こんにちは。れいわクリニックの関口です。
今回は、目のまわりや頬にできる白い小さなブツブツ「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」について解説します。
見た目が気になって「ニキビかな?」「自分で潰してもいいのかな?」と思う方も多いですが、自分で触るのは絶対にNGです。
稗粒腫は、医療機関で安全に・きれいに除去できます。
稗粒腫は、皮膚の下に角質(ケラチン)がたまってできる白い小さな袋状の腫瘤です。
主に目のまわりや頬、こめかみなどの皮膚が薄い部分にできやすく、直径1〜2mm程度の白い粒がポツポツと現れます。
見た目は白ニキビに似ていますが、毛穴や皮脂腺とは関係がありません。内部には「膿(うみ)」ではなく、「角質のかたまり」が詰まっています。そのため、ニキビ用の薬やスキンケアでは治りません。
稗粒腫は、皮膚の表面が何らかの原因で閉じてしまい、角質が外に排出されず皮膚の下にたまってしまうことで発生します。
完全に防ぐのは難しいですが、保湿や紫外線対策で肌を整えることが予防につながります。
「白いから押せば出るんじゃないか」と思ってピンセットや針で取ろうとする方がいますが、これは非常に危険です。
といったリスクがあります。特に目のまわりは皮膚が薄く、跡が残りやすい場所です。必ず医療機関で安全に処置を受けましょう。
治療はとてもシンプルで、小さく切開して中の角質を取り出すだけです。形成外科や皮膚科で行われる「圧出法(あっしゅつほう)」という方法です。
処置は数分程度で終了します。跡もほとんど残らず、翌日にはメイクも可能です。
稗粒腫の除去は、保険診療で対応できる場合が多いです。形成外科や皮膚科で「良性の皮膚腫瘍」として処置が行われ、自己負担はおおむね 1,000円前後(3割負担)です。
数が多い場合は、10個ほどを一度に取って、経過を見ながら複数回に分けて治療することもあります。一方で、美容目的で「美容外科」で処置すると、自費診療で数万円以上かかるケースもありますので注意が必要です。
「高額な美容治療でなくても、きれいに・安く取れる」これが稗粒腫治療のポイントです。
処置後は、傷を保護するために軟膏とテープを使用します。1〜2日で赤みは落ち着き、1週間ほどでほとんど目立たなくなります。
しっかりケアすれば、跡も残らずきれいに治ります。
稗粒腫は完全に防ぐことは難しいですが、次のようなスキンケアで再発を防ぐことができます。
乾燥による角質の蓄積を防ぎます。
紫外線ダメージはターンオーバーを乱します。
アイメイクやクレンジングの際に強くこすらないよう注意。
同じ場所に繰り返しできる場合は、皮膚の状態を医師に確認してもらいましょう。
「形成外科」または「皮膚科」で対応可能です。
目の中(結膜)にできている場合は「眼科」ですが、まぶたや頬など皮膚表面の稗粒腫は形成外科・皮膚科が専門です。
れいわクリニックでは、保険診療で稗粒腫の除去を行っており、短時間で痛みも少なく、きれいに治すことができます。
当院では、稗粒腫の保険診療による除去を行っています。美容外科に行かなくても、短時間・低コストできれいに治療できます。気になる白いブツブツがある方は、お気軽にご相談ください。
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▲ 10:00-14:00 16:00-20:00
※当院は完全予約制ではございません。初診の方もご予約なしでの診察可能です。
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