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脂肪腫(しぼうしゅ)とは?痛くないけど取った方がいいのか医師が解説

こんにちは。医療法人社団涼美会 理事長の関口です。
今回は「脂肪腫(しぼうしゅ)」について、症状や治療法、手術時の注意点まで形成外科の立場から詳しく解説します。

脂肪腫とは?

脂肪腫は、皮膚の下にできるやわらかいしこり(良性腫瘍)です。ぷよぷよとした触感で、触ると少し動くのが特徴です。

  • 良性腫瘍の中で最も発生頻度が高い
  • 色の変化や痛みはほとんどない
  • 発生部位は体幹(背中・お腹)、手足、お尻、首回りが多い
  • 顔にできることは稀
  • 浅い部分にできる「表在性脂肪腫」、筋肉の中など深い部分にできる「深在性脂肪腫」がある
  • 大きさは1〜5cmが一般的、まれに10cm以上になることも

注意が必要な脂肪腫

  • 多くは良性ですが、以下の場合は注意が必要です。
  • 5cm以上の大きな脂肪腫
  • 短期間で急激に大きくなる脂肪腫

通常、脂肪腫は年単位でゆっくり大きくなりますが、数か月で急成長する場合は、まれに悪性腫瘍との鑑別が必要です。

脂肪腫の検査と診断

診察や触診に加え、超音波(エコー)やMRIで位置や深さを確認します。
特に深部にある脂肪腫は注意が必要で、切除後は病理検査に提出し、良性か悪性かを確定します。

治療と手術

脂肪腫の治療は基本的に手術による切除です。

  • 多くは局所麻酔で日帰り手術が可能
  • 深部や非常に大きな脂肪腫は全身麻酔の手術が必要な場合も
  • 放置して大きくなると切除が難しくなるため、小さいうちに手術することが理想

傷跡について

形成外科での手術では、傷跡をできるだけ目立たなくするために真皮縫合を行います。
皮膚の奥の層を丁寧に縫うことで、皮膚の引っ張られを防ぎ、きれいな傷跡を残すことができます。
さらに、部位に合わせて適切な糸の太さを選ぶことも重要です。

まとめ:脂肪腫は早めの受診がおすすめ

  • 脂肪腫は良性腫瘍の中で最も多い
  • 痛みはほとんどなく、ぷよぷよとしたやわらかいしこりが特徴
  • 大きいものや急に大きくなるものは要注意
  • 手術で簡単に切除でき、病理検査で良性かを確認
  • 傷跡をきれいにするには形成外科での手術が最適

「痛くないから大丈夫」と放置せず、気になるしこりがある場合は早めに形成外科を受診してください。

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