですので、夏場はあせもや湿疹と勘違いする方も多いです。
実際に「筋肉痛かな?」「肩こりや腰痛かな?」「寝違えたかも?」と思われる方が多く、この時点で病院とは思わないため、帯状疱疹だと気づかず様子を見る人が多い時期です。
※ 風邪に似ている症状が出ることもあります。
初期が過ぎると、明らかな皮膚の異常が感じられるようになります。
これが「帯状疱疹」という名前の由来です。
かゆみと勘違いして湿疹やかぶれだと思い込み、受診が遅れるケースもあります。
違和感が続く場合は、早めの受診をおすすめします。
帯状疱疹はまんべんなく出るわけではなく、決まった場所にでます。
日常生活に支障が出やすい部位です。
※特に注意が必要です。肌の異常以外にも症状が出るので誤解されやすいのが帯状疱疹です。
顔に上記のような症状が出た場合には、できるだけ早めの受診が必要です。
次の症状がある場合は、当院までできるだけ早くご連絡をお願いします。
放置すると、痛みが長く残る後遺症につながることがあります。
基本的には、肌の異常と上記の症状が一緒に現れることが多いです。
後遺症が残る可能性があるため、早めの対応が必要です。
当院は保険診療を主軸とした皮膚科クリニックです
帯状疱疹は、発疹が出てから72時間以内に治療を開始することが重要です。早期受診が後遺症予防につながります。
当院の皮膚科診療実績:2025年度 年間延べ来院者数 19,763名
(集計期間:2025年1月〜12月 当院レセコンデータに基づく)
帯状疱疹は、多くの場合、医師の診察のみで診断が可能です。
必ずしも特別な検査が必要な病気ではありません。
皮膚の違和感やピリピリした痛みを感じたら、できるだけ早めに受診しましょう。
診断は主に「問診(症状の経過を聞くこと)」と「視診(皮膚の状態を確認すること)」で行います。
医師は次のような点を確認します。
「痛みが先に出た」という話は、帯状疱疹の大きなヒントになります。
医師は次のような点を確認します。
「片側だけ」「帯状」「痛みが強い」 この3つがそろうと、帯状疱疹の可能性が高くなります。
※自己判断は非常に危険ですので、まずは病院で受診しましょう!
この場合は、診察だけで診断がつきます。
次のようなときは、検査を行うことがあります。
補助的な検査であり、必ず行うものではありません。
見た目だけでは判断が難しいときに行います。
帯状疱疹は、症状が類似している病気がいくつかあります。そのため、医師は次の病気と見分けながら診断します。
正確な診断が、早期回復と後遺症予防のカギになります。自己判断せず、必ず医師の診察を受けてください。
帯状疱疹の治療でいちばん大事なのは、できるだけ早く治療を始めることです。特に、発疹が出てから72時間(3日)以内の治療開始がとても重要です。「少しおかしいな」「ピリピリする」と感じたら、早めの受診をおすすめします。
ここでは、帯状疱疹の具体的な治療方法についてご説明します。
帯状疱疹はウイルス感染症です。そのため、治療にはまずウイルスの増殖を抑える薬を使います。
代表的な内服薬には以下があります。
これらはウイルスを完全に消す薬ではありませんが、増殖を抑えることで症状の悪化を防ぎます。
発症直後はウイルスが最も活発に増える時期です。
この時期に治療を開始すると、
治療開始が遅れると、痛みが長期間続く帯状疱疹後神経痛へ移行するリスクが高まります。
帯状疱疹の痛みは普通のケガや炎症の痛みとは違い、神経の痛みです。そのため、治療も少し特別です。
軽度の痛みであれば、これらで十分な場合もあります。
強い痛みの場合は、次のような薬を使用します。
抗うつ薬は「神経の痛みをやわらげる目的」で使用します。
痛みを我慢すると慢性化することがあるため、遠慮せず医師に症状をお伝えください。
無理に触ると細菌感染を起こすことがあります。
清潔を保ちつつ、刺激を避けることが大切です。
不安がある場合は医師にご相談ください。
帯状疱疹は、免疫力の低下がきっかけで発症します。
無理を続けると症状が長引くことがあるため、できるだけ安静を心がけましょう。
ほとんどの方は自宅で治療できますが、次のような場合は入院になることがあります。当院では入院設備のある病院も患者さまに紹介できますので、まずは当院にて受診を受けることをおススメしています。
このような場合には、点滴による抗ウイルス治療が必要になることがあります。
重症化を防ぐためにも、早めの受診が大切です。
帯状疱疹がやっかいと言われるゆえんは、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる痛みが発疹が治っても続くことです。
帯状疱疹は、皮膚に水ぶくれができ、やがてかさぶたになって治っていきます。
しかし中には、皮膚はきれいに治ったにもかかわらず、痛みだけが長く残る方がいます。
この状態を「帯状疱疹後神経痛」といいます。

帯状疱疹は、神経の病気です。ウイルスが神経に炎症を起こすため、
その結果、傷が治っても、神経の痛みだけが続くことがあります。
たとえば、皮膚などの表面上の炎症は消えたけれど、 神経の中では、まだその炎症がくすぶっている状態です。
帯状疱疹後神経痛は、通常のケガの痛みとは異なり「神経の痛み」が特徴です。
見た目はきれいに治っているのに痛みだけが続くため、
仕事や日常生活に支障をきたすことがあります。
期間には個人差がありますが、数か月続くことが多く、
まれに年単位で続くこともあります。
特に次の方は発症しやすいとされています。
最も重要なのは、発疹が出てからできるだけ早く(72時間以内)
抗ウイルス薬を開始することです。
早期治療が、後神経痛予防の最大のポイントです。
「少しだから大丈夫」と痛みを我慢してしまう方もいますが、
強い痛みを放置すると神経がさらに過敏になることがあります。
現在の医療では、
を組み合わせながら治療を行います。
痛みは我慢せず、必ず医師に伝えましょう。
痛みが長引く場合は、
が必要になります。
一人で抱え込まず、定期的に経過を確認することが大切です。
帯状疱疹は、体の中に潜んでいるウイルスが、免疫力が低下したときに再び活性化することで発症します。
つまり予防のポイントは、免疫力をできるだけ安定させることです。
日常生活で特に大切なのは、次の3つです。
睡眠中、体は次のような働きをしています。
睡眠不足が続くと免疫機能が低下し、ウイルスが再活性化しやすくなります。
睡眠は「時間」だけでなく「規則正しさ」も重要です。
免疫細胞は、日々の食事から作られています。
特に意識したい栄養素は次の通りです。
極端な食事制限や偏った食生活は免疫力低下につながります。
難しく考えなくても、「主食+主菜+野菜」を意識するだけで十分です。
強いストレスが続くと、
という流れが起こります。
実際に「忙しい時期に帯状疱疹を発症した」という方は少なくありません。
小さなリラックス習慣を日常に取り入れることが大切です。
「少し疲れているかも」と感じたら、無理をせず体を休ませましょう。
帯状疱疹は生活習慣の見直しに加え、ワクチン接種による予防も可能です。
特に50歳以上の方は発症リスクが高まるため、ワクチン接種が推奨されています。
ワクチンには種類があり、接種回数や予防効果が異なります。
詳しくは医師までご相談ください。
帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹を予防するための注射です。
発症を完全にゼロにするものではありませんが、
といった効果が期待できます。
帯状疱疹は、体内に潜んでいる「水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)」が、
免疫力の低下をきっかけに再活性化して起こります。
ワクチンは、低下しやすい免疫機能を再び活性化させ、
ウイルスが暴れ出す前に体の防御力を高める役割をします。
現在、日本で使用されている帯状疱疹ワクチンは主に2種類です。
接種可能かどうかは、持病や治療内容によって異なります。
予防効果の高さから、近年はこちらを選択される方が増えています。
一般的には50歳以上の方が対象です。
年齢とともに帯状疱疹の発症リスクは高くなるため、
予防目的での接種が推奨されています。
比較的多い副反応は次の通りです。
多くは数日以内に自然におさまります。
重い副反応はまれですが、気になる症状があれば医師にご相談ください。
次のような方は特に接種をご検討ください。
ワクチンの種類や費用、自治体の助成制度などは地域によって異なります。
不安な点がある場合は、当院またはかかりつけ医へご相談ください。
帯状疱疹は、ピリピリ・チクチクする神経の痛みや違和感が数日続いたあと、赤い発疹や水ぶくれが現れるのが特徴です。発疹よりも先に痛みが出ることが多いため、「原因不明の神経痛」のように感じる場合もあります。
基本的には皮膚科を受診してください。発疹が出ている場合は診断がつきやすくなります。顔(目や耳の周囲)に症状がある場合は、重症化を防ぐため早めの受診が重要です。
帯状疱疹そのものが人にうつることは基本的にありません。ただし、水ぼうそうにかかったことがない方やワクチン未接種の方には、水ぶくれから「水ぼうそう」として感染する可能性があります。
発疹は通常2〜3週間ほどでかさぶたになり、自然に改善していきます。ただし、神経の痛みが長引くことがあります。
多くは発疹の改善とともに軽くなりますが、数か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」になることがあります。早期治療が後遺症予防につながります。
ゼロではありませんが、頻回に繰り返す病気ではありません。免疫力が大きく低下したときに再発することがあります。
抗ウイルス薬の内服が中心となります。発症からできるだけ早く治療を開始することで、症状の悪化や後遺症のリスクを減らすことができます。
帯状疱疹ワクチンは発症リスクを下げ、重症化や帯状疱疹後神経痛を防ぐ効果が期待されています。完全にゼロにするわけではありませんが、予防効果は高いとされています。
一般的には50歳以上の方が対象です。年齢が上がるほど発症リスクが高くなるため、医療機関での相談をおすすめします。
十分な睡眠、バランスのよい食事、ストレス管理などで免疫力を保つことが大切です。50歳以上の方はワクチン接種も有効な予防法の一つです。
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが体内に潜み、免疫力が低下したときに再び活動して起こる病気です。
年齢に関係なく誰にでも起こる可能性があります。発疹が出る前からピリピリとした痛みが現れることが多く、この初期症状に早く気づくことが大切です。
発症後はできるだけ早く抗ウイルス薬による治療を始めることで、症状を軽くし、痛みが長く残る後遺症を防ぎやすくなります。
そのため、体に違和感や痛みがある場合には、我慢せず医療機関に早めに相談しましょう。
また、生活習慣の見直しやワクチン接種は、発症や重症化を防ぐ有効な予防手段になりますので、早めの受診をおススメいたします。
医療法人社団涼美会 理事長
※本ページはれいわクリニックの医師が監修しています。
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