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Care & Treatment治療について

膀胱がん
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膀胱がんとは|原因・症状・ステージ・検査・治療法を泌尿器科医が解説

膀胱がんの検査・治療をご検討の方へ

血尿や排尿時の違和感、頻尿などの症状に気づいていませんか。膀胱がんは、初期には痛みがほとんどなく、「様子を見よう」と放置されやすい病気です。しかし、目に見える血尿は体からの大切なサインであり、早期に発見できれば膀胱を温存できる可能性も高くなります。進行すると治療の負担が大きくなるため、早期発見・早期治療が非常に重要です。当院では、尿検査・超音波検査・膀胱鏡検査など必要な検査を行い、患者さまの状態に応じた適切な治療をご提案しております。気になる症状がある場合は、どうぞお早めにご相談ください。



目次 [ 表示 ]

膀胱がんとは

膀胱の役割と排尿の仕組み

膀胱は、腎臓でつくられた尿を一時的に溜めておくための袋であり、場所的には下腹部の中央、恥骨のすぐ裏側にあります。

膀胱には、約500~700mlの尿を一時的にためて、ある程度の量になったら体外に出すという働きがあります。

尿道部分の周りには、尿道括約筋を締めることのできる筋肉があり、それらが正常に機能することによって、尿が漏れるのを防いでいます。

通常では、膀胱に尿がたまってくると、その刺激が脳に伝わり、尿意を感じ、脳からの指令を受けて膀胱の筋肉が収縮し、さらに尿道を締める筋肉が緩むと、尿は尿道を通って体外に自然と排泄されます。

膀胱がんの発生部位と種類

膀胱がんは、尿をためておく臓器「膀胱」の内側の粘膜から発生するがんです。

正式にはその多くが「尿路上皮がん」と呼ばれるタイプで、膀胱の内面を覆う細胞から生じます。

膀胱がんやその他泌尿器系の癌のできる部位

日本における罹患状況

日本では中高年、とくに60歳以上の男性に多いがんとして知られていますが、女性にも起こります。

日本では比較的頻度の高いがんの一つで、特に50歳以上の男性に多く見られます。初期には自覚症状が乏しいこともあり、見過ごされやすい一面があります。

膀胱がんの特徴と再発リスク

膀胱がんは「再発しやすいがん」としても知られており、手術や治療で一度消えたように見えても、何度も再発することがあります。そのため適切な治療と継続的な経過観察がとても重要です。

膀胱がんの初期症状(特に血尿について)

最も多い初期症状は血尿

膀胱がんで最も多く見られる初期症状は血尿(尿に血が混じること)です。
目に見えて赤い血尿が出ることはもちろんですが、顕微鏡レベルでしかわからない微量血尿もあります。

血尿以外にみられる症状

自覚症状としては、トイレに行っても何となくスッキリしない、残尿感がある、排尿が近くなった、排尿痛がある(ただし必ずではない)などがあります。

こうした症状が続くようなら、一度泌尿器科を受診することをおすすめします。血尿が見られた場合、膀胱がん以外にも尿路結石や膀胱炎、前立腺肥大などの可能性がありますが、原因をしっかり調べることが大切です。

「痛みを伴わない血尿」に注意

繰り返しますが、膀胱がんの代表的な初期症状は血尿です。

ここで大切なのは、「痛みを伴わない血尿」が多いという点です。

真っ赤な尿が突然出て、びっくりして受診される方もいれば、「一度だけだったから」と様子を見てしまう方もいます。

実際の症例

68歳男性。喫煙歴あり。ある日、トイレで尿が赤いことに気づいたが、痛みもなく翌日には元に戻ったため放置。数か月後に再び血尿が出て受診。検査の結果、筋層に及ぶ膀胱がんが見つかった。

もし最初の血尿の段階で受診していれば、より早期で治療できた可能性がありました。血尿は「様子見してよい症状」ではありません。

血尿が出たら必ず受診を

一度でも出たら最寄りの泌尿器科を受診する、これが鉄則です。

健康保険適用

当院では膀胱がんの検査・診療を行っています

自己判断せず、少しでも気になる症状があれば泌尿器科へご相談ください。
早期発見・早期治療が大切です。

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膀胱がんの原因とリスク因子

膀胱がんの原因について

膀胱がんの原因は複数ありますが、はっきりと「これが絶対」というものはありません。ただ、確率を上げる要因として知られているものがあります。

主なリスク因子

  • 喫煙:
    タバコを吸う人ほど膀胱がんのリスクが高いとされ、その危険性はタールやニコチンだけでなく、尿中に排泄される有害物質によるものと考えられています。
  • 化学物質への曝露:
    工場や製造業で使われる特定の有機化学物質はリスクを上げることが示されています。
  • 慢性の炎症や感染:
    膀胱の慢性的な炎症が長期間続くと、がん化のリスクとして指摘されています。
  • 年齢・性別:
    50歳以上の男性に多い傾向がありますが、女性でも発症します。

最大のリスク因子は喫煙

特に、膀胱がんの最大のリスク因子は喫煙です。

タバコに含まれる発がん物質は血液中を巡り、最終的に尿として排泄されます。その際、膀胱の粘膜に長時間触れることで発がんリスクが高まると考えられています。喫煙者は非喫煙者に比べ、発症リスクが数倍に上がるという報告もあります。

その他の関与因子

そのほか、染料や化学薬品への長期曝露、慢性的な膀胱炎、加齢なども関与します。

リスク因子がなくても発症することがあります

ただし、「健康には気をつけていたのに」という方にも起こります。だからこそ症状への気づきが重要なのです。

一方で、リスク因子がない方でも発症することはあり、誰でも注意しておく必要があります。

膀胱がんのステージ(進行度)と生存率

膀胱がんのステージとは

がんには進行度(ステージ)があり、治療方針や予後(治療後の経過)に大きく影響します。
膀胱がんのステージは、がんが膀胱壁のどこまで入り込んでいるかで決まります。

ステージ分類の概要

  • ステージ0 / CIS: 表面にとどまり、筋肉浸潤なし
  • ステージI: 粘膜下層まで浸潤
  • ステージII〜III: 筋層への浸潤や周囲への広がり
  • ステージIV: 遠隔臓器への転移や他臓器への浸潤

ステージと生存率の関係

早期発見であれば治療の成功率は高く、5年生存率は比較的良好とされていますが、進行するほど治療が難しくなるため、早期発見・治療が大切です。

膀胱がんの検査(種類と具体的な方法)

膀胱がんの主な検査について

膀胱がんを調べるための検査は複数あります。
どれも痛みや負担を最小限にするよう工夫されています。

尿検査

尿の中の血液や腫瘍マーカーを調べます。血尿や異常細胞がないかを見ます。

超音波検査(エコー)

膀胱の内部と壁を画像で見る簡単で痛みの少ない検査です。

膀胱鏡検査

専用の細いカメラを尿道から挿入し、膀胱の内側を直接観察します。
がんが疑われる部位の組織採取(生検)も同時に行えます。

CT・MRI検査

がんの広がりや他臓器への転移を調べるために使われます。

検査を受ける際の注意点

検査によっては多少の不快感を感じることがありますが、がんの診断に重要な情報を与えてくれます。

健康保険適用

当院では膀胱がんの検査・診療を行っています

血尿や排尿時の違和感など、気になる症状がある場合は早めの受診が大切です。膀胱がんは早期発見・早期治療により、膀胱を温存できる可能性が高まります。症状が軽くても放置せず、お早めにご相談ください。

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膀胱がんの治療・手術(種類と具体的な方法)

膀胱がんの治療方針について

膀胱がんの治療は、ステージや患者さんの全身状態によって使い分けられます。

筋層非浸潤がんと筋層浸潤がんの違い

膀胱がんは、がんが膀胱の壁のどこまで入り込んでいるかで大きく2つに分かれます。

  • 筋層非浸潤がん: 表面にとどまるタイプ
  • 筋層浸潤がん: 筋肉まで入り込むタイプ

内視鏡的切除(TUR-Bt)

表面に限局したがんであれば、膀胱鏡を使って内視鏡的に切除します。
日帰り〜短期入院で済むことが多いです。

筋層非浸潤がんであれば、内視鏡手術(TUR-Bt)でがんを削り取る治療が基本になります。
入院期間も比較的短く、膀胱を温存できるケースが多いです。
ただし再発率が高く、定期的な膀胱鏡検査が必要です。

膀胱全摘手術

筋層浸潤がん(筋肉まで入り込むタイプ)の場合は、膀胱全摘手術や抗がん剤治療を組み合わせた治療が検討されます。
治療の負担は大きくなりますが、近年は手術技術や薬物療法の進歩により、治療成績は改善しています。

がんが深く進んでいたり、再発を繰り返す場合は膀胱を全て取り除く手術を行います。
術後は尿路変向が必要になります。

化学療法・免疫療法

進行がんや再発予防に抗がん剤や免疫チェックポイント阻害剤を用いることがあります。
体への負担を考慮しつつ、効果的な薬物治療を組み合わせます。

経尿道的レーザーアブレーション(TULA)

この手術方法は、半導体レーザーによる膀胱腫瘍の蒸散を行う術式であり、
TULAは術後のカテーテル留置期間と入院期間を短縮し、安全に施行できることが示唆されています。

治療方法の選択について

治療は患者さん一人ひとり異なるため、専門医と相談しながら最も適した方法を選んでいきます。

【データ出典・参考文献】

女性の膀胱がんの特徴

女性にも起こる膀胱がん

統計的に男性に多い膀胱がんですが、女性でも決して少なくありません。

血尿を月経や膀胱炎と誤認しやすい点

その特徴としては、血尿を月経血と勘違いしやすく、女性では血尿が他の原因で見落とされがちなので、注意が必要です。

女性は膀胱炎を起こしやすいため、「また膀胱炎かな」と思って市販薬で様子を見るケースがあります。しかし、抗菌薬でよくならない血尿や排尿痛が続く場合は注意が必要です。

実際の症例

55歳女性。排尿時違和感と血尿。近医で膀胱炎と診断され抗菌薬を内服するも改善せず、紹介受診。検査で早期の膀胱がんが見つかり、内視鏡手術で治療。

「いつもの膀胱炎と違う」と感じたら

「いつもの膀胱炎と違う」と感じたら、一度詳しい検査を受けることが大切です。

特に、感染症(膀胱炎)との鑑別が重要で、女性は膀胱炎を起こしやすいため、症状の継続や再発がある場合は膀胱がんの可能性も念頭に置いて検査を受けるべきです。

女性で診断が遅れやすい背景

一般に、症状は男女で大きく異なりませんが、社会的な受診行動の違いで診断が遅れることもあります。

新宿で泌尿器科をお探しの方へ(受診の目安とご案内)

受診の目安となる症状

血尿や排尿異常が1〜2週間以上続く、あるいは目に見える血尿が一度でもあった場合は、まずは泌尿器科で相談しましょう。
新宿には泌尿器科を標榜する病院・クリニックが多数あります。

泌尿器科を選ぶ際のポイント

受診する際は、最寄り駅からのアクセス、保険診療の対応、検査機器が整っているか、泌尿器専門医の在籍などを基準に選ぶと安心です。

予約制や初診時の持ち物(保険証・紹介状など)を事前に確認しておくとスムーズです。

血尿は放置しないでください

血尿が確認された場合は放置せず専門医を受診しましょう。

膀胱がんは、早期発見・早期治療が何より大切であり、血尿という分かりやすいサインを出してくれるがんです。
そのサインを見逃さなければ、早期発見が可能です。逆に「痛くないから大丈夫」と放置してしまうと、進行してから見つかることもあります。

特に注意が必要な方

喫煙者は膀胱がんの発症リスクの重大な要素であり、特に注意が必要です。

また、膀胱がんは再発しやすいため継続フォローが重要です。

最後に

診察室でよくお伝えするのは、「血尿は体からのメッセージです」という言葉です。
日常生活で少しでも気になる症状があれば、早めに泌尿器科で相談してください。
それが将来の選択肢を広げることにつながります。

健康保険適用

当院では膀胱がんの検査・診療を行っています

「痛くないから大丈夫」と自己判断せず、少しでも気になる症状があれば泌尿器科へご相談ください。
早期発見・早期治療が将来の選択肢を広げます。

泌尿器科診察のご予約はこちら

よくある質問(Q&A)

Q. 血尿が一度だけ出ましたが、すぐ受診したほうがいいですか?

はい。目に見える血尿(肉眼的血尿)が一度でもあった場合は、症状が消えても泌尿器科を受診することをおすすめします。痛みがなくても、膀胱がんなど重大な疾患が隠れている可能性があるため、自己判断で様子を見ないことが大切です。

Q. 膀胱炎との違いはどう見分ければよいですか?

膀胱炎では排尿痛や頻尿、残尿感などがみられ、抗菌薬で比較的早く改善することが多いです。一方で、抗菌薬を服用しても血尿や症状が改善しない場合や、繰り返す場合には、膀胱がんなど他の疾患の可能性も考え、詳しい検査を受ける必要があります。

Q. 女性でも膀胱がんになることはありますか?

はい、男性に多いがんではありますが、女性でも発症します。女性は血尿を月経と勘違いしたり、「いつもの膀胱炎」と思い込んで受診が遅れることがあるため、血尿や症状の長期化がある場合は注意が必要です。

Q. どのくらい症状が続いたら受診すべきですか?

血尿や排尿時の違和感、頻尿などの症状が1〜2週間以上続く場合は、早めに泌尿器科を受診しましょう。また、症状が軽くても目に見える血尿があった場合は、期間に関わらず受診をおすすめします。

Q. 喫煙は膀胱がんと関係がありますか?

はい、喫煙は膀胱がんの重要な危険因子の一つです。たばこに含まれる発がん性物質が尿中に排泄され、膀胱粘膜に長時間接触することで発症リスクが高まると考えられています。喫煙歴のある方は特に注意が必要です。

Q. 膀胱がんは治りますか?

早期に発見された場合は、内視鏡手術などで治療が可能であり、良好な経過が期待できます。ただし再発しやすい特徴があるため、治療後も定期的な検査と継続的なフォローアップが重要です。

Q. 痛みがなければ様子を見ても大丈夫ですか?

膀胱がんによる血尿は、痛みを伴わないことが少なくありません。「痛くないから大丈夫」と放置してしまうと、発見が遅れる可能性があります。違和感や血尿があれば、早めに専門医へ相談することが大切です。

この記事の監修・執筆医

膀胱癌治療の監修・執筆:医療法人社団涼美会 理事長 関口知秀医師

医療法人社団涼美会 理事長

関口 知秀

過活動膀胱や頻尿などの一般泌尿器科診療をはじめ、性感染症(性病)検査・治療、前立腺疾患や泌尿器がんの早期発見まで幅広く対応。
患者様一人ひとりの症状や生活背景に寄り添い、丁寧な診察とわかりやすい説明を大切にしています。
新宿・渋谷の3拠点にて、土日祝日や夜間診療にも対応し、お忙しい方でも受診しやすい体制で質の高い医療を提供しています。

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